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外壁塗装で耐久性の高いフッ素塗料、メリット・デメリットを検証!

目次

フッ素塗料

外壁塗装には様々な塗料が使用されますが、その中でも特に耐用年数が高く長持ちしやすいと言われているのが、「フッ素塗料」です。
フッ素塗料の耐久性に関することを耳にしたことがある方も多いかと思いますが、実際はハイグレードのフッ素塗料であってもデメリットというものは存在します。
今回はそんなフッ素塗料のメリット・デメリットを徹底検証し、フッ素塗料での外壁塗装がオススメな人から、フッ素塗料を利用する場合の注意点などもご紹介していきましょう。

フッ素塗料とは?

そもそもフッ素塗料とはどんなものかご存知でしょうか?
「フッ素」という言葉を聞いたことがあってもよく分からないという方が多いでしょう。
そこでまずはフッ素塗料についてご紹介します。

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■フッ素とは?

フッ素とはハロゲン族元素の一つでミネラルの種類に該当されます。
自然界ではフッ化物として存在し、例えば植物や動物にも極微量に含まれていて、人間にも骨などに含まれています。
そんなフッ素は身近なところで言うと歯医者などでよく利用されています。
フッ素で歯がコーティングされることにより虫歯菌が歯を蝕むのを防ぎ、さらにカルシウムと結合して歯を強くする効果を発揮するのです。
このように、フッ素は意外と身近にあるものなのです。

■フッ素塗料とは?

フッ素塗料とは、原料となる蛍石から抽出したフッ素を塗料に加えたものを言います。
フッ素塗料は炭素とフッ素の結合がみられ、それがとても強く簡単に紫外線で壊れることもありません。
そのため外壁塗装以外にも、化学工業や自動車部品、半導体など、幅広いシーンで活躍している塗料です。
最初は都会にあるような大型ビルの塗装を対象としていたため、機能性は高いものの費用はかなり高くなっています。
例えばスカイツリーや六本木ヒルズなどにはフッ素塗料が塗られているのです。
こうした大型ビルの場合、費用は高くなっても塗り替えまでの期間を長めにしたいということから、高価なフッ素塗料も使われることが多くみられます。
ただ、最近の家庭でも長持ちさせられるようにフッ素塗料を利用されるところも増えてきています。

フッ素塗料のメリットを検証!

フッ素塗料とはどういったものなのか分かったところで、続いてメリットを検証していきます。
フッ素塗料は外壁塗装において、どのような特徴を持っているのでしょうか?

■耐久性が高く、耐用年数が高い

フッ素塗料を利用する一番のメリットとも考えられるのが、耐久性による耐用年数の高さです。
上記の項目にもあるように、フッ素塗料を塗ることで炭素とフッ素が結合し、強い力を発揮してくれます。
塗装された部分は紫外線や雨風など天候による劣化にも強く、他の塗料と比べて長期間メンテナンスがなくても外壁を守れる耐久性を持ち合わせることになります。

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耐用年数はフッ素塗料の場合、およそ15~20年程度と言われています。
外壁塗装の塗料として人気が高いシリコン塗料は10~15年程度と言われているため、5年程度の違いが出てくるでしょう。
5年程度しか違わないのなら、シリコン塗料の方が良いのでは?と思われるかもしれません。
しかし、5年の違いがあることでメンテナンスによる総工事費用に差が生まれます。
例えばシリコン塗料を塗った家とフッ素塗料を塗った家があるとします。
それぞれの家が同じ40坪でシリコン塗料は15年に1度、フッ素塗料は20年に1度塗り替えを行うとすると、シリコン塗料は40年目までに2回の塗り替えを、フッ素塗料は1回の塗り替えを行わなくてはいけません。
単純に塗料だけの値段で考えると、シリコン塗料の場合、単価は3000円/㎡となるので40坪に換算すると1回の塗り替えで39万9000円、シリコン塗料は2回塗り替えが必要なので、79万8000円となります。
一方フッ素塗料の場合、単価は4800円/㎡、1回の塗り替えで63万8400円となり、シリコン塗料の1回分の塗り替えに比べてかなり高くなってしまいました。
しかし、シリコン塗料は1回の塗り替えしか行わなくても良いので、合わせたコストだけを見るとフッ素塗料の方が安くなります。
このように、フッ素塗料はランニングコストで見るとお得になる場合があるのです。
もちろん、ここには諸々の工事費用が含まれていないため実際は値段もアップしますが、生涯的に費用を抑えたいという場合はフッ素塗料の方が向いていると言えるでしょう。

