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そもそも屋根塗装は必要?

家の外壁は段々変色してきたり、塗装が剥げてきたり、もしくはヒビが入っているなど、見えやすい分とても気になりますよね。 しかし、屋根の塗装を気にされる方はあまりいらっしゃらないと思います。 屋根は外壁と違ってほとんど見えませんし、外壁塗装だけで十分と考える方も多いようです。 ですが、外壁塗装はもちろん、屋根塗装も見た目だけではない重要な役割を果たしているのです。

■塗装の目的は見た目だけではなかった!?

外壁や屋根には塗料が塗られますが、これは見た目を良くするためだけではなく、家を守る働きも担っています。 例えば塗料を塗ることでそこに塗膜と呼ばれる膜ができ、それが雨水などを防ぐことによって外壁や屋根は長持ちします。 水が家の建材に含まれてしまうと腐食しやすくなり家全体が傷む原因となってしまいます。 これは雨だけではなく紫外線によるダメージも減らすことが可能です。 ただ、塗膜は時間が経つにつれて剥がれていってしまうので、定期的に塗装を行う必要があります。 これは外壁だけではなく、屋根にも言えることです。

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■屋根は重症化しやすい?

上記にもありますが、外壁は目に見えやすい分変化に気付きやすいのですが、屋根に上がることはほとんどないため、なかなか屋根の変化に気付くことができません。 いつの間にか塗装が剥がれており、そこから雨水が入り込んで屋根の建材を腐食させ、気がついた頃には屋根がボロボロになっていた・・・というようなケースも実際にあります。 屋根は外壁よりも雨や紫外線などを浴びやすく、劣化も外壁に比べて早いと言われています。 例えば外壁塗装では10年近くもつと言われているシリコン塗料を使っても劣化の具合を見ると8年程度で塗り替えなくてはいけなくなってしまうことがあるのです。 そのようなことが起こらないようにするためにも、定期的にメンテナンスを行うことが大切です。 自分で確認することが難しいのであれば、無理せず業者に依頼しましょう。 ちなみに粘土瓦などを利用している場合、屋根塗装は必要ありませんが、洋風デザインで人気のスレート屋根の場合は10年ごとに塗り替えを行う必要があると言われています。

屋根材の種類、それぞれの特徴

屋根材は非常に様々な種類のものが使用されていますが、中でもよく使用されている屋根材があります。 それぞれの特徴を抑えることで、自分の屋根材はどうなのか、メンテナンスはいつ頃必要となってくるのかということが見えてきます。

■スレート系

スレートは日本語で「粘板岩」という地層を作っている岩のことを言います。 実際に粘板岩を使用している屋根もあり、そういったものが天然スレート、天然ではなく人工的に作られたものが人口スレートと呼ばれています。 天然スレートは原石をそのまま加工しているので色合いなどは不揃いなものの、とても風情がある屋根になります。 一方人口スレートは塗料を使って粘板岩のように見せることが主流となっており、塗料を使っているものを化粧スレートと言います。 化粧スレートが一般化されるまでは、スレートの素材といえばアスベストでした。 アスベストなどを混合してプレスにかけたものを屋根材として使用していたのですが、アスベスト問題が議論されるようになり、現在はアスベストを使った屋根は作られていません。 また、アスベストの他にもセメントで作られたスレートなども存在しています。
スレート系の特徴として、屋根材自体がとても軽く施工しやすいというメリットがあります。 しかも初期費用が安く洋風の家にもマッチしているので新築を見てみるとスレート系の屋根のことが多く見受けられます。 ただし、スレート系は薄いスレートの板を重ね合わせていくもので、上から塗料をそのまま塗ってしまうとスレート同士がくっついてしまい、水はけが悪くなってしまう場合があります。 水はけが悪くなるばかりではなく、毛細管現象が発生してしまい建材の中へ水が入り込んで建材を腐らせる原因となってしまいます。 このような事態を回避するためにスレートの間を金属ヘラを使って隙間を作る「縁切り」が必要となってきます。

