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プロが使用!外壁塗装で使用する道具の種類

目次

外壁塗装の道具

外壁塗装では下地処理から塗装までの作業の中で、様々な道具を駆使し丁寧に仕上げていきます。
そんなプロが使用する外壁塗装の道具はどんなものが見られるのでしょう?

下地処理にはどんな道具が使われる?

外壁塗装において下地処理というのは現在の塗膜を剥がしたり、ケレンがけをしたりする作業を総称して言います。
下地処理を行わずに新しい塗料を塗ったとしても、下地が既に良い状態ではないため、早期の塗膜剥がれにつながってしまう恐れがあるので、外壁塗装の専門業者では塗り替え時に必ずと言って良い程下地処理は行われるのです。
では、そんな下地処理に使用する道具はどんなものがあるのでしょう?

■サンドペーパー

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サンドペーパーは手で塗膜や錆を取り除くための道具です。
通常のやすりと違い、ペーパーであることで研ぎの方向性は全く関係なく、曲面であっても自由に研ぐことができます。
下地処理をする際に、細かな部分を仕上げる際に使用することが多いです。
クラフト紙や和紙などの基材に、溶融アルミナや炭化ケイ素などの研磨粒子を接着させており、研磨粒子によって外壁塗膜や錆を剥がしていきます。
サンドペーパーの研磨粒子の粗さは商品によっても異なりますが、実は使用する目的によって粗さも違ってきます。
例えば、今までの塗膜を剥がす作業では一番粗さが大きいP30~80、軽度の錆落としはP80~150程度の粗さのものを選ぶと取りやすくなるでしょう。

また、サンドペーパーを使っていると剥がれた塗膜が屑になって外壁に残ってしまいます。
粗いサンドペーパーで擦ってから、細かい目のサンドペーパーへ順番に使っていくことで、きれいな仕上がりにすることができます。

【サンドペーパーの種類】

サンドペーパーにはいくつか種類があります。
ホームセンターなどでも手に入りやすい「木工用空研ぎペーパー」は砂上の研磨粒子に紙が基材となっているため、砥粒は剥がれやすいというデメリットがあります。
安くて手に入りやすいのですが、その分耐久性は期待できないので早めに交換する必要があるでしょう。

耐久性が比較的高いものとして、「耐水ペーパー」というものがあります。
こちらは黒い砥粒を使っており、同じく基材は紙であるものの、水研ぎも可能で塗膜の研ぎで使用されることの多いサンドペーパーです。
木材にももちろん使用することができ、様々な建材に使用できることがメリットと言えます。

耐水ペーパーと同じく黒い砥粒を使っていますが、基材に布を使っているのが「研磨布サンドクロス(布ペーパー)」です。
紙が基材の場合、曲面や鋭角な部分を研ごうとすると、どうしても破けてしまったりするのですが、布ペーパーは紙に比べて破れにくく鋭角に使用しても問題ありません。
特に金属面や錆を取るのに適しているサンドペーパーだと言えます。
ただし、空研ぎ用なので水研ぎには向いていません。

「網目ヤスリ」はガラス繊維などで作られた網に研磨粒子を付着させたサンドペーパーです。
網が基材になっているため、研ぎクズが付着することを防ぎ、目詰まりを予防します。
深いところまで浸透してしまった錆にも効果的です。

【種類別用途】

木工用空研ぎペーパー…
木工の形を修正、荒研ぎ、中研ぎ、仕上げ研

布ペーパー…
形修正、荒研ぎ、錆落とし、バリ取り、塗膜剥がし、パテの荒研ぎ・中研ぎ

耐水ペーパー…
塗膜剥がし、パテの荒研ぎ・中研ぎ、精密仕上げ研ぎ、ツヤ出し、下塗り塗膜の水研ぎ、中塗り塗膜のゆず肌取り、光沢仕上げ(下地)

それぞれの種類でできることが変わってきますし、同じ耐水ペーパーであっても塗膜剥がしと中塗り塗膜のゆず肌取りでは、サンドペーパーの粗さが異なります。
外壁塗装の塗膜剥がしには粒度が粗くても問題ありませんが、ツヤ出しや仕上げ研ぎを行う場合は、できるだけ粒度は細かい方が良いと言えるでしょう。

■サンダー

サンダーというのは電動式のやすりがけのようなもので、円盤ディスクで下地処理を行っていくものとペーパーを取り付けて行うものの2種類に大きく分類することができます。
また用途によっても細かく種類が分類されています。

・オービタルサンダー
サンドペーパーを取り付けて木肌を滑らかにすることができます。
塗装前に行えばきれいに塗装することができるでしょう。

・デルタサンダー
細かい部分を研磨するのに最適なサンダーです。
先端が三角形になっているため、細かい部分の仕上げに向いています。

・ランダムサンダー
ランダムサンダーは木工作品を組み立てた際にできてしまった段差を解消する働きをしてくれますが、外壁塗装では塗膜剥がしを得意としており、よく利用される道具の一つです。
ランダムサンダーは他のサンダーと違って目詰まりを起こしにくく研磨力も強いため、塗膜剥がしに適しています。
ただし、円形になっているので外壁全体の塗膜剥がしには適していますが、隅などの細かい部分や少し入り組んでいる部分にはあまり適していません。

■マジックロン

サンドペーパー同様、手作業で下地処理を行うための道具・マジックロンは、広範囲に有効的な道具と言えます。
見た目は金ダワシに似ています。

■ワイヤーブラシ

外壁に付いた錆やコケ、カビなどを取り除く時に使用する道具です。
手が届きにくい場所や細かい部分にも使いやすく、下地処理では重宝される道具の一つです。

■スクレイパー

錆を落としたり、塗装を剥がす時に使用する道具です。
先端が鋭く細かい部分にも入りやすくなっており、頑固な錆も落としやすくなっています。
ヘラ状になっていて一気に古い塗膜を剥がし取ることも可能です。
スクレイパーの先端を砥石などで研削しておくと、塗膜が剥離しやすくなり、より使いやすさも向上します。

■皮すき

皮すきはスクレイパーのように錆を落としたり、塗装を剥がす時に使用する道具です。
スクレイパーは剥がすことに特化されていますが、皮すきはヘラ状になっており、錆落としや塗装剥がし以外にも色んな役割を果たしてくれます。

■防護マスク・保護メガネ

ケレンがけでもサンダーを使用する場合に防護マスクと保護マスクを装着します。
サンダーを使うと剥がれた塗膜が飛んできて顔にあたってしまう恐れがあるため、防護マスクと保護メガネは必須となります。

下地処理に使われる道具は、主に塗膜や外壁に付いた錆を落とすための作業に使用されます。
これらの道具を使いこなし、しっかりと下地処理を行わないと外壁塗装の仕上がりに影響を及ぼしてしまいます。

外壁洗浄で利用される道具とは?