■耐熱性に優れている

外壁塗装における耐熱性は、太陽光や紫外線による熱があたることで劣化しやすいかどうかを指しています。
一般的に外壁は夏になると50~60℃を超える場合もあり、熱によって塗膜の劣化スピードが増す可能性が高いです。
しかし、耐熱性に優れているフッ素塗料の場合、強い熱や紫外線に晒されても劣化スピードは抑えられます。
注意点としては、耐熱性がある=断熱性・遮熱性があるということではありません。
あくまでも塗膜自体が熱に強いというだけであって、断熱性・遮熱性のように家の中に熱を通さないという意味ではないので気を付けましょう。

■耐水性、親水性を持ち合わせている

熱だけでなく水にもある程度の強さを持っています。
特に「弾性フッ素塗料」という、弾性機能が備わったフッ素塗料を用いると、ヒビ割れが起きにくくなるため雨漏りになる可能性も低くなるでしょう。
また、耐水性を持ちながら親水性にも優れています。
基本的には雨水が当たってもすぐに流れていってしまうのですが、親水性を持った塗膜はそのまま水を密着させることができます。
外壁に付いている汚れの間にも水が密着されるので、塗膜と汚れの間に水が流れ込みそのまま汚れを流してくれるのです。
そのため、フッ素塗料は汚れも落ちやすく、外壁の美観を維持してくれるでしょう。

■防藻性や防カビ性も含まれる

外壁に藻やカビが生えてしまうと美観も優れませんし、カビが根付いてしまうと高圧洗浄機を用いた洗浄でもなかなか落とすことができず、専用の洗剤を用いたバイオ洗浄でしか落とせなくなってしまいます。
そうなると業者に依頼する必要があり、料金もかかってきてしまうでしょう。
フッ素塗料には防藻性や防カビ性もあるため、藻やカビも発生しにくいので、メンテナンス時に塗り替え以外の費用が発生するケースは少ないです。

フッ素塗料には多くのメリットが存在しています。
そのため、大型ビルへ用いられることも多くなるのでしょう。
では、デメリットの部分はどうなのでしょうか?
続いてフッ素塗料のデメリットをご紹介しましょう。

フッ素塗料のデメリットって何?

機能性が高く、耐用年数も高いフッ素塗料にはどのようなデメリットが見られるのでしょうか?

■価格の高さが一番のデメリット

デメリットの中でも一番に挙げられるのが、価格の高さではないでしょうか?
機能性や耐用年数などを見ると、使用したくなる要素をたくさん持っています。
しかし、価格の高さがネックとなり利用を諦める方も中にはいらっしゃるのです。
外壁塗装は内装への塗装と比べると塗料もたっぷり使う必要があります。
これは、ある程度塗膜に厚みを持たせないと効果が発揮しづらくなってしまうためです。
また、メリットの部分で「単価自体は高いもののランニングコストは安くなる場合がある」と書きましたが、条件として30~40年以上住んだ場合、有効になります。
つまり20年前後で売却してしまうと、フッ素塗料における外壁塗装費用は高いままであまりメリットを感じられなくなってしまうでしょう。

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中古物件でフッ素塗料の塗り替えを行う場合、つい機能性が高いことから中古物件自体の耐久性も上がるのではないかと錯覚してしまうケースがあります。
しかし、建物の耐久性も少しは向上するかもしれませんが、建物の寿命は伸びません。
その家の寿命を考慮しないとフッ素塗料での塗り替えがムダになってしまう場合もあるので気を付けましょう。