■セメント系

セメント系は瓦屋根なのですが、通常の瓦とは違い焼き上げて成形するのではなく、コンクリートを作る時と同様に化学反応を利用して成形した瓦なのです。 塩害に強いと言われており、海に囲まれた沖縄などでは利用者も多く見受けられます。 粘土に比べるとどうしても軽くなってしまうため、あまり強度は強くないと言えるでしょう。

■粘土系

粘土系は日本人が昔から馴染みのある瓦屋根によく使われている屋根材で、粘土を瓦の形に成形し焼き上げたものをいいます。 この粘土系は1000度以上にもなる超高温で焼き上げることにより、雨や紫外線などといった耐候性に優れており、寿命も屋根材の中で一番もつとされています。 ただし、そんな粘土系にも欠点はあります。 それは高額だということです。 瓦一つ一つを焼き上げて作っているため、とても手間がかかってしまいその分他の屋根材と比べて高額になってしまうのです。

■金属系

金属系も瓦屋根に使用されている屋根材です。 ただし粘土よりも遥かに軽く、屋根の負担を軽減させることができます。 粘土瓦の場合、重さが非常にあるので地震などが起きてしまうと落ちてくる危険性がありますが、金属瓦は地震が起きたとしても軽いので落下の危険性は低くなります。 また、その軽さを活かし元々あった屋根をそのまま葺き替えすることなく取り付ける「カバー工法」と呼ばれる方法も可能です。 今まで金属屋根というとトタン屋根のような鋼板に亜鉛メッキが施されているものだったのですが、現在ではガルバリウム鋼板という亜鉛とアルミニウムが含まれている鋼板が金属屋根の大半を占めています。 金属は熱が伝わりやすく断熱材を施さないと夏場、室内にも影響が出てしまったり、雨音などが響きやすいといったデメリットも存在しています。

上記の4種類の屋根の内、塗り替えが必要となるのは粘土系以外のスレート系、セメント系、金属系の3つです。 ただし、これは塗装に関してのことを言っており、決して粘土系はメンテナンスをしなくてもいいということではありません。 粘土系も含め、様々な屋根材はきちんとメンテナンスを行う必要があるので注意しましょう。

屋根塗装のタイミングと3つのポイント

「うちは雨漏りをしていないからまだ大丈夫」と思っている方も多いかもしれませんが、雨漏りをしていないからといって屋根塗装が必要ないというわけではありません。 屋根塗装を行う最適なタイミングは、周辺環境や屋根材によっても異なりますが、大体8~10年までの間に屋根の塗替えを行っておくと良いでしょう。 さらにタイミングを図るならやはり屋根の状態を一度チェックしておいた方が分かりやすいです。 下記はそんな屋根に表れている劣化のポイントをご紹介しています。

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■釘抜けや浮き、剥がれがある場合

スレート系や金属系の屋根の場合、一番上の部分に「棟板金」というものが設置されています。 気温の変化などによって家が膨張と収縮を繰り返していると、この棟板金から釘が抜けてしまうことがあります。 これをそのままにしておくと、サビが出来てしまったり、棟板金が浮いてしまい下地がむき出しになってしまう場合もあるのです。 セメント系の場合、瓦を固定させるために漆喰を利用するのですが、経年劣化していくと徐々にヒビが入ってしまったり剥がれが出てきて瓦を固定する力が弱くなってしまいます。 すると今までは何ともなかった風や地震でもズレや落下などにつながってしまう恐れがあるのです。 このように、釘抜けや浮き、剥がれは重大な被害につながる可能性があるので、出来るだけ早く業者に依頼するようにしましょう。

■苔やカビが発生している場合

屋根に苔やカビが発生してしまうのは、屋根の塗料が剥がれて防水性がなくなってしまったことで苔やカビが発生してしまいます。 すぐにどうにかしなくてはならないというわけではありませんが、そのままにしておくと耐久性に影響を及ぼす可能性も否定出来ないので、なるべく早めに屋根塗装を行った方が良いです。