■高圧洗浄機

塗装前に行われる下地処理と同じように、外壁洗浄も非常に大切な作業となります。
下地をしっかりと洗浄することで、油や錆、ホコリ、チョーキングなどを落とし、新しく外壁塗装をした時に早期に剥離が起こらないようにします。
一般的に70~100kgf/c平方メートルに加圧された高圧水で洗浄するとある程度の汚れは落ちると言われています。
この数値は家庭用の高圧洗浄機で見られる数値であり、現在外壁塗装業者がよく使用している高圧洗浄機のほとんどは150kgf/c平方メートル以上のもので、強力に外壁の汚れや塗膜を剥がしていきます。

■高圧洗浄機の気になる音について

高圧洗浄機を利用される時に気になってくるのが「音」です。
隣の家が近かったり住宅街の中に家があったりすると、どうしても高圧洗浄機でうるさい音が出てしまうのでは?と思われる方もいらっしゃるかと思います。
現在主流となっているメーカーの高圧洗浄機を見ると、洗浄機の騒音値は大体60dB前後です。
60dBというと、かなり静かな部類に入り、例を出すと博物館館内と同程度と言われています。
しかし、中にはこうした静音タイプではなく、エンジンがむき出しになっている高圧洗浄機を使っている外壁塗装業者もあり、静音タイプ以上のうるさい音が出てしまう恐れもあります。
また、高圧洗浄機の騒音は主にエンジン部分の音を言っており、外壁に水が当たった時の音は考慮されていません。
ですので、近隣には騒音になる恐れがあるということを挨拶する際に言っておきましょう。

■もしも高圧洗浄機で汚れが落とせなかった場合

中には高圧洗浄機を使ってもなかなか取れない汚れというものもあります。
例えば塗膜も高圧洗浄機で落とせる部分もあれば、落とせずに薬剤を使用し皮すきやスクレイパーなどを使ってこそぎ落とさなくてはいけません。
他にもチョーキングが発生していた外壁に対し高圧洗浄機で洗浄したとしても、乾燥後に再び粉が出てきてしまうことがあります。
悪質業者の場合、手抜き工事が行われた可能性というのもありますが、原因として考えられるのは高圧洗浄機で塗膜が少し残ってしまい、チョーキングしてしまったものと考えられるでしょう。
これが完全に落ちるまで続けていると、乾燥にも時間がかかることからいつまで経っても外壁塗装の塗り替えを行うことができませんし、何より高圧洗浄機を当てすぎて下地の外装材が傷ついてしまう恐れがあるのです。
ですから、ある程度きれいになったら、あとは塗膜が下地にきちんとくっつくようにプライマーやシーラー、フィラーなどのような塗料を使い、塗膜が密着しやすいようにします。

■バイオ洗浄

バイオ洗浄は高圧洗浄を行う前にバイオ洗剤を使用して細菌を分解させてから高圧洗浄を行うというもので、洗浄中に発生する臭いを抑えることができます。
人体に影響がないように作られているので自分や家族はもちろん、近隣の方にも影響は出ないでしょう。
洗剤を使用すると聞くとどうしても食器用洗剤のように泡が立つのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には泡が立つわけではありません。
バイオ洗浄は必ず行わなくてはいけないというものでもないため、必要に感じない場合は断ることもできます。

■バイオ洗浄で使用されるもの

バイオ洗浄で主に使用されるものは、バイオ洗浄剤とブラシやローラー、そして保護メガネとゴム手袋です。
高圧洗浄で汚れやカビなどをしっかりと落としていき、ブラシやローラーを使って洗浄剤を塗っていきます。
この時使用される洗浄剤には次亜塩素酸ソーダが配合されているもので、これを主成分とすることでカビや藻を水で洗浄することができるようになります。

塗布時に使用する道具・刷毛

塗料を塗布する際に、様々な道具を使用しますが、まずは刷毛についてご紹介します。

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■刷毛の種類

大部分がローラーやエアスプレーにより塗布されていきますが、外壁でも屋根や窓の際や細かい部分に対して有効的なのは、刷毛です。
刷毛は一度に大量に塗るということは難しいですが、様々な形状に合わせて塗りやすかったり、塗料ロスが少なくて済むなどの利点があります。
刷毛には様々な種類があり、外壁の形状に合わせて変えることで適した塗布作業ができるのです。

・平刷毛
広めの面積を一気に塗ることができる平刷毛は、現在ではあまり使用されることも少なくなってきました。
ただ、平刷毛の中でも単純に毛巾(横幅)が広いものだけではないので、用途も様々です。
業者によっては「ベタ刷毛」と呼ばれることもあります。

・寸動刷毛
寸動刷毛は寸胴のように立体的で、一度にたくさんの塗料を含ませることができます。
粘度が高く、ドロッとしている塗料と相性が良いです。

・筋交い刷毛
筋交い刷毛は、持ち手となる柄の部分と毛束の部分が45度斜めになっている刷毛です。
斜めになっていることで毛が角や細いところにも入りやすくなり、より細部までしっかりと塗ることができます。

・目地刷毛
目地刷毛は毛玉の厚さがかなり薄く、毛巾も小さなもので、目地や溝部分のような大きい刷毛では塗りにくい部分に活躍する刷毛です。

・隅切り刷毛
筋交い刷毛のように端部分や狭いところを得意とする刷毛ですが、主に補修用として使用されることが多くみられます。

・鉄骨刷毛
鉄骨刷毛は、その名の通り鉄骨や金属部分に使用される刷毛です。
鉄骨刷毛は毛玉がかなり厚く寸胴刷毛と似ています。
これは金属部分に使用されるボルトなどの突起物を毛で包み込み塗るために毛玉が厚くなっています。

