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外壁と一緒に内壁塗装も実施しよう!

内装塗装
外壁塗装をこれから検討されている方も多いかと思いますが、内壁塗装をしようと考えている方は割と少ないかと思います。
内装のリフォームというと、どうしても水回りや間取りの変更、畳からフローリングにするなどが定番となっていて壁や天井はあまり気にされない方もいらっしゃいます。
しかし、内壁塗装をすることで様々なメリットもあるのです。
今回は、内壁塗装のメリットや外壁塗装との違い、さらに内壁塗装のDIYを行う時のポイントなども含めてご紹介していきます。

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リフォームは水回りだけじゃない!壁と天井をリフォームするメリット

先程も紹介しましたが、どうしても内装リフォームというと水回りなどを思い浮かべることが多いです。
しかし、壁や天井もリフォームを行なった方が良いと言われています。
一体どうして壁や天井もリフォームを行った方が良いのでしょうか?

■壁はどうしてリフォームした方が良いのか?

壁は手が触れることの多い場所でもあり、意外と汚れやすいところでもあります。
しかも掃除がしにくく、たまに拭き掃除をするくらいでほとんど掃除していないという方も多いでしょう。
そのため、新築を建てた時よりもかなり汚れてしまっている可能性が高い場所です。
また、クロスの場合たばこを吸っている人がいると、たばこの影響でクロスが黄ばんでしまい、汚く見えてしまいます。
せっかく部屋の中をキレイに掃除して、来客を招いても壁の汚れや黄ばみを見て不潔に思われてしまうかもしれません。
こうしたことを防ぐためにも壁リフォームは行うべきと言えます。

■壁は印象付けにつながる!色選びは慎重に

壁の色を選択する際に、せっかくだから自分の好きな色を選ぼうとする方もいらっしゃいますが、あまり派手な色を用いてしまうと目がチカチカと疲れてしまう可能性があったり、逆に暗い色を選んでは部屋の雰囲気までもが暗くなってしまいます。
なるべく部屋の印象を明るくするような色で、派手すぎない色を選ぶといいでしょう。
例えば白をベースとしてパステルカラーを取り入れるとキレイでポップな印象になります。
特にグリーン系は中性色で季節感関係なく楽しめますし、グリーンには心のストレスを改善してくれる効果もあるので、くつろげる家づくりにはピッタリの色です。

■天井はどうしてリフォームした方が良いのか?

では、続いて天井部分のリフォームに関してご紹介しましょう。
まずはどうしてリフォームをした方が良いのかという点です。
天井は壁とは違い、普段なかなか気にすることも少ない場所ですし、手が触れるわけでもありません。
ですから、別にリフォームしなくても良いのでは?と思ってしまいますが、実はリフォームの仕上げ材によって断熱性能・遮音性能などを高めることもできるのです。

天井の仕上げ材には木材やクロスなどを使った乾式方法と、漆喰やモルタルなどを使った湿式方法というものがあります。
乾式方法には様々な種類があり、環境に合わせやすいという点や、時間をかけずにスムーズにリフォーム作業を済ませることができるというメリットがあります。
また、中には断熱性や遮音性を高める素材もあり、上手に活用することで天井リフォームにより快適な空間を生み出すこともできるでしょう。
一方、湿式方法は自然素材である漆喰を使うことでアレルギー源を抑えてシックハウス症候群の予防をすることができたり、消臭効果や抗菌作用なども持ち合わせているため、湿式方法ならではのメリットが挙げられます。
こうした機能性を高める上でも、天井のリフォームは適しているのです。

■天井の色選びはどうすればいい?

天井リフォームの際に迷ってしまうのが、色選びです。
天井の色は壁と違って注目しないので、どんな色を選んでいいのか逆に迷ってしまいます。
天井の色選びで一番のポイントになるのは、やはり壁と天井の色があまりにも反対色すぎると良い印象にすることができません。
ですから、壁の色に合わせて天井の色も決めていくべきです。
例えば壁が白色ならば、それよりも若干暗い色を選ぶようにしましょう。
これは、サンプル時と実際のリフォーム後を確認してみると、サンプル時よりリフォーム後の方が明るい天井に見えるからです。
つまり、サンプル時に自分が良いと思う色よりも若干暗い色を選んでおけば、色選びの失敗を減らすことができるということが言えます。

壁や天井をリフォームするメリットとしては、意外にも機能性が高められるという点が挙げられます。
また、この他にも色選びによって癒される空間にしたり、模様替えを行なったように部屋の印象を変えることができるので、せっかく壁や天井をリフォームするなら、色も今までとは違う色を検討されてみてはいかがでしょうか?