■信頼できる業者選びに時間と手間がかかる

外壁塗装は、フッ素塗料も関係なく全てにおいて下地処理から塗料の使用、塗り方などをしっかり行わないと、塗料が持つ耐用年数も短くなってしまいます。
例えば、以前までの塗膜が落ちきれていないのに新しい塗料を塗ってしまっては塗膜の上に塗膜が張られることになるので、しばらくすると以前の塗膜ごと落ちてしまう可能性もあるでしょう。
特にフッ素塗料の場合、こういったことが起こってしまうと何回も塗り替えることがコスト的にも難しいため、なるべく起こらないようにしたいものです。

そのような場合、業者選びは非常に重要となります。
フッ素塗料を使った塗り替えの実績が豊富な外壁塗装業者を選ぶようにしましょう。
最初の業者選びをしっかり行わないといけなかったり、近所の業者がそもそもフッ素塗料を取り扱っていない場合もあるため、より時間と手間がかかってしまうという部分もデメリットと言えるでしょう。

■屋根塗装にも使えるが、耐用年数は外壁よりも短くなる

もう一つのデメリットとして挙げられるのが、屋根塗装に関することです。
フッ素塗料の耐用年数はおよそ15~20年と、かなりの長期間持つことをメリットの方でもご紹介しましたが、屋根は紫外線や雨が直接当たり続ける部分になるため、外壁よりも塗膜の劣化が早いと言われています。
屋根用のフッ素塗料も販売されているのですが、それを使用したとしても耐用年数は15年程度になってしまうことがあるのです。
新築で外壁と屋根にフッ素塗料を使用したとしても、屋根の劣化だけが早く進んでしまい、屋根のみ塗り替えが必要になるケースがあります。
外壁と屋根を分けて塗装業者に依頼することも可能なのですが、そうなると人件費や足場費用などの影響で、外壁と屋根をまとめて塗り替えるよりどうしてもコストが高くなってしまいます。
屋根にはできるだけフッ素がたくさん配合された品質の良い塗料を利用し、耐用年数を高めておく必要があるのです。

このように、フッ素塗料にもいくつかデメリットが存在しています。
なるべくデメリットとなる部分を考慮し、フッ素塗料を使っていくことで、フッ素塗料の効果をしっかりと発揮できるようになるでしょう。

各メーカーのフッ素塗料を比較!

高い耐久性を持つフッ素塗料は、メリットが大きく取り上げられているとても優秀な塗料です。
そんなに良質な塗料なら、外壁塗装に使ってみたいという方も多いでしょう。
しかし、フッ素塗料のもう一つのデメリットは、種類が豊富にありすぎることです。
様々な塗料メーカーの中からどのようなフッ素塗料を選べばよいのでしょうか?

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■大手塗料メーカーなら安心

フッ素塗料は、シリコンやセラミックと同様に少量のフッ素が入っている塗料樹脂であれば全てフッ素塗料として世間に出まわってしまいます。
そこに注目した悪徳業者は、フッ素を少ししか入れていないフッ素塗料を利用し、品質の良いフッ素塗料と同じ扱いで耐用年数などの良さをアピールしてくる可能性も十分考えられます。
しかし、どのフッ素塗料が良いのか、どのフッ素塗料が良くないのか見抜くのは困難といえるでしょう。
したがって見極めるために重要なポイントとなるのが、国内の大手メーカーが保証しているフッ素塗料を選ぶことです。
反対に絶対に選んではいけないのが、ホームページがよくわからない塗料メーカー、業者のオリジナル塗料をアピールしている塗料です。
フッ素塗料であることを前面に出していても、完全なるフッ素塗料でない可能性があるので気をつけましょう。
もちろん、上記のような特徴のある塗料でも品質に問題のない塗料もあるかと思いますが、判断できる基準がありません。
確実でないものを試すリスクは大きいので、最初から選択しないことが無難です。
しかし、山本窯業化工の石材調フッ素樹脂塗料に関しては大手メーカーが取り扱っていないので、仕方ないと言えるでしょう。