・水性刷毛
水性刷毛は、水性塗料が塗りやすい刷毛で、化学繊維(ナイロン等)で作られています。
刷毛でよく使用されている獣毛で水性塗料を塗ってしまうと、塗料で刷毛が固まってしまい塗りづらくなってしまうので、水性塗料用の刷毛が生まれました。
中には化学繊維と獣毛を合わせた水性刷毛もあります。

・ラスター
ラスターは、別名ダスターとも呼ばれている刷毛で、粘度の高い塗料に使ったり下地処理段階での掃除、接着剤塗布用など、様々な使い方ができます。

■毛にも様々な種類がある

刷毛には様々な種類がありましたが、刷毛に使用されている毛にも様々な種類の毛がみられます。
それぞれに毛の硬さやコシの良さ、塗料の含み具合などが違ってくるため、用途別に毛の種類も選べるのです。

・赤毛
赤毛は主に馬やロバからとった毛で、高級刷毛に使用されることが多いです。
赤毛の中でも部位ごとに名前が変わってきます。

天尾…尻尾の毛で、長い部分でもあるため塗装用の刷毛に適しています。
振毛…赤毛の中でも天尾の次によく使用されているたてがみ部分の毛です。
馬蹄毛…刷毛の中でも最高級刷毛に使用されることが多い蹄の後ろの毛です。

・黒毛
1本1本の毛質が太く、コシが強い毛で、主に黒豚の毛を使用しています。
毛が太いため粘度の高い塗料を絡み取りやすく、寸胴刷毛やラスターなどによく使用される毛です。

・白毛
白毛はヤギの毛を中心に、豚毛や馬毛を若干混合させたものです。
柔軟性が高く外壁塗装でもよく使用されている毛です。
白毛で使用されているヤギの毛にも馬毛同様別名があったり、用途別に分けることができます。

ヤンオ…白毛の中でも最高級品として扱われる尻尾の毛です。
ヤンス…ヤギの顎髭部分で、ここを用いるとコシが強い刷毛になります。
スペシャル…主に刷毛のボリュームアップに使用される脇腹の毛です。
白細…ニス専用刷毛などに使用されることが多い、背中の毛です。
上爪峰…耐久性が高く、刷毛を長持ちさせやすいつま先部分の毛です。

■刷毛塗りの使用方法

刷毛を使って塗装すると塗料ロスを最小限に抑えることができ、しかも様々な形状に合わせて使い分けることができるので汎用性の高い道具と言えます。
ただし、刷毛を使用すると他の道具に比べて作業効率が悪くなり、きれいに仕上げるためにはそれなりの技術が必要です。
そのため、現在は細かい部分に対して使用されることはありますが、広い外壁に使用されることは少なくなりました。

新品の刷毛を使用する時は、まず最初に毛についたゴミや抜け毛をしごいて落とします。
次に塗料を少し含ませ、2~3回しごき調整していきます。
刷毛を使用する場合、塗料は根元までつけません。
およそ3分の2程度までに留めておきましょう。
外壁塗装する際は斜め上に上げてから下に落として塗っていく「塗り付け」、左右ジグザグに塗っていく「ムラきり」、下に落としたら次は上へ、上下の塗布を繰り返し行う「仕上げ」という塗り方があり、それぞれの場所や目的に応じて塗り分けていきます。

■刷毛を長持ちさせるためには?

外壁塗装で使用された刷毛は、使用後塗料をヘラを使ってしごき落としてからうすめ液につけ、中性洗剤で洗っていきます。
毛の根元にまで塗料が付いてしまうと、毛切れが起きやすくなってしまい、抜けてしまう恐れがあります。
また、水性刷毛以外の刷毛は動物の毛が使用されていることが多いのですが、動物の毛は主にたんぱく質で構成されています。
たんぱく質というのはアルカリ性に弱い性質を持っており、塗料はアルカリ性を示すのでしっかりと塗料を洗い流すことが刷毛を長持ちさせるポイントと言えるでしょう。

塗布時に使用する道具・ローラー

外壁塗装は、下地調整や下地処理、洗浄などを行ってからいよいよ塗装に入ります。
その際に使用するローラーについて、詳しくご説明していきます。

■ローラーの種類

一般的にある筒状のローラーには、耐水性があり硬くて頑丈な紙や合成樹脂でできた円筒に羊などの動物の毛やポリエステルなどの合成繊維を巻きつけているもの、または植毛加工されたものがあります。
ローラーの大きさは、フレームの形状と円高の直径サイズによって分類されます。

・レギュラータイプ D=38ミリ
・標準タイプ D=23ミリ
・ミドルタイプ D=26ミリ d=9ミリ
・スモールローラー D=15ミリ d=6.5ミリ

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毛足の長さによって使い方も異なり、粗面には長い毛のタイプ、平滑面には短い毛のタイプのものが使用されます。
中毛タイプは、幅広い用途として使用できる万能なローラーです。
一般的には、ローラー表面の産毛が抜けにくく、塗料の含みが良くはね返りにくかったり、気泡ができないものが優秀なローラーと言われています。

その他にも、ポリウレタン樹脂でできたスポンジローラーや、表面に模様をあしらったパターン用ローラー、凸凹面の頭部分を押さえて滑らかになるヘッドカットローラー、コーナーや入り口の隅部分や屋根折板、目地の溝など細かい部分を仕上げるための特殊な形をしたローラー、塗料を圧送しながら自動的に供給してくれるものなどもあります。
今まで集合住宅のような大きな建物については作業性の効率などを理由に、吹き付けで塗装を行うことが多かったのですが、このような方法を使えば周りに飛散することも少なく、塗装効率を大幅にアップさせることができるでしょう。

また、ポリウレタンタイプのものは、スポンジによる発泡倍率によって発泡しやすくなるので、平滑な面に対しては低発泡タイプを使用します。
スポンジの成型体は、表面に薄い膜が覆われていることが一般的ですが、膜を無くして気泡(骨)だけの状態にしたローラーは砂骨ローラーといってより多量の塗料を含むことが可能です。
骨材入り塗料を塗布する際や、厚膜で細かい模様を入れる仕上げに適しています。

