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長く住める家へ、介護リフォーム時は外壁塗装も行っておこう

介護リフォームと外壁塗装

現在、日本人のおよそ3人に1人は高齢者という時代がやってきました。
少子高齢化が進む中で、高齢者が暮らしやすい家づくりというものが大切になってきます。
我が家がある方の多くが30歳前後でマイホームを建てたという方も多いでしょう。
しかし、若い時には気付かなかった点が今になって老後や介護的に問題があるのではないかと思う部分も増えてくるのではないでしょうか?
介護リフォームを行うことで、より長く住める家づくりを行うことができます。
また、外壁塗装も介護リフォーム時にやっておけばより長く住める家にすることができるのです。
今回は、介護リフォームと外壁塗装についてご紹介します。

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介護リフォームに向けて準備しよう!

まずは介護リフォームについて知っていきましょう。
介護リフォームをする上で大切なことをご紹介します。

■介護をされる人だけではなく、介護をする人にとっても住みやすいリフォームを

介護リフォームは、基本的に加齢によって体が不自由になった人、介護を必要とする人に向けて住みやすいように配慮された家づくりを行っていきます。
しかし、介護をされる人のことばかり考えていてはいけません。
介護をする人にとっても住みやすい家であるべきなのです。
例えばトイレに介護をサポートする介護機を設置し、要介護者がトイレをしやすいようにリフォームしたとします。
介護リフォームによって要介護者がトイレをしやすくなりましたが、介護機によってスペースが圧迫されてしまい、介助する人がなかなか入りづらくなってしまう、また介護をする人がトイレをする時や掃除するのも狭いので一苦労になってしまったというケースが考えられます。
要介護者にとっては問題ないですが、介護をする人の立場から見るととても使いにくいトイレになってしまうのです。
介護をする側も介護をされる側も、どちらも使いやすい介護リフォームをすることが大切と言えるでしょう。

■将来をイメージした介護リフォームを行う

現状特に問題がなくても、いつ介護が必要となるか分かりません。
そのため、介護リフォームを行う場合、将来をしっかりとイメージし、家の中で不都合になってしまう部分はないかどうかを調べておく必要があります。
せっかく介護のためのリフォームを行ったのに、後から不便に感じる部分を見つけてしまうと、また依頼しなければいけないという面倒さや、家を空ける必要があるため仮住まいへ引っ越さなくてはいけなくなってしまいます。
このような状況にならないためにも、介護リフォームは1回で済むように問題点は全て見つけておくようにしましょう。

■介護リフォームはどんな流れで行われる?

では、介護リフォームを行う際にどのような流れで進めていくのでしょうか?

要介護・要支援の認定を受けた人がいる状況で介護リフォームを行う場合、まずはケアプランの作成から入ります。
担当のケアマネジャーと相談しながら介護リフォームを含めて今後の介護について話し合い、ケアプランを作成していきます。
もし、将来のために介護リフォームを行うのであればケアプランを作成する必要がありません。
ただし、どんな介護を行っておいた方が良いのかという点はしっかりとイメージしたり、専門家に相談したりするようにしましょう。

次に介護リフォームを依頼する業者を選びます。
多くのリフォーム業者は介護に関するリフォームも行っているのですが、外壁塗装も行えるリフォーム業者を選んでおくと一括にまとめてできるので便利です。
なぜ外壁塗装と介護リフォームを一緒に行う方が良いのかは、下記の【介護リフォーム時に外壁塗装も行うべき?】にて詳しくご紹介しています。

見積もりも確定し、業者との契約を結んだら工事が開始されます。
家全体をリフォームするのであれば、仮住まいを用意する必要があるので注意しましょう。
工事が終わったら介護保険や助成金などの申請書類を作らなくてはなりません。
基本的に改修完了確認書や工事費内訳書、領収書などが必要です。
各自治体に必要な書類が何か確認してから作成を始めると良いでしょう。
申請手続きが終われば全て完了となります。

玄関・廊下・階段を介護リフォーム

玄関や廊下、階段などは、住居スペースではないものの利用頻度も高く、介護リフォームにとって欠かせない部分です。
どのように介護リフォームを行った方が良いのでしょう?