壁と天井は張り替えるべき?それとも塗装するべき?

壁と天井のリフォームを行う際にはクロスの張り替えか、塗装するという方法の2種類に大きく分けることができます。
壁と天井のリフォームを考えた時、クロスの張り替えから塗装するかを悩む方もいるかと思います。
主流で言えばクロスの張り替えですが、実は最近リノベーションや新築の際に塗装にされる家も増えてきているのです。
壁と天井は張り替えるべきなのか、それとも塗装するべきなのか、両方のメリット・デメリットを挙げていくので、どちらが良いのか検討してみましょう。

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■クロス張り替えのメリット・デメリット

【メリット】

・リフォーム作業が早く終わらせられる
まず一つ目のメリットとして挙げられるのは、リフォームする際に時間がかからないという点です。
クロスの張り替えであればリフォーム作業は大体1日で終わることも多くみられます。
作業が早く終わるため、その分の工費や仮住まいの際のコストも抑えることができるでしょう。

・施工費はクロスの張り替えの方が安く済む
上記でも挙げましたが、早く作業を終わらせることができるため、人件費がかかりにくいということと、基本的にクロスは量産されている場合が多く、材料費も安く済みます。
そのため、塗装に比べると料金を安く済ませることができるのです。

・クロスによっては汚れが付きにくくなるものもある
クロスのグレードによっても違いますが、中には汚れが付きにくくなるものもあり、そうしたクロスへ張り替えることで、何年もクロスの張り替えを行わなくても気にならなくなります。
例えばキッチンや子ども部屋など、汚れが付きやすそうな部分には汚れの付きにくいクロスを選ぶと良いでしょう。

【デメリット】

・廃材が出てしまう
クロスの張り替えを行うと、以前のクロスを剥がして新しいクロスを張ることになるため、剥がしたクロスが廃材として出てしまいます。
リフォームの際に出た廃材は、処理をするために費用がかかってしまうのです。
廃材が出てしまうということは、追加のコストが発生するということでもあります。

■塗装のメリット・デメリット

【メリット】

・質感は塗装でしか出せない
壁紙の質感では出せないような風合いが出せるのが、塗装のメリットの一つと言えます。
例えば珪藻土や漆喰などの自然素材を使った塗装を行えば、壁紙では出せない厚みを出すことができ、より暖かみのある空間づくりを行えるでしょう。

・汚れても塗り替えればOK
クロスの場合、万が一汚れてしまった時は汚れが一部だったとしても全体を張り直さなくてはいけません。
しかし、塗装であれば同じ塗料を使ってその部分だけを塗り直すことで汚れを目立たなくさせることができます。
汚れたとしても塗り替えてしまえばいいのです。

【デメリット】

・クロスから塗装にリフォームする場合は手間がかかってしまう
元々クロスだったものを塗装にしたい場合は、リフォーム作業でかなり時間がかかってしまう恐れがあります。
内壁の下地からリフォームすることになるので、手間がかかってしまうのです。

・塗り替え時に塗料の臭いがする場合もある
塗料によって異なりますが、作業中もしくは作業後すぐは塗料の臭いが気になってしまう場合があります。
窓やドアを開けたり、換気扇を回したりすることで部屋の中を換気し、臭いがなくなるようにすれば問題ないでしょう。

■塗料を選ぶ時に気を付けること

外壁塗装でもそうでしたが、内壁塗装を行う場合も慎重に塗料を選ばなくてはいけません。
塗料によっては健康に悪影響を及ぼしてしまうものもあるためです。
例えば、多くのリフォーム業者では内壁塗装を行う際に水性塗料を使用します。
水性塗料はシンナーなどの化学物質が少ないため、内装にも安心して使えるのです。
しかし、中には油性塗料を平気で使うような人もいます。
油性塗料を使ってそのまま乾燥させると、化学物質が気化し体内に入り込んでしまうケースは少なくありません。
水性塗料にも化学物質が使われていることもありますが、油性塗料よりは化学物質は抑えられているので、水性塗料もしくは自然塗料を選ぶようにしましょう。

外壁塗装と内壁塗装、費用や塗料に違いはある?