■ローラー塗りの使用方法

ローラー塗りは、刷毛に比べると初心者の方でも比較的きれいな仕上がりが期待できるでしょう。
平面部であれば、刷毛塗りを使っての塗装時間よりも倍の速さで塗っていくことができるので作業効率が高く、外壁の厚塗り塗装も簡単に行うことができます。
刷毛よりも重量が重いため、効率的に塗料を配るように意識しながらローラーを転がしていきます。
ローラーは、切れた毛を落としてからローラーネット上をころがしながら均等に塗料を含ませましょう。
W形をイメージしながらローラーを運んで塗っていくとうまく塗ることができます。
その後は、均等にならしていきながらローラー端部の跡が残らないように注意します。

ローラーを使っての外壁塗装は、塗料の飛び散りや、平らでない場所にも簡単に塗装できたり、塗料を無駄に消費しなくて済むことから、塗料全体にローラー工法が取り入れられるようになってきました。

塗布時に使用する道具・コテ

■外壁塗装でもコテが使われる

外壁塗装で使用される道具といえば、ローラーや刷毛、エアスプレーなどが使用される場合が多いです。
ただ、以前までは刷毛が使われることはありましたが、ローラーやエアスプレーなどはなく、コテが使われることが多くみられました。
コテを使った外壁塗装では、まずコテとコテ板を用意し、塗料をコテ板に乗せてから塗装作業を行っていきます。
刷毛は水分量の多い塗料を使う際に使用する必要がありますが、逆にコテの場合は水分量が少なく、粘度の高い塗料でなければ使用できません。
また、コテを使いこなすためには5年以上の時間が必要とされており、使いこなせるのは職人だけだと言われています。

ただし、コテによる塗装は刷毛やローラーでは難しい凹凸を表面に付けられ、外壁に表情を生み出すことができるため、外壁塗装で利用されることも少なくありません。
外壁の色は周囲の環境に合わせたものにしなくては浮いてしまいますが、個性を少しでも出したい場合にはこうしたコテを使った外壁塗装をすることで、オリジナリティを出していくこともできるでしょう。
刷毛やローラー、エアスプレーと比べると作業に時間もかかってしまいますが、その分他の家にはない「個性」を引き出すことができます。
外壁塗装でコテによる塗装をお願いしたい場合は、職人さんのいる外壁塗装業者を選ぶと良いでしょう。

■コテの種類

コテには様々な種類があり、プロの職人は仕上げの段階に応じてコテを使い分けています。
DIYでおすすめのコテに加えて、プロの職人も使用するコテの種類をご紹介しましょう。

・ステンレス製の仕上げコテ
DIYで外壁塗装を行うなら、ステンレス製の仕上げコテがおすすめです。
長さ180mm、厚さ0.3mmを目安に選べば、基本的にどの場面の塗装でも役立つでしょう。
大きなコテは広範囲を一気に塗ることができますが、その分扱いが不慣れだと失敗しやすいです。
小さいサイズほど扱いやすいため、目安サイズがDIYにはぴったりと言えます。
ステンレス製で目安サイズのコテであれば、工具専門店じゃなくてもホームセンターで手軽に購入することが可能です。

・塗りつけコテ
重量のあるモルタルは塗りつけが大変ですが、塗りつけゴテを使用するとスムーズに塗装できます。
コシの強さが特徴的で、仕上げコテでの代用は困難です。
プロは長さ250mm、厚さ1mmのサイズを使うことがありますが、DIYの場合は長さ210mmが扱いやすいでしょう。

・仕上げコテ
モルタルの塗り付けや細部の仕上げ塗り、粗仕上げの後のツヤだしなどで使用されるコテです。
やわらかく、しなりやすい特徴を持ちます。

・角コテ
塗りつけ作業や粘度質の仕上げ材を仕上げる時に使用します。
他のコテに比べて面が大きいため、1度に広い範囲を塗装できるのでスピーディーな作業が可能です。

・面引きコテ
隅の外側を整える時に使用するコテです。
面が90度に曲がっており、直線を出すことで完成度の高い仕上がりにできます。
なお、使い方次第では仕上げコテでも出隅を整えることは可能です。

・切りつけコテ
出隅とは逆に隅が内側を整える時に使用するコテです。
面引きコテと同じく面が90度になっており、直線を出すことができます。
内壁などで使用されるコテですが、家の形に応じては使用する機会があります。

・木コテ
名前のとおり木製で出来ており、底が丸いかまぼこ型のコテです。
エッジがひっかかりにくいコテなので、スムーズに動かすことができ、ラフな模様をつける際に使われます。
ステンレス製の仕上げコテでの代用は難しいので、ラフな雰囲気の外壁にしたい場合は用意しておきと良いでしょう。

・プラスチックコテ
プラスチック製のコテで、使用目的は木コテと同じく模様付けに使われます。
表面に細かい目が入っており、木コテと似たザラザラな当たりが特徴的です。

DIYで外壁塗装する際は全てのコテを用意する必要はありませんが、プロに近い仕上がりにしたい場合は参考にしてみましょう。

■コテ塗装で使用する道具

コテだけでは塗装することはできないため、コテ塗装で使用する道具も用意する必要があります。
どのような道具が必要なのか、DIYでおすすめの道具とプロが使用する道具の両方をご紹介しましょう。

・バケツ、左官バケツ
漆喰塗料などはダマになりやすいため練ってから使用する必要があります。
バケツは練る際に使用したり、水を溜めて使用した道具を洗える状態にしたりする際に欠かせない道具です。
プロの場合は頑丈な左官バケツを使用しますが、DIYでは通常のバケツで代用できます。
1個では足りないので、2~3個用意しておきましょう。

・かくはん工具、かくはん機
塗料を練る作業は棒でも可能ですが、手練りでは限界があります。
プロの現場では電動のかくはん機が使われており、短時間で練ることが可能です。
しかし、価格が約2万円から3万円と高めなので、DIYの場合はドライバードリルの先端が取り付け可能なかくはん工具が良いでしょう。

・トロフネ、練りクワ
DIYではバケツで練り作業となりますが、プロがトロフネと呼ばれる容器で練り作業を行います。
かくはん機も使用しますが、練りクワを使用して材料をかき混ぜているのです。
混ぜるのが大変な塗材もあるので、その場合はトロフネと練りクワがあると便利でしょう。