■玄関の介護リフォーム

今まで玄関というのは靴やアウトドア用品などの収納を最優先に考えられていましたが、介護リフォームで重要となるのはゆとりのあるスペースとなります。
なぜ、ゆとりが必要なのかというと、例えば介護とまでは行かなくても歳を取って体が若い時よりも不自由になってしまった場合、玄関で靴を履く・脱ぐ作業というのはかなり大変なものです。
座ることで脱ぎ履きは楽になりますが、座るところを作るためにはそれなりのスペースが必要となります。
また、座るためには体を曲げたり体の向きを変えたりしなくてはならず、意外と体を動かします。
さらに車いすなどを使用する場合も、車いすが入るスペースはもちろん、サポートしてくれる人も身動きが取れるくらいのスペースは必要です。
そのため、介護リフォームでは比較的余裕のある玄関スペースを確保するようにしましょう。

■玄関のリフォームポイント

玄関のリフォームポイントは、上記で述べたようにスペースを作ることの他にも、様々なポイントがあります。
例えば、上がり框の段差がある場合、あまり高くならないようにしておくことが大切です。
この段差は意外と高いため、低めにしておかないと1段でも上り降りが辛くなってしまいます。
また、玄関に腰掛けできるベンチを設置しておくと良いでしょう。
シューズボックスに関しては手の届きやすい範囲に作ることが大切です。
収納を重視して高く作っても、将来的に手が届かなくなってしまう場合もあります。
さらに、玄関の床材や手すりを滑りにくい素材にしておくと、雨が降った日でも転倒のリスクを抑えることができます。

■廊下の介護リフォーム

昔の家の廊下は部屋よりも暗く、また外に近い部分であったため寒かったり床の素材によっては滑ってしまうなど、あまり良い印象を持たれない方も多いかと思います。
このような環境は、高齢者にとって悪いものが多く、転倒して寝たきりになってしまう可能性も高いのです。
そのため、介護リフォームの際に廊下を撤去するのも一つの考え方と言えます。
ただし、廊下がないことで部屋を仕切るのが難しくなってしまうことなどのデメリットも生じてしまうので気を付けましょう。

■廊下のリフォームポイント

廊下をリフォームする場合は、やはりそれなりにスペースを確保する必要があります。
最低でも車いすが動きやすいくらいのスペースは必要です。
また、廊下に生活用品などをストックしておける場所を作っておくと、買い物から帰ってすぐに物を片付けられるので部屋のあちこちに片付けに行かなくても済むようになります。
ただ、廊下にストックできるような収納を作るのであれば、手の届きやすいところまでの範囲で作っておきましょう。

廊下に設置する手すりは、廊下と馴染んで目立たない素材にすると、バリアフリーを感じさせずオシャレさを演出できます。
住み続けるためにも機能性はもちろんですが、見た目にも満足できる介護リフォームを行うべきです。
床材に関しては転倒してもなるべく痛みの少ないようにクッション性の高いものを選んでおくと安心できるでしょう。
また、照明は天井に付けるだけではなく、足元を照らすものを設置しておくと便利です。
高齢者は夜中にトイレに起きる回数も増えるので、転倒しないように足元は特に明るくするようにしましょう。
オススメは人感センサーを取り入れた照明です。

■階段の介護リフォーム

階段は、高齢になると使いにくい、転倒の危険性があるとして、介護リフォームでもマイナスなイメージを持たれる方は多いのではないでしょうか。
しかし、現在2階建ての自宅を平屋建てにするのはリフォームではなく建て替えになるほど大規模なリフォームになってしまいます。
ですから、階段は残しておきつつ楽に上り降りができる方法を検討した方が良いでしょう。
例えば、エレベーターを設置したり階段にレールを付けて上り降りする昇降機を設置したりすることを考えてみましょう。

