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珪藻土(けいそうど)外壁の特徴とメリット・デメリット

珪藻土

■珪藻土外壁の特徴




珪藻土というのは、珪藻と呼ばれる植物性プランクトンが化石になり、水底で泥土(でいど)化したものです。
湖や海の底で取ることができ、古くから火鉢や脱臭剤などに使われています。
この珪藻土の特徴は、とても細かい穴が無数に存在することです。
その直径は2~50ナノメートルと肉眼では見ることができません。
珪藻土外壁はこの穴により、湿気が強い日は湿気を吸い、乾燥してくると溜めていた湿気を放出する機能があるので、常時調温の効果があります。
さらに、自然的に調温してくれることで、温度調節にも優れた機能を持っているのです。
ですから、結露や温害を防止することに期待できる外壁と言えます。

■珪藻土外壁のメリット

・防火対策

珪藻土は不燃物なので防火性が高いです。
昔の日本家屋は紙と木でできており、家事で全焼してしまうことは珍しくはありませんでした。
しかし、貴重品を収納する蔵は珪藻土を使った防火壁にしていたのです。
また、万が一、火事で燃えてしまっても自然資材なので有毒ガスを発生せず、周囲への環境汚染リスクも少ないと言えます。
他にも近隣で火事がある場合、防火性能と二酸化炭素の吸収により、二次被害を最小限に抑える効果にも期待できるでしょう。

・防音と遮音性能

珪藻土外壁は防音と遮音性に優れています。
なので、交通量の多い道路に面した立地でも、音を気にせず快適に暮らすことが可能です。
また、生活音などが近所へ音漏れすることを軽減することもできます。

・においや健康状態

珪藻土外壁にすることで料理やペットの臭いが減ったり、カビが生えにくくなったりするというメリットがあります。
また、天然素材なので断熱性、気密性が高い家でも、シックハウス症候群などの健康被害もほとんどないことも大きなメリットと言えるでしょう。

■珪藻土外壁のデメリット

珪藻土外壁は無数の穴が特徴ですが、そのせいで衝撃に弱いという性質も持ちます。
そのため、激しい雨に当たるとヒビ割れてしまう可能性があるのです。
なので、台風が多い地域では向いていない外壁と言えます。
強度を高めるために、他の壁土材と一緒に使われることが多いです。
しかし、中にはほんのわずかしか珪藻土が含有されていないものもあり、これでは珪藻土外壁とは言えないでしょう。
また、泥汚れなどが付かない場所で使われるのが望ましいです。
外壁なのでどうしても汚れが付きますが、水などで洗い流せない汚れの場合は高圧洗浄が必要になります。
ですが、その衝撃にも珪藻土外壁は弱く、寿命を縮めてしまう恐れがあるので注意が必要です。

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