・コテ板
コテ塗りではバケツから直接塗布するのではなく、一度コテに乗せて塗布作業を行います。
その塗料をのせるのがコテ板で、プラスチック製は軽いので長時間の作業もしやすいです。
木材の端材で板に持ち手をつくり、表面に養生テープを巻きつければ自作も可能です。
持ち手は斜めに設置すると使い勝手の良いコテ板になります。

・オタマ杓子、左官ヒシャク
バケツからコテ板に移動する際に使用する道具です。
プロはステンレス製などのヒシャクを使用しますが、DIYなら安価のオタマ杓子で代用できます。

・ヘラ
マスキングテープのカットやファイバーテープの押さえ付け、パテの塗り付けなど様々な用途で使用できるので用意しておくと便利です。
ヘラのサイズも様々なので、複数のヘラを用意して使い分けると良いでしょう。

・とめさらい
養生テープを剥がす際、一緒に塗り材が浮いてしまうことがあります。
それを押さえ付けて戻す時に使用する道具です。
DIYの場合は仕上げコテの先端でも代用できます。

・ハケ、左官ブラシ
養生前に細かい部分を掃く、細部にシーラーや下地材を塗る時、出隅の仕上げ塗り後の調整、仕上げパターンをつけるなど、こちらも様々な場面で活用されます。
プロの場合はブラシを使う事が多く、柄があるブラシとないブラシがあります。

ハケ塗装ではたくさんの道具を使用するので、作業中に慌てないようにしっかり準備を整えておきましょう。

■コテ返しをマスターしよう

重量のある塗料はコテ板に乗せるとバランスがとれず、落としてしまうことがあります。
初めてコテ塗りをする人はコテに塗料を乗せることが難しく、まずはコテ返しを覚える必要があるでしょう。
それでは、コテ返しの方法とポイントをご紹介します。

①コテを適量に取り分ける
初心者にやりがちなのが塗料をたくさんコテ板に乗せてしまうことです。
多すぎてもバランスがとりにくいので、控えめな量を乗せましょう。

②コテ板を立てて動作に合わせてコテを滑らせる
コテ板の中心部分にコテを当て、コテ板を少しずつ立たせる動作に合わせて上方へコテで滑らせましょう。
ここでたくさん乗せてしまうとコテから落ちる可能性があるので、面の半分を使う量を乗せてください。

③コテ板を90度近くまで立たせたら塗料をすくう
コテ板を90度近くまで立たせたら、手首を手前に返し、塗料をすくい取ってください。
板にはまだ塗料が残っているので、それが下に落ちる前に板を水平状態に戻ししましょう。

最初のうちは難しいと思いますが、練習を繰り返すと少しずつできるようになります。
コテ返しをマスターすれば、塗料が落ちるストレスをなくして塗布作業に集中できるでしょう。

■コテの使い方をマスターしよう

外壁塗装の仕上げ塗りは、自分が納得するよう状態を見ながら塗っていっても問題ありません。
とはいっても、できるだけ職人技に近づけた仕上がりにしたいと思うのは当然のことです。
プロの仕上げ塗りは、平滑な平塗りを2度塗りしていくことが基本となっていますが、いずれにしてもコテの使い方を理解しておかなければ作業を進めることはできません。
今回は、コテの使い方をマスターして満足のいく外壁塗装を目指していきましょう。

【基本の塗り方を習得しよう】

平面な外壁は自由に塗っても問題ないのですが、コテの使い方に慣れていないと不必要にコテを動かしすぎて全体的にムラが出やすくなってしまいます。
できるだけ広範囲にわたり塗り材を広げていくことを意識して、塗り作業を行ってください。
塗り広げていく度にコテにのせた塗り材が少しづつ減っていくので、塗り材の量に合わせコテを外壁に向けて倒していくようにするとムラができにくくなります。
本塗りは高いところから塗っていくのが基本で、右利きの人の場合は左から右に移動しながら作業を進めていくと良いでしょう。
低いところから塗っていくと高いところを塗る時に、塗り面を荒らしてしまう可能性があるので、できるだけ塗りつけ後の外壁に触れないように配慮するのがポイントになります。

【塗りつけはコテをダイナミックに動かす】

コテの握り方は、柄の部分に親指を当てそこを支点に他の指を添えます。
動き方によってバランスをとりながらコテを操作していきます。
では、塗り方の基本を工程ごとに解説していきましょう。

①コテから塗り材が落ちないよう、コテを壁に当てながら塗り始める

②コテの進行方向は、壁から離すようにする

③塗りつけ作業が進むにつれ、コテの進行方向を外壁に近づけていくようにする

④端まで塗りつけが完了したら、コテを切り返す

⑤今度は、逆方向に向けてコテを進めながらコテの跡を均していく

⑥塗り始めの場所に戻ったら終了

【ラフ仕上げはコテの動かし方も自由】

平面の仕上げ塗りは、進行方向側のコテを少し浮かせて横に滑らせていくのが基本です。
コテの当て方が強すぎてしまうと塗り材を削ぎ取ってしまいますし、反対に弱過ぎてしまうとコテが上手く壁面に当たらず部分的にムラができてしまいます。

・木ゴテを使うと金属製のコテでは出せない独特な跡がつき、少し荒々しい表情になる

・職人の場合は、1回目の塗りが乾き始めたタイミングで2回目を塗っていくが、DIYの場合は1回塗りでも十分な仕上がりになる

・仕上がり面を平滑にするには、コテの片側に定規をあてるような感覚で横に塗りつけていくと良い

仕上げ塗りは高い技術を要するので、できるだけムラを少なくした仕上がりよりも、あえてコテの跡を残してアクセントにしたい場合は、好きなようにコテを動かしても良いでしょう。
平滑に仕上げるのは難易度が高いので、このように味のある外壁にしてみるという方法もあります。

【施工箇所別の塗り方をマスターしよう】

端部や出隅・入隅は、コテの使い方次第できれいに仕上げることができます。
コテの形状を上手く使いながら、様々な箇所を塗っていきましょう。

<端部分>
・左右の端は、コテを立てて側部にピッタリあてて内側に向かってコテを動かす
・コテの先端からの距離より近くて安定性のあるコテ尻の部分を使うと操作しやすい
・上下の端は、コテを真横にして側部を当てながら塗りつけていく