■階段のリフォームポイント

階段のリフォームポイントとしては、先程のエレベーターや昇降機の設置以外にも手すりや踏み外さないための滑り止めを行っておいた方が良いです。
手すりは片側でも十分ですが、両側にあると両手で支えられるようになるので、より安定します。
また、手すりを設置する時は階段よりも少し長めの位置から設置しておくと利用しやすくなるでしょう。
段差の部分には滑り止め以外にも素材に気をつけてこちらも廊下同様にクッション性の高い素材を使っておくと安心できます。
踏み面を大きく取ることで安定性もグッと増すことができます。
階段は高齢者にとってリスクがあるものですが、だからと言って撤去することだけを考えず活用方法を考えていきましょう。

このように、玄関や廊下、階段などの介護リフォームで生活のちょっとした場面を楽にすることができます。
なるべくこういった部分はリフォームを検討してみましょう。

水回りを介護リフォーム

毎日の生活で使う水回りは、介護リフォームをする際に忘れてはいけない部分となるでしょう。
使いやすくすることで、毎日の暮らしがラクになります。

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■キッチンの介護リフォーム

食事をするためには毎日キッチンを利用します。
そのため、使いにくいと様々な苦労があるでしょう。
そこで、キッチンの介護リフォームのポイントについて紹介していきます。

・ガスにするか電気にするかを考えよう

コンロにはIHとガスの2種類があります。
近年ではIHの家庭が多くなってきましたが、高齢者にとってはどちらが使いやすいのでしょうか?
長年ガスを使用していた人にとっては、ガスの方が使いやすいと考えますが、将来のことを考えるとIHの方がオススメです。
ガスコンロはガスなので火を使用します。
そうすると火の消し忘れによって、火災が起きる危険もあるのです。
自分では大丈夫と思っていても、目を離した隙に危険な状態になることもあり得るので注意が必要なのです。
また、掃除が大変というデメリットもあります。
IHは表面が平らで突起物がないので、汚れてもサッと拭くだけなので家事の短縮にもなります。
そして何よりも火を使わないことがIHのメリットとなるでしょう。
フライパンや鍋を乗せなければ熱くなることはないですし、上に物が乗っていなければ自動的にスイッチが切れて熱さがなくなります。
火を使わない分、リスクが減るので家族にとっても安心することができるでしょう。

・使いやすい水栓に取り換える

近年は様々な水栓の種類があります。
考え事をしていたり、他の家事をしていることで水道を止め忘れる人も多いです。
そういった時には自動水栓がオススメです。
手をセンサーに近づけることで、水が自動的に流れるため出し忘れの心配がありません。
また、蛇口だとひねる作業に手こずる高齢者が多いのです。
力が必要となるので、水が出しにくくなり家事での負担となってしまいます。
また、タッチ式の水栓もあります。
センサーに軽くタッチすることで水が出てくるので、力を使うことがありません。
自分が使いやすい水栓にして、家事の負担をなくしましょう。

・シンク下のスペース

介護リフォームでは、シンクの下にスペースを設けることが多いです。
理由としては座ったままでも家事がしやすいことでしょう。
椅子を置いておくことで、お皿を洗ったり食材を切ることも座りながら行えます。
負担を少なくすることができるのでオススメです。

・高さに気を付ける

高齢者になると、腰が曲がってしまい高さのあるところには手が届かないことがよくあります。
車いすでの生活でもそうでしょう。
収納が高い位置にあると物を取りにくくなってしまうので、リモコンで操作ができる昇降式の収納などを設置すると便利です。
また、レンジフードに関してもリモコンで操作ができるものもあるので、ショールームなどで確認してみましょう。

・食器洗浄機の導入

食器洗いは家事の中でも意外と時間が掛かる作業です。
油汚れやこびり付いた汚れは、手作業で行うと地からも使うので苦労することも多いでしょう。
そういった場合には、食器洗浄機を導入してみましょう。
水の無駄であると考える人も多いようですが、節水タイプのものが多いので安心ですし、ご飯を食べた後に動きたくない場合でも自動で洗ってくれ、ゆっくりと休むことができるので安心です。

■浴室の介護リフォーム

1日の疲れを取り除ける浴室をリフォームするためには、どのようなことをすると快適になるのでしょうか?