外壁と内壁、どちらも同じ壁ですが塗装では同じ塗料を使ったりするのでしょうか。
また、外壁塗装と内壁塗装では費用にも違いがあるのか気になるところです。
外壁塗装と内壁塗装を同時に行う時、費用や使う塗料を理解しておくことも大切だと言えるでしょう。
それでは、外壁塗装と内壁塗装の費用や塗料の違いについてみていきます。

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■内壁塗装の費用について

外壁塗装では使用する塗料や塗装する範囲や建坪に応じて費用が変わります。
例えば、現在主流のシリコン系塗料を使う場合、15坪(1階のみ)では約74万円が目安です。
これは外壁塗装と屋根塗装を行った場合の相場であり、他にも足場設置や下地処理・補強、高圧洗浄、諸経費など様々な費用が別途で発生します。
それでは、内壁塗装の場合はどうでしょうか。
内壁塗装でも面積や施行方法によって費用は変動しますが、だいたい4万円から15万円が相場となっています。
例えば、浴室やトイレといった狭い範囲の場合は10万円以内がほとんどで、100㎡にも及ぶリビングや廊下といった広範囲であれば、8万円から12万円ほどかかるでしょう。
広範囲の内壁塗装では下地パテ処理を行うこともあり、それには5万円から8万円程かかります。
また、繊維壁の塗装では10万円以上かかることもあるのです。
内壁塗装でも思った以上に費用がかかることもあるので、リフォーム会社や塗装会社としっかり相談し、場所に応じて耐久性に優れた塗料を選び予算範囲内で行いましょう。

■内壁塗装で使われる塗料

外壁塗装ではアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、遮熱、光触媒といった塗料があります。
また、デザインが豊富で機能性も様々なことからサイディングも人気です。
内壁塗装でも同様の塗料が使われるのでしょうか。
内壁塗装で主に使用される塗料をご紹介していきます。

・アクリルエマルションペイント
内壁塗装でも人気の高い塗料です。
エマルションペイントはEPと略されることも多く、エマルションとは「乳液」という意味があります。
塗料成分の樹脂や油を溶剤にて乳化された塗料で、水性エマルジョン塗料や溶剤系エマルジョン塗料が代表的です。
近年は色付けが簡単であり、添加物も少なく健康への悪影響の危険性も抑えられ、無臭であることから水性アルカリ樹脂が使われるアクリルエマルションペイントも注目されています。
アクリルエマルションペイントは内壁だけではなく、外壁でも使われることがあります。
防汚性を優先する場合は、シリコンエマルション樹脂を使った塗料も最適です。

・自然塗料
自然塗料とは化学物質を一切使わず、植物や珪藻土、鉱物、粘土などの天然素材が原料の塗料です。
天然素材なので健康被害の悪影響もなく、吸温や消臭効果など機能性に優れた塗料もたくさん登場しています。
自然塗料の場合は自然素材を使っているため、価格も高価となってしまうでしょう。
また、自然塗料と偽る塗料もあるので、自然塗料の実績が豊富な信頼できる業者選びが成功のポイントです。

・オイルステイン
油性の塗料で、木質下地を使う場合に木目を映えさせるための上塗り塗料です。
オイルステインではニス入りとニス無しの2種類があります。
ニス無しの塗料では木を保護する必要があるので、ニスやラッカーを重ね塗りする手間があります。
ニス入りは重ね塗りの手間がありませんが、1回だけで済ませる必要があるため、技術力が劣る職人の場合は仕上がりに失敗してしまうケースがあるのです。
なので、オイルステインを使用する場合は技術力に優れた業者を選ぶ必要があるでしょう。

■遊び心がある内壁塗料

カラーが豊富でオシャレな空間を演出する内壁塗料ですが、遊び心満載な機能を持つ個性的な塗料もたくさんあります。
壁紙から塗装することも可能なので、内装のアクセントとしてもおすすめです。
どのような塗料があるのか見ていきましょう。