■屋根が色褪せている場合

屋根の色が以前と比べて褪せてしまっている場合、塗装の劣化が既に起こっている状態です。 屋根の色褪せだけで塗装はチェックすることができるということも表しています。 こちらもすぐに屋根塗装が必要というわけではないですが、知らないうちに劣化が進行していることや、美観も損ねてしまっているため早めに塗装業者へ相談するようにしましょう。

上記の3つのポイントがもしも屋根に表れてしまっている場合は、屋根の劣化が進行していることにつながっているため、屋根の塗装業者に依頼し、確認してもらうことが大切です。 塗装業者は屋根を塗る仕事だけではなく、ヒビ割れや屋根材の剥がれなどにもきちんと対応してくれるので、まずは塗装業者に問い合わせ、屋根が今現在どんな状態になっているか、自分の目だけでは判断できない部分も詳しくチェックしてもらうと良いでしょう。

屋根塗装で使われている塗料は、外壁塗装の塗料と同じ?違う?

屋根塗装で使われている塗料と外壁塗装で使われている塗料は、一緒に塗ることができる塗料も存在しますが、実は塗料は分けた方が良いと言われています。 理由としては、メーカーによって屋根用の塗料には紫外線による影響を少なくするために紫外線に強くなる塗料を使っているためです。 もちろん外壁も紫外線の影響を受けるので紫外線に強くなる塗料が使われていることもありますが、分量として多くなるのは、やはり屋根用の塗料と言えます。 それでも丈夫な屋根用の塗料を使ったとしても、外壁塗装と同じタイミングで屋根塗装を行った方が良いでしょう。 なぜなら足場や人件費などの費用が外壁と屋根を同時にやるのと、2回に分けてやるのとでは違ってくるからです。 足場を作るためにはある程度の数の作業員が必要となります。 そのため、足場を作ることにも費用が発生してしまうのですが、外壁と屋根を分けてしまっては2回足場を作らないといけなくなってしまうので、出来れば外壁と屋根は同じタイミングで塗替えを行った方が値段も安く抑えることができます。 もしも外壁塗装を考えているという方は、外壁だけではなく屋根を、また反対に屋根塗装を行おうかと考えている方は、外壁にもぜひ目を向けてみてください。

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屋根塗装の適正価格はどのくらい?

屋根は外壁よりも雨や紫外線が当たりやすい部分であるため、劣化が特に激しい部分です。 なので、約10年に1度は再塗装が必要だと言われています。 では、屋根塗装に掛かる適正価格はどれぐらいなのでしょうか。 一般的な30坪、屋根が80平米の住宅を例に価格をご説明します。

■塗料別の適正価格について

・シリコン系塗料の場合

シリコン系塗料は耐久性が高いことから、主流の塗料となっています。 現在の建物で主流となっているコロニアル屋根やトタン屋根の場合、1平米辺りの単価が1,800~2,000円前後です。 80平米の屋根塗装の総額は144,000~160,000円前後となります。 一方、寿命が長く色落ちも少ない屋根瓦を塗装する場合は、2,500~3,500円前後です。 総額にすると、200,000~280,000円前後になります。 単価を見ても、シリコン系塗料はコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

・ウレタン系塗料の場合

塗膜が柔らかく仕上がるのが特徴的なウレタン系塗料は、価格や機能性としてはバランスの良い塗料です。 しかし、シリコンよりも耐用年数が短いので、定期的な塗り替えが必要になります。 塗料の単価は、コロニアル屋根、トタン屋根の場合、1,500~1,700円前後です。 総額にすると120,000~136,000円前後となります。 屋根瓦の場合は1,800~2,000円円前後で、総額が144,000~160,000円前後です。 セラミック塗料であると、最大単価が2,500円前後になります。

・フッ素系塗料の場合

耐熱、耐寒性があり、汚れにくい特徴のフッ素系塗料は、主にビルや橋梁などに使われています。 しかし、機能性が高いことから一般住宅でも使用されはじめ、シリコン系塗料と同様に主流となっている塗料です。 コロニアル屋根、トタン屋根、屋根瓦、どれも単価は3,500~4,500円前後となります。 より耐久性のあるセラミック成分を含んだ塗料の場合は、最大単価5000円前後です。 屋根塗装の総額は、280,000~400,000円前後となります。 フッ素系塗料は多機能で耐用年数も最大20年前後ということもあり、シリコン系塗料と比べても高単価と言えるでしょう。