・扉のタイプに気を付ける

浴室のドアには様々な種類があります。
介護を考えた時には開閉をしやすい「引き戸」がオススメです。
内開きタイプは高齢者にとってデメリットが多いので気を付けましょう。
内開きの戸は一歩後ろに引かなければ開けることができません。
そのため、何らかの理由で倒れた場合にドアが開けられなくなることが考えられるのです。
浴室は狭いこともあり、人が倒れてしまうと引き戸や折れ戸では開きにくくなってしまうことが報告されています。
ヒートショックの影響で、お風呂で脳梗塞になり倒れる人も多いです。
引き戸であればスムーズに開け閉めができるので、万が一の場合でも安心でしょう。
また、間口が広いので車いすの場合でも通りやすくなります。

・段差に気を付ける

高齢者は少しの段差でも躓いてしまいます。
車いすであるとなおさら段差での支障が多くなります。
フラットタイプの床にリフォームをするほか、浴室用のすのこを取り付けて手軽にリフォームすることも可能です。

・浴室の床は滑りやすい

浴室の床は水やお湯だけではなく石けんの泡などもあるので大変滑りやすくなっています。
乾きやすい素材のものと交換したり、滑り止めを施すなどして対策を講じましょう。

・手すりを取り付ける

お風呂では、身体を洗ったり浴槽に入る際に体勢を変えることが多い場所です。
捕まる部分がないと立ち上がる際に不安定になり、転んでしまう危険もあるので、手すりを取り付けましょう。
手すりがあることで浴槽にも入りやすくなるだけではなく、出やすくなるのでオススメです。

・細かな部分も介護リフォーム

浴室では浴室用の椅子を利用する人が多いでしょう。
なので、顔を洗う時には洗面器を使用する人が多く、洗面器を置く台がないと床に置くことになるので手が届きにくく不便に感じることが多いです。
そのため、台を設置することで腰を使う心配もなく洗いやすくなるでしょう。
また、シャワーに関してもスライド式のものにすると便利です。
椅子や自分の使いやすい位置に簡単に移動させることができるので、使いやすくなります。
また、スライドさせる棒は手すりとしても使えるので便利です。

・万が一のことを考えた機能

お風呂では、急に体調を崩したり怪我をする恐れもあります。
そうした場合に、大声で叫んだとしてもシャワーの音でかき消されて家族には声が届かない場合もあります。
そういった場合には「浴室インターフォン」がオススメです。
ボタンを押すだけでリビングやキッチンにいる家族に知らせることができるので、緊急の場合でも安心です。

■トイレの介護リフォーム

トイレは介護のことを考えると必ずリフォームをした方が良いでしょう。

・広さのあるトイレにする

トイレはスペースが狭い場合が多いです。
ですが、車いすでの生活や介護が必要になった場合には、広さがないと不便になってしまうのです。
扉は引き戸にして間口を広くし、便器の位置は車いすを横付けできるよう端に寄せましょう。

・手すりの設置

トイレにも手すりが必要になります。
便器に腰をかける時、立ち上がる時に手すりがあることで便利となりますが、両脇に設置してしまうと狭く感じてしまうこともあるので気を付けましょう。
手すりの位置を間違えてしまうとトイレットペーパーが取りにくくなったりと不便なこともあるので、設置する前にしっかりと確認することが大切です。
また、体重を掛けるので丈夫なものが良いでしょう。

・新しい機能がついていることで不安も

近年、様々な機能が付いたトイレが販売されています。
自動水洗であったり自動で掃除をする機能が付いているものから、自動で蓋が開くものなどたくさんの機能がついていることで、覚えなくてはいけないことが多くなり疲れを感じてしまうこともあるのです。
そのため、間違った使い方をすることもあるため、使い慣れた機能が付いたトイレの方が使いやすいことも多くあるでしょう。

・ヒートショックに気を付ける

冬場はトイレでもヒートッショックに気をつけなければいけません。
小さめサイズの暖房器具を設置したり、夏場に冷房機能を設置するのも良いでしょう。

水回りの介護リフォームには、使いやすい機能を付けることで介護が必要になった時に生活が便利になります。
暮らしやすい家づくりを考えることが大切となるでしょう。

介護リフォーム時に外壁塗装も行うべき?