・黒板塗料、水性カラー黒板塗料
まるで学校の黒板のようにチョークで絵や文字が書ける塗料です。
子どもの落書きコーナーとしてはもちろん、カフェやバーの雰囲気にもできるでしょう。
黒板塗料ではカラータイプもあるので、内装やインテリアに合わせて色のついた黒板の壁にすることも可能です。
水性なので不快な臭いもありません。

・スケッチペイント
スケッチペイントは透明の塗料なので、元の壁紙や塗料の色をいかすことができます。
この塗料を塗ることで、ホワイトボードマーカーを使い壁に文字を書き、イレーザーで消すことが可能です。

・マグネット塗料
壁にカレンダーやポスター、写真などを飾りたい方も多いでしょう。
その際はピンや画鋲を使うことが一般的ですが、そうなると壁やポスターに穴が空いてしまいます。
そこで、鉄の微粒子などが含まれるマグネット塗料を使うことで、磁石を使い壁やポスターを綺麗な状態のまま、壁に貼りつけることが可能です。
工夫次第では黒板塗料と合わせることにより、本格的な黒板の壁にすることができて面白いでしょう。

内壁塗装だからこそ!自然塗料を選んだ方が良い理由

子どもやペットがいる家庭の方は、外壁と内壁のどちらも安全性の高い塗料を使用したいと思うでしょう。
内壁は常に室内にある壁なので、内壁塗装では安全性に優れた塗料を選ぶことがポイントです。
安全性の高い塗料はたくさんありますが、化学物質を使わない塗料にこだわりたい方は自然塗料を選びましょう。
自然塗料は自然素材を原料にした塗料であり、化学物質がないので安全性を重視したい時や、アレルギーなど健康に配慮したい場合に最適の塗料です。
それでは自然塗料が良い理由についてご紹介していきます。

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■機能性に優れている

自然塗料は自然素材が原料なので安全性が高いだけではなく、様々な機能性も持ち合わせています。
自然塗料では植物や鉱物、粘土などが使われますが、珪藻土が代表的な原料です。
珪藻土には湿気をコントロールする効果があり、珪藻土の壁材も健康住宅の仕様にする際に人気があります。
珪藻土とは植物性プランクトンの死骸が化石化したもので、水底にある泥土です。
穴が無数に存在するのが特徴的で、穴から湿気の吸収やはき出しを行うことで湿気をコントロールしています。
湿気が室内にこもりにくいので結露の恐れもなく、カビの発生やダニの繁殖も抑えることが可能です。
他にもアンモニアなど臭いの素も吸収し、再放散しない性質もあるので室内の脱臭効果にも期待できるでしょう。
喫煙者がいる家庭やペット臭が気になる家庭にも最適です。
また、不燃材を使用した塗料が多いので防火性も高く、化学成分を含んでいないので、もし火災が発生した場合にも有害物質が発生することもありません。

■短時間で綺麗な仕上がり

内壁塗装でも外壁塗装と同様に下塗りや上塗りが行われます。
綺麗に仕上げるためには塗料がしっかり乾いた状態であることが重要です。
しかし、室内の場合は日当たりも外壁より悪いため、乾燥に時間がかかってしまうこともあります。
自然塗料では乾燥しやすい塗料も多くあり、扇風機などを使用すると短時間で塗料を完了させられるものもあるのです。
さらに、寒い気温で塗装を行うと壁が白くなる白華現象が起こることがありますが、自然塗料では白華を防ぐものが多く、色むらや塗りむらがほとんどできないことが特徴的です。
光沢感のある塗料とは異なり、マットな仕上がりはナチュラルな印象の空間となるでしょう。
さらに、自然塗料では壁紙を剥がすことなく上からそのまま塗布できるものもあります。
壁紙を剥がすと下地ボードを傷めてしまうことがあり、補強をする必要も出てくるでしょう。
さらに壁紙が廃材となるので撤去費用もかかってしまいます。
壁紙の上から塗れば廃材も出ず、塗り替えも可能です。

■施行時に不快な臭いがなく、カラーバリエーションも豊富

塗料が持つ独特な臭いが苦手と感じる方も多いでしょう。
自然塗料は塗装直後でも不快な臭いを発しないことも大きなメリットです。
また、塗料メーカーによってはカラーバリエーションも豊富なラインナップとなっています。
特注で色を作ってもらえるメーカーもあるので、壁紙では実現できなかった色も再現することができるでしょう。
カラーを変化させるだけでもワンランク上の空間を演出できます。

■自然塗料にはデメリットがないの?