・断熱塗料の場合

次世代塗料として注目されているのが、断熱塗料や光触媒塗料です。 しかし、光触媒塗料は外壁のみに使われる塗料なので、屋根塗料では断熱塗料が使われます。 コロニアル屋根とトタン屋根の場合は、単価が3,500~4,500円前後です。 屋根塗装の総額は、280,000~360,000円前後となります。 屋根瓦の場合は少し単価が上がり、4,000~5,000円前後です。 総額にすると320,000~400,000円前後となります。 他の塗料と比べて機能性が高いため、単価もやや高いのが断熱塗料の特徴とも言えるでしょう。

屋根塗装の見積もりに入る費用とは?

屋根塗装にかかる費用は使用する塗料だけではありません。 では、見積もりの費用にはどんなものがあるかご説明します。

■費用にかかる項目について

・足場

屋根塗装を安全に、そして品質良く仕上げるためにつくられるのが足場です。 足場に掛かる費用は、足場面積や延べ床の面積から算出するなど、業者によって異なってきます。 また、足場づくりは専門性が高いものなので、塗装業者で行えない作業である場合はやや高額な費用になってしまうことも多いです。 しかし、単価自体はどこの業者でも変わりなく、1平米あたり500~1500円前後が妥当な相場と言えます。

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・マスキング

マスキングは、塗装しない部分に塗料が付着しないように保護するものです。 塗装面を傷つけないように、すぐに剥がせるマスキングテープを使用します。 また、下に置いてある自動車や自転車などにビニールのシートを被せたりするのもマスキングです。 隣の家と距離が近い住宅の場合、隣家に塗料が付着しないように考慮して飛散防止ネットなども使用します。 マスキングに掛かる単価相場は1平米あたり100~500円前後です。

・高圧洗浄

高圧洗浄は塗装前に、屋根のコケやカビなど汚れを落とす作業です。 塗膜の状態によっては特殊な洗浄を必要とする場合もあるので、その場合は単価が上がってしまうこともあります。 1平米あたり単価相場は100~300円前後です。

・下地処理

屋根にヒビ割れや掛けていたりする場合は、雨漏りを防ぐために補修が必要です。 主にシーリング材を使いってヒビ割れを埋めていきますが、トタン屋根など金属屋根の場合にはケレンを使って補修が行われます。 1平米あたりの単価相場は100~1000円前後ですが、錆など屋根の状態によっては単価が上がる場合もあります。

・下塗り

仕上げ塗料を塗る前に行われるのが下塗りで、シーラーやプライマーという塗料を塗る作業です。 仕上げ塗料の密着性を高める接着剤のような役割があり、単価相場は使用する塗料によって変わります。

・中塗りと上塗り

仕上げ塗料の工程では、中塗りと上塗りと最低で2回の塗装が行われます。 こちらも塗料によって単価が異なり、費用として一番大きく左右する部分です。 また、業者によっては下塗りと併せて単価を決めている場合もあります。

・縁切り

スレート屋根の場合は、仕上げに縁切りという作業が行われます。 塗装時に屋根材の隙間に塗料が入り込んで埋まってしまうため、カッターやタスペーサーと呼ばれる器具で隙間をつくる作業です。 縁切りの単価相場は1平米あたり200~500円前後になります。

・管理費や諸経費

管理費や諸経費とは、塗装工事以外にかかる費用です。 主に交通費や安全管理費などがこれに含まれます。 これらの費用は単価設定はなく、見積もり総額の5~10%前後で定められていることが多いです。

屋根塗装で失敗しないためのコツ

屋根は紫外線や雨などが特に当たりやすい部分なので劣化も早いので、屋根塗装でしっかり修復することが住宅の寿命を延ばす上で大切なことです。 しかし、屋根塗装では意外にもトラブルが起きやすいリフォームと言われています。 では、屋根塗装で失敗しないコツをご紹介します。