自宅での介護が必要になると、まず真っ先に考えるのが介護しやすいように住宅リフォームをすることではないでしょうか?
段差をなくすためにバリアフリーにしたり、浴室やトイレに手すりをつけたり介護用にリフォームしなければいけない箇所が多いものです。
しかし、意外と見落としがちなのが介護リフォームのタイミングで外壁塗装を行うということです。
では、介護リフォームと同時に外壁塗装をするメリットとは一体何なのでしょうか?

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■リフォームはまとめて行った方が費用の削減につながる

一般的にリフォームの工事は、不具合が出た箇所を個別に工事するよりも一度にまとめて行った方が費用を抑えることができます。
例えば水まわりのリフォームで考えた場合、最初はキッチン、それが終了したら浴室、洗面所、トイレというような流れでリフォームすることになれば、当然その都度打ち合わせ、材料調達、職人確保などの作業工程が必要になるため費用も発生してしまいます。
別々の工事によってその分工事内容が増えることもあり、どんなタイミングでも担当の職人が対応できるとも限りません。
しかし、一度に工事をしてしまえば打ち合わせの段階から最終工程まで段取りを踏むことができるので余計なコストを抑えることができるのです。
足場を設置しなければならない場合は、一回の設置で数ヶ所のリフォームを一度に済ませることができるので断然費用が安くなるでしょう。

■工事期間を短縮できる

水まわりの工事をそれぞれ別で行うと打ち合わせ~リフォーム完成まで数ヶ月あるいは1年近くかかる場合があります。
まとめて工事を行うということは、最終的にリフォームが完了するまでの工事期間を把握することができるだけでなく、リフォームごとに立ち入る専門の職人が必要な作業を一気に行うことができるので、工事のための準備や時間を短縮することができます。
介護リフォームは、介護度にもよりますができるだけ早い介護環境を求める状況が多いので、工事期間が長くなるということはその分精神的なストレスの負担も大きくなってしまうことでしょう。
地域などによっては、天候的に厳しい時期を迎える環境になることも考えられるため、要介護者のためにもできるだけ早く快適な環境を整えておくことが重要だと言えるでしょう。

■介護リフォームを行うタイミングで外壁塗装も検討しよう

屋根の張り替えや外壁塗装を行う場合は、足場を組んで作業する場合がほとんどです。
足場の設置費用は、建物の規模や大きさにもよりますが一般的に15~25万円もの費用が必要になります。
せっかく高い費用を出して足場を組むのであれば、同時にリフォームできる工事を行ってしまえば費用を節約することができます。
また、介護リフォームでは介護保険制度によって最高20万円までの補助を受けることができます。
介護のために自立して生活しやすい住まいにしたい、要介護者がケガを負わないようにリフォームしたい、介護負担を減らしたいなどの目的のために受給できる制度です。
外壁塗装によるリフォームは適用外となりますが、手すりの設置や段差の解消、浴室の滑り止め防止や床材の変更、洋式便器への取替えなど多くのリフォームに適用されるので全体費用を少しでも軽減させることにつながるでしょう。

■介護リフォームの業者は外壁塗装を行っていることが多い

外壁塗装は一種のリフォームに分類されるので、施工を請け負うリフォーム業者も多いでしょう。
塗装を専門にしている職人がいれば施工の質も期待できますし、塗装することで外観が美しくなる以外に家全体の保護性能を高めることができます。
外壁の塗装作業は、普段なかなか確認することができない屋根や外壁の高い部分の状態チェックを行える機会でもあります。
同時に雨どいの修理や窓枠、屋根のコーキング処理など普段行き届かない場所をメンテナンスできるチャンスにもなるでしょう。