自然塗料は安全性に優れていますが、デメリットは全くないものなのでしょうか。
自然塗料のデメリットを見てみました。

・ホルムアルデヒドが発生しないとは限らない
ホルムアルデヒドはシックハウス症候群などの原因になるとされている化学物質です。
自然塗料はホルムアルデヒドの放散量が少ない塗料ですが、ホルムアルデヒドは乾燥している段階で最も発生しやすいとされています。
自然塗料であってもホルムアルデヒドが全く発生しないというわけではないので、敏感な方は塗装直後だとアレルギー反応を起こしてしまう可能性もあるので注意しましょう。
放出量に応じて等級されているので、塗料の等級区分の確認も大切です。

・偽物がある
自然塗料の使用が盛んなドイツでは、自然塗料の定義が存在します。
しかし、日本では特別定義が設けられていないため、わずかに化学成分が含まれている塗料も自然塗料になっている場合もあるのです。
化学成分を一切使わない自然塗料と謳っている偽物の塗料もあるので、信頼できる塗装業者を選びことが失敗を防ぐポイントとなるでしょう。

■自然塗料を使う前に確認すること

自然塗料で内壁塗料を行う前に、カビや汚れ、壁の種類などをチェックしておきましょう。
壁の種類や状態によって仕上がりや施行方法なども変わってきます。

・壁の状態を確認
内壁にカビが生えている場合、市販のカビ取り剤や中性洗剤を使うことでヌメリを落とすことができます。
ヌメリが落ちたら水で洗い流し、しっかり乾燥した状態で施行しましょう。
汚れやシミも中性洗剤がペイント薄め液で拭きとることができます。
他にもサンドペーパーで削り落すのも良いでしょう。
釘の頭が出ている場合は、釘の部分が水分で錆びないようにと塗装前に水性錆止めを塗ってください。
塗装業者では洗浄や錆止め塗装を行ってくれることがほとんどなので、まずは相談してみてください。

・壁の種類の確認
壁の種類によって自然塗料の施行方法が変わることがあります。
壁紙クロスやビニールクロス、紙クロス、布クロス、漆喰珪藻土の場合は、直接塗布できるケースがほとんどです。
京壁や砂壁、繊維壁、土壁の場合は表面をコーティングするために下地塗料を下塗りし、しっかりと乾いた状態で塗料を行う必要があります。
また、ベニヤや木材、化粧合板、コンクリートも下地塗装が必要です。
内壁塗装を行う前に自宅の内壁の種類を確認し、直接塗る必要があるのか、下地塗りが必要なのかどうかをチェックしておきましょう。

内壁以外に建具塗装も可能?

内壁塗装を施す際に、建具の塗装を一緒に施工できないのか気になる方もいるでしょう。
長年住んでいる家は、外壁だけではなく内壁、室内ドア、クローゼットの扉など様々な部分が傷つき汚れが多くなってしまいます。
塗り替えを行うことで、元の綺麗な建具に戻り気分も一新することができます。

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■建具の塗装をする理由

建具の塗装を施す理由としては、キズや汚れ、劣化だけではないでしょう。
外壁塗装や内壁塗装を行うのであれば、ドアやクローゼットの扉なども一緒に塗装をしないと、建具の汚れやキズなどの劣化部分が余計に目立ってしまいまいます。
一緒に塗り替えを行うことで、浮いた部分がなくなり部屋の統一感も生まれるのです。
また、長年生活をしていると部屋のイメージチェンジをしたくなる人も多くいます。
大きく色を変えることで、ガラッと雰囲気を変えることができますが、少し色味を変えるだけでも部屋のイメージを変えることができるでしょう。

■建具の塗装は内壁塗装と一緒に依頼しよう

多くの塗装業者では、建具の塗装も行っています。
建具塗装をお願いしたい場合には、内壁塗装を業者に依頼する際に建具の塗装も一緒に施すよう依頼してみましょう。
料金に関しては業者ごとに違いがありますが、ドアの枠の塗装とドア本体の塗装に分かれていることが多く、
・ドア枠塗装…1㎡

円~
・ドア塗装…1枚

円~
と設定している業者が多くいます。
そのため、建具の大きさや建具の数によって料金が変わってきます。
施工期間は丸1日掛からないことが多く、半日で終わる業者が大半です。