<出隅・入隅>
・出隅は、面引きゴテできれいに引き、コテの進行方向側を少し浮かせると動きが止まりにくい
・面引きゴテの跡がついた場合は、仕上げゴテで均す
・入隅は、切りつけゴテで出隅と同じように進行方向側を少し浮かせながら引く

出隅・入隅の場合は、隅専用の面引きゴテと切りつけゴテを使用するときれいな仕上がりになります。

コテの使い方によって、外壁の表情に変化をつけることができます。
自由な発想で好みの仕上がりをイメージしながら、コテを上手く使いこなしていきましょう。

塗布時に使用する道具・エアスプレー

吹き付けとは、専用の器具を使って霧状に塗装していくエアスプレーのことで、塗装工事の最終段階に行う仕上げ塗装の際に使用する道具です。
ここでは、吹き付け塗り(エアスプレー)について詳しくご説明していきます。

■吹き付け塗装とは

空気圧縮機(コンプレッサー)を使って、圧縮された空気を噴出により塗料を霧状に吹き付ける工法です。
ラッカーのような乾燥速度の速い塗料を扱うことに適しており、仕上がり面が均一になって、刷毛塗装の約10倍ものスピードで作業をすすめることができます。
しかし周囲に塗料が飛び散ったり、舞い上がりやすいので養生する手間がかかってしまうでしょう。

■スプレー方式の種類

スプレー方式には大きく2つに分類することができます。
「エアースプレー方式」と「エアレススプレー方式」です。
エアースプレー方式は、圧縮した空気を使って霧吹きのようなスプレーガンで噴霧する方式です。
エアレススプレー方式は、加圧した塗料をガンから水鉄砲のように噴霧させる方式で、どちらかというと、エアレススプレー方式の方が直接噴霧できるので無駄が少なく、高粘度である塗料でも吹き付けることができます。
また、一度に出る量が多いため厚膜塗装も可能です。
工業用の大きな建物に適しており、一般的な住宅は狭い部分が多いので通常のエアースプレー方式で塗装することが望ましいでしょう。

■塗料の供給方式

塗料の供給方式には3つの方式があり、「重力方式」、「呼上方式」、「圧送式」に分けられます。
圧送式は、同じ塗料を大量に使用するコンベアー塗装に使われることが多く、重力方式・呼上方式は色を替える場合によく使われます。
小さくて細かい部分の塗装や、色替えを頻繁に行う場合にはカップを使っての重力方式が効率的で、塗料を無駄なく使い切ることができるでしょう。
スプレーガンには、大きい型と小さい型があり重力方式供給では小型タイプのものが使われます。
この重力方式スプレーガンは、約1.0~1.8ミリの口径ノズルを使用しますが、粘度の低い塗料には小さな口径ノズル、高い塗料は大きな口径ノズルを使います。

■吹き付け塗装の使用方法

仕上げ塗装をする際には、細かい粒子でできた塗料を吹き付けることになるので、小口径ノズルを使って強めの圧力で十分な空気量を保ちながら吹き付けることが大切です。

(例)
空気使用量が150リットル/minの場合のコンプレッサーで必要な能力を計算式を使って求めます。

150×(1.2~1.3)÷100リットル/1PS(0.75KW)→2PS

ノズルは塗装する面に対して直角になっていることと、20cm程度の距離をおいて平行に動かします。
近づきすぎてしまうとムラが出たり、反対に遠すぎても表面がザラついたりするので注意してください。
外壁面には、直角であることと平行に動かすことが基本ですがこれは簡単にできる作業ではありません。
足場板の高さ付近はどうしても半円形に動かしてしまうことが多く、吹き付け部分が重なったりムラになってしまうことがよくあります。
吹き付けをした直後はわかりにくいのですが、足場を解体して全体を見渡した時に発見することが多いので、トラブルになりやすいでしょう。

このように吹き付け塗装は、塗料ロスの大きさや飛散、騒音などが発生してしまうため問題点が多いです。
もしも近隣に住宅がある場合は、養生には注意しできるだけ騒音対策することが重要となります。

足場・養生で使用される道具

外壁塗装で欠かせないものと言えば「足場」です。
足場がなければ高いところを塗装することができません。
足場で使用されている道具と、塗装を施す際に重要となる「養生」で使用する道具について紹介していきます。

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■くさび式足場で使われる道具とは?

近年、外壁塗装で使用される足場の種類としては、安全性が高く効率良く建てられる「くさび式足場」が主に使われています。
そんなくさび式足場を作る際に使用する道具を見ていきましょう。

・支柱
緊結部が付いている網管です。
緊結部のことを「こぶ」と言い、水平材や斜材と緊結して足場を組み立てていきます。
長さが豊富で建物の高さによって使い分けられています。

・アンチ
踏板とも呼ばれ、足場の床部分として使われ高い場所でも安全に作業ができるようになります。
段差がないように組み立てていきます。

・手摺
支柱のこぶに打ち込むことで落下防止を施すことができます。

・ブレス
支柱と支柱に対して取り付ける斜材のことで、足場の安定性や耐震性を上げる働きをしてくれます。

・アンダーベース
足場の沈下を防ぐための道具です。
整地した場所で使用し設置していきます。

・ジャッキベース
支柱の高さを調整する役割と足場の水平を調整する役割があります。
アンダーベースの中央の位置で使用します。

・ブラケット
踏板をはめる際に使用する道具で、狭い空間には欠かせません。

・ハンマー
部材を固定する際に使用します。
足場を組み立てる方々にとっては必須とも言える道具です。
腰袋という道具を入れるためのカバンの中に入れ、腰部分に付けることでいつでも取り出しやすくなっています。
腰袋にはハンマーだけではなくニッパや水平器、レンチやスケールなど様々な物を入れています。

■養生に使用する道具とは?