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■塗料について考える

屋根塗装で使われる塗料は、単価も違えば、性能や耐久性も大きく異なります。 コスパの良い塗料なら安い費用で屋根塗装を行うことができますが、その分耐用年数も短めなことが多いです。 なので、耐用年数が経過するごとに塗り替えが必要となってしまいます。 一方、耐久性が良い、断熱性や遮熱性があるなど機能性が優れている塗料は高単価です。 しかし、コスパの良いものと比べると塗り替えまでの年数が長いというメリットがあります。 様々な塗料があるので、自宅の状況に合わせて最適な塗料を選択しましょう。

■塗装のタイミングを考える

塗装業者によっては訪問販売を行ってくる業者もありが、中には悪徳業者も多いのも現状です。 屋根塗装にははっきりとしたタイミングはなく、ほとんどがご家庭の好みで良いでしょう。 しかし、屋根の劣化が進むほど、リフォームの際に掛かる費用は高額になってしまうケースが多いです。

・屋根にツヤがなく、色褪せがある
・コケやカビによって緑や赤色に変化している
・屋根の汚れがひどくなっている
・塗料のはげや亀裂が入っている
・屋根に触ってみると粉が付いた

このような症状に心当たりある場合は、症状が悪化しないうちに再塗装した方が良いでしょう。

■施工手順の確認

塗装業者へ屋根塗装を依頼する際は、必ずどの手順で工事が行われる確認しましょう。 家の規模によって異なりますが、平均的に工期は約12日前後と言われています。 極端に工期が短い場合は手抜き工事であるケースもあるので、施工を事前に確認しておくことが大切です。

・工事前後に近隣へ注意喚起やあいさつ回りを行う
・敷地内や隣家へマスキングはしっかり行われるのか
・高圧洗浄に掛かる時間や乾燥時間を事前に確認
・亀裂の補修や塗装の回数、縁切りが行われるか確認
・工事後の点検や後片付けがしっかり行われるのか

上記の点をチェックポイントに、施工を確認すると安全に塗装工事を行うことができるでしょう。

■見積書を比較してチェック

屋根塗装が行われる前に見積書が提示されます。 その見積書を確認する際、単価が異常に高い場合は注意が必要です。 しかし、素人には当然相場単価を見極めるのは難しいと言えます。 なので、2~3社ほど相見積もりをしてもらうのが良いでしょう。 見積もりの際にも、他社に相見積もりをお願いしていることを事前に話しておけば、相場以上の金額が提案されるリスクを抑えることが可能です。 また、見積もりを比較すれば、相場の目安にもなります。

屋根塗装を行った人の声

今まで屋根塗装について色々とご紹介してきましたが、実際に屋根塗装はどのように行われているのか、屋根塗装をされた方の体験談を見てどんな流れなのかを見てみましょう。

【体験談その1】

まだ私が若かった頃。 新築の一軒家を35年ローンで購入しました。 それから早何十年という月日が経過し、子供たちも巣立っていきました。 夫婦2人だけの生活になり時間にも余裕が出来たので、家の周辺を掃除する事にしました。 壁や建物の周辺は簡単に綺麗になりましたが、屋根だけはどうしようもありませんでした。 年齢が年齢なだけに高所での作業はな・・・と思い、屋根だけは業者に依頼することにして、一番手軽なリフォームである屋根塗装をお願いしました。 依頼した数日後、実際に作業に入る前に今の屋根の状態を見るために担当者が自宅に来ました。 調査が終了した後、見積もりを出され、特に問題もなかったので、そのまま工事の契約を行い、細かな日程を決めていきました。 その際、担当の方は細かく丁寧に色を選ぶ時のポイントや価格設定の説明をしてくれました。 そして工事当日。 作業員が来て、足場を組んでから屋根に上がって行きました。 それから高圧洗浄機で汚れやゴミなどを洗い流してくれました。 それだけでもかなり綺麗になったような気がしました。 ちなみに、洗浄するには条件があり、住宅街のように密集している場所では出来ない場合があるとのことでした。 その際には業者に確認してみることをお勧めします。 そこから作業はどんどん進んでいき、屋根全体の半分までいった時。 急に雲行きが怪しくなってきて、ついには雨が降り出してしまいました。 これでは作業は中断するしかないということで、この日はやむを得ず中断しました。 翌日は朝から晴れていたので、作業は遅延することなく進みました。 昨日の雨で当初予定していた工期よりも延長してしまったから、もしかして追加料金を払うことになるのではないかと思っていましたが、見積もり通りの金額で変わりありませんでした。 天気に左右されながらも丁寧な対応と作業で、我が家の屋根が見違えるぐらい綺麗になりました。 屋根の雰囲気が変わったことによって、自宅全体の印象も明るくなったし、誰かを招待するときにちょっと自慢できそうな気がします。 各業者によっては作業日程や価格、お店に対する信用面などが異なっているので、比較サイトを参考にしてみた方が、より納得できるかと思います。 場合によっては見積もりが高くなったり、逆に費用を低く抑えられるかもしれません。 何十年と家を守ってくれる屋根を大事にすることで、ますます我が家に対する愛情が深まったような気分になりました。