■各メーカーのフッ素塗料を比較してみる

現段階で大手塗料メーカーといわれているのは、日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研、ロックペイントです。
日本ペイントは最も認知度の高いメーカーで価格も他のメーカーに比べると標準になっています。
関西ペイントは、メーカーの認知度は日本ペイントよりも劣りますが、高価格であることから品質の良さは期待できるでしょう。
依頼先の業者によっては、上記以外の塗料メーカーを扱っている場合もあるので大手メーカーに切り替えてもらう、もしくは取り扱う塗料にデメリットがないかきちんと説明してもらった上で外壁塗装することをオススメします。
フッ素塗料は、高額な塗料であるため慎重に選ぶべきです。
施工後は、必ず使用した缶をまとめてもらいどのくらいの塗料を使ったのか確認しておきましょう。
塗料を比較する時のポイントは、塗りやすさに特徴がある1液型水性塗料か、耐久性の高い2液型有機溶剤塗料かが見極めのポイントです。

フッ素塗料がオススメなのはどんな人?

フッ素塗料には様々なメリット・デメリットがあったり、それぞれのメーカーから販売されている種類によっても多少の違いがみられます。
そんなフッ素塗料はどのような方が使われることで、一番メリットを得ることができるのでしょうか?
外壁塗装でフッ素塗料の使用がオススメになるのはどういったケースなのか、ご紹介します。

■新築の場合

新築の家を建てる場合、フッ素塗料での外壁塗装がオススメです。
理由としては、新築の家であれば30年以上は住む可能性も高くなるということが挙げられます。
親世代から子世代、孫世代まで家が継がれていくことで、30年以上住み続けることができます。
フッ素塗料は何十年も住み続ける家でないと、ランニングコストのメリットを得られません。
そのため、これから長く住み続けるだろう新築の家にフッ素塗料を使用した方が良いと言えます。

■なるべく外壁の塗り替えをしたくない場合

フッ素塗料は耐用年数の高さが他の塗料と比べて高いです。
親水性による防汚性も持っているため、汚れにくさも持ち合わせています。
これがアクリル塗料の場合、数年に1度の割合で塗り替えなくてはいけなくなってしまうでしょう。
できるだけ外壁の塗り替えはしたくないという方は、15~20年程度の耐用年数を持つフッ素塗料を選ぶべきです。
ただし、耐用年数である15~20年程度、ずっと美観が維持できるということではありません。
汚れにくさは持っているものの、あくまでも汚れにくいのであって、完全に汚れないわけではないため、その点に考慮して選びましょう。

■気候や温度変化が激しい地域の場合

地域によって気候や温度変化は異なりますが、より変化が激しい地域にはフッ素塗料がオススメです。
気候は紫外線や雨の影響が受けやすくなるためなのですが、温度変化も家の耐久性に影響をもたらし、家の寿命を短くしてしまう場合があります。
フッ素塗料、特に弾性フッ素塗料を利用するとヒビ割れも起きにくくなり家の耐久性もアップするでしょう。
また、フッ素塗料自体は断熱性が高いわけではないのですが、多少の断熱性も持ち合わせています。
もし、断熱材を利用していない、または利用できない家の場合はフッ素塗料を塗ることで多少の断熱性はアップされるでしょう。
しかも除湿対策をする必要もないので安心です。

上記のケースの場合、フッ素塗料を使った方が良い可能性も高く、オススメです。
上記ケースに該当される方で外壁塗装を検討されている方は、ぜひフッ素塗料での塗り替えを検討されてみてはいかがでしょうか?