塗装をする際に汚せない場所にシートやテープなどでカバーすることを「養生」と言います。
養生をしっかりと施すことで仕上がりが各段に違ってきます。
養生をすることにに欠かせない道具を紹介します。

・マスキングテープ
シートを貼る際に使用するテープです。
簡単に剥がすことができるので、失敗してもすぐに貼り直すこともでき、塗装が終わったら時間を掛けずに剥がせます。
外壁によって貼りにくいものもありますが、テーププライマーを使用すれば貼りやすくなります。

・養生シート
透明なビニールシートとなっており、窓枠などを塗料から守ることができます。
ノンカッタータイプであればハサミを使用しなくても切ることが可能です。

・マスカー
マスキングテープと養生シートが一体になっているシートです。
1人でも簡単に貼ることができます。

・ブルーシート
床の養生に使用します。
作業中に歩くことで床に塗料を付けることを防いでくれるのです。

・養生カバー
車やバイクを覆うことができるカバーです。
依頼主だけではなく近隣住宅の車などにも取り付けることでトラブルを防ぐことができます。

以上のようにプロが使用する道具には様々なものがあります。
養生に使用する道具はDIYでも活躍できるでしょう。

■上手に養生するポイント

外壁塗装は塗装したいところだけを塗っていくことが大切ですが、塗ってはいけない場所や塗料がついてはいけない場所を養生していくことも大切な作業になります。
自分の敷地内ならまだしも、近隣の建物や車に塗料が飛んでしまうと大きなトラブルになりかねません。
外壁塗装を行う前に、適切な手法で養生するようにしましょう。

【養生テープを張る前にホコリを取り除く】

保護するためのテープを張る部分は、乾いた布やハケなどを使ってホコリをきれいに払いましょう。
ホコリや汚れを取り除くことで、テープをよりきれいに接着することができ塗料が入り込むのを防ぎます。

【養生シートで覆う】

ブルーシートなどで施工場所以外の部分を覆いましょう。
端はシートが動かないよう養生テープでしっかりと張るようにします。

【木部は粘着力の少ないマスキングテープがおすすめ】

木部に粘着力のある布テープを張ってしまうとはがす時に損傷しやすいので、粘着力の弱いマスキングテープを使うようにしてください。
その上から布テープを張って養生を補強する方法をとると良いです。

【外壁は強力な布テープでも問題ない】

外壁周辺がコンクリートや石などの場合は、粘着力の強い布テープで養生しても構いません。
マスキングテープだと塗り材がにじんでしまう可能性があるので、布テープでしっかり養生するようにしましょう。
この場合も、接着面のホコリや汚れを取り除いておく必要があります。

【養生に使う道具を購入する時の注意点】

昨今は、100円均一ショップでDIY専用の道具や商品が多く販売されていて、安価で道具を揃えることができます。
しかし、外壁塗装のDIYに関しては高確率で塗料が他の場所に飛びついてしまうことが多いので、ホームセンターでDIYに適した養生道具を購入することをおすすめします。
理由は安価な製品の場合、それ相応の品質であることが多いからです。
ビニール製品に関してはすぐに破れてしまったり、マスキングテープは剥がした後がベトベトになってしまうこともあります。
ビニールの代わりに新聞紙を代用する方もいますが、新聞紙は塗料が染み込んでしまうので養生の役割を果たせません。
少し価格は高くなりますが、ビニールとマスキングテープが1つになったマスカーテープを使うと便利で時間もかかりません。

養生は、外壁塗装の仕上がりにも影響するため職人でも怠らない工程の一つです。
徹底的に養生するために時間をかけて念入りに取り組んでいきましょう。

DIY外壁で使用する道具と費用

DIYで外壁塗装をする際には、どのような道具が必要なのでしょうか?
必要な道具とその費用について紹介していきます。

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■DIYで行う外壁塗装に欠かせない道具と費用は?~下処理編~

・高圧洗浄機…2万円前後~
外壁の清掃に使用します。
細かい汚れなども簡単に取り除けるので便利です。

・たわし、ブラシ、タオル…200円前後~
外壁の掃除や塗装が終わった後の掃除にも使用できます。
塗装を剥がす際にも使います。

・皮すき…300円前後~
高圧洗浄で取れなかった汚れなどを取り除く道具です。
塗料の蓋が開きにくい時などにも使用できますし、DIYでは使用頻度の高い道具なので持っていると便利です。

・サンドペーパー…200円前後~
塗装を剥がす際に便利です。
目の粗さが違うものをいくつか持っていると便利でしょう。

・脚立・はしご…小さいものは5000円前後~大きいものは20000万円前後
高い部分の塗装をする際に使用します。
折りたたみ式のやはしご兼脚立など様々なものがあります。

・マスキングテープ…500円前後
養生の際に必要なテープです。
値段の低いものだと粘着力が弱いものもあるので気をつけましょう。

・養生シート…2000円前後~
素材などによって金額に違いがあります。

・ブルーシート…1000円前後~
地面や庭の養生に使用します。
大きさによって金額に違いがあり、安いものなら1000円以下で購入できるものもあります。

・コーキング材…2000円前後~
用量によって金額に違いがありますが、1000円前後で購入することも可能です。

■DIYで行う外壁塗装に欠かせない道具と費用は?~塗装編~

・刷毛…1000円以下~4000円前後
水溶性のナイロン刷毛や豚毛を使用した刷毛など種類があります。
大きさにも種類があるので使いやすいものを選びましょう。
水性と油性どちらにも対応している刷毛が使いやすいでしょう。

・ローラー…1000円以下~4000円前後
羊毛ローラー、マイクロファイバーローラー、砂骨ローラーなど種類によって金額も変わります。
ローラーとハンドルが別売りとなっているものもあり、取り換えられるので便利です。
共に400円前後で購入できます。

・下げ缶…200円前後~
塗料を入れる容器で、カートリッジを取り換えて何度も使用できる缶もあります。

・ローラーバネット…1000円前後
ローラーでの塗料の際に使用します。
バケット、ネット、内容器を別で購入することも可能です。

・下塗材…30000万~50000万円前後
塗装が剥げないように塗る下塗材です。
シーラーとフィラーがあり薄めて使用します。

・中塗、上塗材…~150000万円前後
家の大きさにもよりますが、15万前後の金額となるでしょう。

■足場を設置して安全に塗装を施そう

外壁を塗装していくので、脚立やはしごでは届かない部分もあるでしょう。
また、安全を確保するためには脚立だけでは不安定です。
そういった場合には「足場」が必要となります。
足場の設置は素人が行うと非常に危険ですし、設置自体が難しいです。
必ず専門の業者に依頼して設置するようにしましょう。
金額は10万円前後~となりますが、安全のためには必要となる費用です。