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【体験談その2】

私の実家は築40年以上にもなる物件です。 雨もりがひどく、業者に依頼して見てもらったところ、劣化が激しいから屋根の塗装を検討してくださいと言われました。 これ以上、劣化を進めたくないと思い、いくつかの塗装会社に見積もりをだしてもらい、金額的に一番納得できる会社に決めました。 依頼をしてから数日後。 会社の担当者と名乗る人物が屋根の現状調査に来ました。 やたら細かいところまで見るんだな~と思いながら話を聞き、実際にどのように工事を進めていくのか説明を受けました。 塗料にもいくつか種類があり、金額もばらばらでした。 私たちは耐久年数が8~10年のものを選びましたが、そこの会社では25年も耐えうる塗料を取り扱っているとのことでした。 また、私たちが住んでいる地域は冬季の寒さが尋常ではないぐらい厳しい上に、乾燥もひどいので、こういった悪条件にも対応している塗料を用意してくれた点も良かったです。それだけでかなり心強かったです。見積もりを受け取る時、天候が雨でなかなか作業が進まなかった場合はどうなるのかと聞いたところ、追加料金は発生しないので、見積もり通りの金額になるとのことで安心しました。 そしていざ工事当日。 来てくれた作業員の方たちはベテランと呼ぶにはあまりに若い方たちばかりで、多少不安を覚えました。 ですが対人マナーも良く、作業も丁寧に進めていただきました。 梅雨に入る前には工事を終わらせてほしかったので、どのくらいの期間になるか気になっていましたが、終わってみると約10日ぐらいでした。 おかげで屋根も綺麗になり、外観の印象が全体的に明るくなりました。 私の実家は位置的に分かりにくいところにあるので、人に説明する時も苦戦していましたが、簡単に説明できるようになったのでかなり楽になりました。 気分も変わって家族内の会話も心持ち増えたような気がします。 最終的な工事費では値引きがされていたので、見積もり時よりも安くなっていたので驚きました。 各業者によって工事の内容が違うので、きちんと確認するのが良いかと思われます。 定期的なメンテナンスにも来てくれるというアフターサービスも充実していたので、またこの会社にお願いしようかなと思います。 また細かな要望にも応えていただけたのでありがたかったです。 ちなみに母は屋根が綺麗になったことで、周りのご近所さんに塗装したことを自慢げに話しているそうです。 私自身も実家に帰るのが楽しみになってきました。

いかがだったでしょうか?

屋根塗装の体験談を2つご紹介しました。 この体験談を見ると、やはり外壁塗装と同じように屋根も重要なものだということが分かっていただけたかと思います。 屋根と外壁の塗装は、家を守る重要な役割を果たしています。 そのため、なるべく日頃から観察し、定期的なメンテナンスはとても大切なのです。 出来れば屋根と外壁、同時にメンテナンスを行い、一緒に塗替えなどを行うと良いでしょう。 その方が余計な費用もかからずに済みます。 ぜひ屋根と外壁、2つの塗替えを検討してみてください。

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