■長く住み続けるために…

外壁塗装は家を守るための重要な役割であることをご存知でしょうか?
外壁を塗り替えることと家が保護されることは関係ないことのように思われがちですが、強い紫外線や雨風など過酷な環境から逃れられているのは外壁塗装によってできた塗膜のおかげなのです。
この塗膜は非常に薄い膜でできていますが、3回程度の塗装によって外からのダメージを防ぐことができます。
防水性能や断熱、遮熱性能が含まれている塗料もあるので外壁塗装することによって、屋内の環境にも影響してきます。
断熱や遮熱効果があれば、厚い夏でも室内が過ごしやすくなるので介護される側もする側も家の中を快適に過ごすことができるでしょう。
外壁のメンテナンス時期は、一般の人では目安がつきにくいのでプロの目で判断してもらうことが必要です。
介護リフォームとあわせて行うことで長く住み続けることができ、まとめて工事することで費用を安く済ませられるというメリットが出てきます。

耐用年数の大きい塗料選び

外壁塗装の耐用年数は、塗装した塗料がどのくらいの期間外壁を保護してくれるのかという目安を指しています。
耐久年数などとも言いますが、様々な要因によって期間も変わってくるものです。
では、どのような要因で耐用年数は決まってくるのでしょうか?

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■耐久性、耐候性の高さ

シリコン塗料やフッ素塗料は、高い耐久性・耐候性を持っているのでその分耐用年数が長くなっています。
シリコンかフッ素かにもよって違いますが、塗料のグレードによっても大きく変わってくるでしょう。
塗料内にどれくらいシリコンが含まれているか、フッ素の含有率によっても違ってきます。
塗装する面の材質がサインディングボードであるか、モルタルなのか、ALCパネルなのかによっても左右されるでしょう。

■下地や旧塗料の状態

外壁塗装を塗り替える際には、今まで塗装されていた塗料をどのように処理するかによって新しい塗装の耐用年数が変わってきます。
旧塗料をしっかりと剥がされているかによって塗料の塗膜の付き方にも影響してきます。
目荒らしや高圧洗浄でどれだけ外観の状態を良くするかによっても塗装状態を大きく左右させることになるでしょう。
そんなに高性能な塗料を使用しても、しっかり塗料が剥がされていなかったり、完全に洗浄が行き届かなかったりすれば目安となる耐用年数まで持たない可能性があります。
反対にそんなに高性能な塗料でなくても、下地処理が丁寧にしっかりと行えていれば綺麗な状態で長持ちさせることができるでしょう。

■耐用年数に見合った外壁状態であるか

外壁塗装は最低でも数十万円の費用が必要になる工事です。
足場を設置したり、下地処理を行ったり、天候やタイミングをみて慎重に行わなければならないためその分費用もかかります。
そのため、かかった費用を耐用年数で割って減価償却する場合もあります。
具体例をあげると、100万円の外壁塗装工事であった場合その外壁塗装が10年だとすると、100万円を10で割れば、毎年10万円づつ会計していく計上になります。
一度で100万円を支払うという計算ではなく、耐用年数を目安に外壁が保たれているかどうかという考え方になるのです。

■耐用年数を長くするために

耐用年数は色々な要因によって長くなったり短くなったりするということは理解していただけたかと思います。
フッ素塗料だから、シリコン塗料だから

年は長持ちするということだけにとらわれず、できるだけ長持ちするために塗装をしっかり定着させる必要があるのです。
外壁塗装は専門業者に施工してもらうものですが、下地処理がしっかり行われているか、3度以上の塗装を繰り返しているか確認することは自身でも最低限行えることではないでしょうか。

耐用年数をより長くすることで、それだけメンテナンスの費用もかかりにくく、メンテナンスの回数自体を少なくさせることができます。
メンテナンスが面倒と考えるのであれば、メンテナンス1回を重視してメンテナンスがなるべくかからないようにするべきです。
介護リフォームで長く住める家にするなら、メンテナンスがあまりかからないように外壁塗装も長い耐用年数になるように最適な方法で行うことが大切です。

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