塗装しやすい服装も大事

外壁塗装では、刷毛やローラーなど塗装の際に使用する道具を準備することも大切ですが、塗装をする際に着る洋服を準備することも大切です。
特に、始めて外壁塗装をするのであればペンキが跳ねたり垂れることが多いです。
服や靴は汚れやすいので、エプロンをしていたのにも関わらず、洋服までもが汚れてしまい落ち込んでしまう人もいます。
また、着ている洋服のせいで塗装がしにくくなってしまう可能性もあり、外壁塗装での服装選びは大変重要なポイントとなるのです。
そこで、外壁塗装をする際の服装選びをご紹介していくので参考にしてみてください。

■大工さんや塗装業者の服装から学ぶ

外壁塗装をする際の服装は、汚れても良い服装であることが大前提ですが、動きやすいことも肝心です。
家を建てている大工さんや塗装業者の服装を見てみると、ニッカや鳶服などを着用しています。
どちらも作業のしやすさを考えて作られている服で、膝を動かしやすい服装であると屈む際にもラクに屈めるので、動きやすいのです。
また、ベストを着用している人も多いですが、ベストを着る理由の一つとして袖が邪魔にならないことが挙げられます。
袖がどこかに引っかかってしまうことで怪我の原因になるだけではなく、塗装の際には乾いていない部分に袖口が擦れてしまえば、せっかく塗装をした部分が汚れてしまうので、ベストを着ている作業員が多くいるのです。
冬であれば防寒のためにジャンパーを羽織ることになりますが、袖が邪魔にならないように必ずボタンが留められています。

このように、大工さんや塗装業者の服装から外壁塗装に向いている服装を学ぶことができます。
ニッカや鳶服をわざわざ購入する必要はないので、自分の家にある洋服から動きやすく汚れても良い洋服を選べば良いのです。

■外壁塗装に向いている服装とは?

では、実際にどういった服装が外壁塗装に向いているのか確認していきましょう。

【半袖は動きやすく塗料も付きにくい】

半袖の服装であれば、袖口が塗装した部分に触れることも少ないので、外壁塗装の仕上がりも良くなるでしょう。
ですが、寒い時期に外壁塗装をするのであれば長袖を着ないと風邪を引いてしまう可能性もあるので、半袖に限定せずに長袖や上着を羽織りましょう。
ただし、フードが付いているパーカーやジャケットは、フード部分が塗装した部分に擦れてしまう可能性も高いので、塗り直しが必要になることも考えられます。
なので、フードが付いていないジャケットなどを選んで羽織りましょう。
また、長袖のシャツを着る場合には、ボタンを留めないと袖に塗料が付きやすいので、ボタンはしっかりと留めることが肝心です。

【スッキリとした服装を選ぶ】

ダボダボした服装は動きやすいのですが、塗装中に壁に近づいてしまうことも考えられるのでペンキが付きやすくなってしまいます。
なので、スッキリとした服装を選ぶことが大切です。
女性であればレギンスは伸びやすい素材で動きやすくスッキリとしているので外壁塗装に向いています。

【使い捨てできる古着が最適】

新しい服やお気に入りの服を着て外壁塗装を行う人はいないでしょうが、もう着ることのない古着であれば汚れても良いので安心して外壁塗装ができるでしょう。
動きやすい洋服を選んで塗装の準備をします。

【エプロン】

ギャルソンエプロンは腰から下部分までしか汚れを防止してくれないので外壁塗装に向いていませんが、胸部分から膝までカバーしてくれるエプロンがあると、洋服に汚れが付きにくいのでオススメです。
リボンは作業をしている際に取れないようにしっかりと結びましょう。
また、ポケットが付いているエプロンであれば作業で使用する道具を入れておけるので便利です。

【靴も汚れて良いものを選ぶことが大切】

外壁塗装時に忘れやすいのが靴選びです。
いつも履いている靴を使用してしまうと、ペンキが飛び散ってしまったりペンキを踏んでしまい汚れてしまう可能性が高いです。
なので、汚れても良い靴を選んだり作業用に価格の低い靴を購入することも考えましょう。
また、動きやすいことも重要となるので皮靴などではなく運動靴を用意することが肝心です。

【タオルやバンダナも必需品】

外壁塗装をしていると、髪の毛にペンキが付いてしまうことも多いです。
髪の毛にペンキが付くと落ちにくいので、帽子を用意する人も多いのですが帽子はつばが邪魔になってしまうのでオススメしません。
寒い時期であれば毛糸の帽子でも構いませんが、タオルやバンダナであれば頭に巻くだけなので髪の毛が汚れる心配もありません。
タオルであれば夏場の暑い時期であれば、汗を吸い取ってくれるので目の中に汗が入ることを防いでくれます。
汚れてしまっても洗濯が可能なので繰り返し利用できるので便利です。

■塗装に最適なグローブとは?

外壁塗装は、素手で行うと手が汚れてしまいペンキを落とすのにも苦労してしまうので、グローブの着用も大切となります。
そこで、様々な種類のグローブの特徴を見ていきましょう。

・ポリ手袋
食品でも使用されるぽロエチレンの手袋は使い捨てで使用できることが特徴です。
ホームセンターなどで入手可能で安価なので外壁塗装時にも使用する人が多いのですが、蒸れやすいので夏場であると作業がしにくくなる可能性が高いです。

・軍手
安価で手に入れることができる軍手は、自宅に常備している家庭も多いでしょう。
外壁塗装でも使用でき、着け心地も良いので作業がしやすいです。
ただし、ペンキが染み込んでしまうので吹き塗りには適していません。

・革グローブ
着け心地が良くペンキが染み込む性質もないので、外壁塗装がしやすい点が特徴です。
ただし、長時間着用していると皮の染料が手に付いてしまうことが考えられます。

・ゴム手袋
手首や腕の部分まで覆ってくれるので服や腕が汚れる心配はありませんが、作業をしていることで蒸れが発生して塗装がしにくくなってしまう可能性があります。

・ゴム引きグローブ
伸縮性のあるグローブで作業がしやすいことが特徴です。
塗料全般に使用でき、手のひら側はゴム引きされているので道具を滑り落とす心配もありません。
着け心地も良いので外壁塗装にオススメのグローブです。

外壁塗装をする際には、きれいな仕上がりにするためにも上記の服装のポイントを参考に、動きやすく汚れても良い服装を選んで作業を行っていきましょう。

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