■ドアの塗装の流れについて

木製の室内ドアを塗り替えるのであれば、以下のような手順で塗装を施していきます。

①プライマーを施す
シーラーと呼ばれることもある手順のひとつです。
塗料を建具にそのまま塗ってしまうと、密着性が悪くなり様々な問題が発生してしまいます。
そのため、中塗りや上塗りを行う前には必ずプライマーを行います。
傷みが多い場合には2回塗る必要があるでしょう。

②中塗り
プライマーが十分に建具に吸い込んだら中塗りを行います。
塗り終わったら十分に乾燥させます。

③上塗り
乾燥したらムラや塗り忘れのないよう上塗りを行います。

建具の状態が良ければ、プライマーを行わない業者もいます。
ですが、短期間で剥がれを引き起こさないためにも密着性を上げることが重要となります。
耐用年数を上げるためにも必ずプライマーを行うよう依頼しましょう。

自分で内壁塗装する際のポイント

汚れが気になり内壁の塗り替えを考えている人の中では、自分で塗り替えができないのかと悩んでいる人も多いでしょう。
最近ではDIYが流行し、テレビでも連日のように取り上げられています。
観ている分には簡単そうに見えますが、自分で行うともなれば準備をするのも大変そうであると考える人も多くいます。
そこで、自分で内壁塗装を施す際のポイントを紹介していきましょう。

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■内壁塗装に必要な道具の種類とは

・新聞紙
マスキングの際に使用したり、塗料を捨てる際に使用します。

・マスカー
マスキングテープと養生用のシートが一体になっており、誰でも簡単に養生を行えます。

・マスキングテープ
汚れを防いだり線を綺麗に出したい時に使います。

・養生テープ
ビニール製のテープで剥がしやすい性能を持っています。
汚れを防いぐために必須です。

・コーキング材
内壁の下地処理に使います。

・塗料
好みのものを選び、塗る面積の2倍の量の塗料を用意しましょう。

・ローラーや刷毛
塗料を塗る際に使用します。
ローラーは大きい部分、刷毛は細かい部分を塗る際に使います。

・バケット
塗料を入れておく容器で、複数の色を使用するのであれば色ごとに用意しましょう。

どの道具もホームセンターやインターネットで購入することが可能です。

■塗料の選び方について

DIYが人気となっていることから近年様々な塗料が販売されています。
どれが良いのか悩んでいる人にオススメできる塗料を紹介していきましょう。

・水性塗料
内壁の塗装なので塗料は水性である方がオススメです。
水性塗料は人体への影響が少なくニオイもあまりしないものが多いです。
そのため、子供やペットがいても使いやすいでしょう。
特に有害化学物質の発散量が少ない塗料がオススメで、「F★★★★」の印が付いた塗料を選ぶとより人体への影響を軽減させることができます。

・珪藻土塗料
湿気を吸収してくれる珪藻土塗料は近年人気が上昇しています。
部屋のニオイや空気を吸い込み、浄化してくれる性質も持っているため、機能性に優れている塗料となっています。
ムラができたとしても味のある仕上がりとなるでしょう。

■塗装の手順について

①掃除を行う
ホコリや汚れがあるときちんと塗装ができないので重要です。

②養生
エアコン、コンセントまわり、巾木など塗料が付いてほしくない個所には養生をしっかりと行いましょう。

③下塗り・中塗り・上塗り
塗料が剥がれないように下塗りを行い、中塗りと上塗りをしていきます。
細かい部分は刷毛を使い、塗り残しのないようにしていきましょう。

④養生を剥がす
養生をした部分をゆっくりと剥がします。

⑤乾燥
最低でも1日乾燥させましょう。
ニオイを軽減させるためにも日中は窓を開けて風通しを良くしておきましょう。

自分で内壁塗装を行う際に1番のポイントとなるのは「下地処理」です。
汚れや劣化している部分をしっかりと処理をしておくことで、仕上がりも良くなります。
ですが、素人であれば必ず塗り残しやムラができてしまうため、出来上がりに満足がいかない場合も多くあるのです。
出来上がりや耐用年数を十分に発揮させるためにも、少しでも不安がある場合には業者に依頼する方が良いでしょう。

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