フッ素塗料で外壁塗装を行う前の注意点

外壁塗装でフッ素塗料を使う際には、塗料に配合されている原料や耐用年数など塗料についての特性を十分理解した上で使用しなければなりません。
メリットばかりに重視するのではなく、どんなデメリットがあるのかも知っておきましょう。
また、塗装する部分やどの塗料メーカーを扱うのかも考えましょう。
ここでは、フッ素塗料を使う前に注意すべき点についてご紹介していきます。

■促進耐候性試験をもとに塗料を選ぶ

フッ素塗料を使って外壁塗装を行いたいと考えていても、たくさん種類のあるフッ素塗料の中からどれを選べばよいのか判断に迷うことがあります。
そんな時は、促進耐候性試験の結果をもとに判断してみてください。
この結果が長ければ長いほど、耐候性のある塗料であるととらえましょう。
実際にフッ素塗料で外壁塗装した物件を見学させてもらい、自身の目で耐久性や美観の高さを確かめることも重要です。

■塗装する部分を決める

フッ素塗料を住宅のどこに塗装するかも事前に配慮しておくべき点の一つです。
住宅を丸ごと塗り替えすとなると、予算オーバーしてしまうという方は最も効果が欲しい部分や、劣化しやすい部分を選びましょう。
住宅の中で一番メンテナンスが必要な部分は、屋根になりますが退色やチョーキングが激しい壁が気になる場合は、外壁を優先させて劣化の発生を抑えてください。
フッ素塗料は汚れに強く防水性も高いので、可能な範囲内で塗装することをオススメします。
安い塗料を使うと、余計にコストがかかってしまうので金額を抑えるために塗料の品質を下げることは避けた方が無難です。

■塗り替え時に使用できるフッ素塗料であるか確認する

フッ素塗料で施工を行った場合、2回目の塗り替えの時にもフッ素塗料で塗装しなければいけない場合があります。
フッ素塗料は弾く性質を持っているので、中には上から塗料を重ね塗りできないことがあるからです。
一生涯で塗り替えを何回必要なのかを考え、施工業者に次回の塗り替えでフッ素塗料以外のものを使用する可能性があることを伝えておきましょう。
最終的に住宅を手渡すのであれば、家を売り出す際にウレタン塗料やシリコン塗料を選んで簡易的に綺麗に塗ってもらうというケースもあります。
そうなった場合は、既存のフッ素塗膜を完全に剥がさなくてはいけないのでフッ素専用の下地材料を使用するなど手間が掛かってしまうことも頭に入れておくべき点です。
これを機会に、大切な資産となる住宅を生涯的にどのように扱っていくか考えてみることも重要なポイントとなるでしょう。

フッ素塗料を利用した悪質業者に注意!

外壁塗装を請け負った業者はたくさんあり、中には「フッ素塗料で格安で施工します」を売りにしている悪徳業者も存在します。
このような業者に依頼し、施工が開始されればその時点で手遅れとなり後戻りできません。
施工前にフッ素塗料の品質や知識を身につけて、依頼先業者を選ぶときは慎重に行いましょう。

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■そもそもフッ素塗料による外壁塗装は安くなる?

通常、外壁塗装の費用は、塗料の値段、塗装職人の人件費、足場代などが含まれています。
足場代は、外壁塗装を行うために組む足場のことをいいます。
たとえ一階建ての平屋であっても地面からすべての外壁を塗装することはできません。
脚立などを使用すれば足場代が浮きますが、安全性に欠けてしまい効率も悪くなるでしょう。
そのために、足場を組んでその上に職人があがり移動しながら塗料を塗っていきます。
中には足場を組まずに塗装を行い安価にしている業者もありますが、企業の努力や配慮によって人件費や足場代を抑えた結果安くなることは問題ないのです。
しかし、塗料の使用量を少なくして料金を安くする場合はどうでしょうか。
フッ素塗料は厚く塗装していかないと特性の効果を発揮できません。
これを少量でなおかつ薄く塗ってしまうと、フッ素塗料を使用した意味がなくなってしまいます。
フッ素塗料に関しては、製造・販売会社は業者向けに塗装方法の講習会を行うくらい技術や注意項目がある商品です。
素人の目では、薄く塗られているか厚く塗られているか判断がつきにくいところなので、業者はそれを利用して格安を売りにしているということになります。
ですから、「フッ素塗料を使って格安で塗装します」という業者をみつけたら相場価格とどれくらい差があるのか比較してみてください。

■フッ素塗料を薄めて使用する悪徳業者

フッ素塗料は、一般の人が見てもどのくらいの厚みで塗装されているか判断できません。
これをいいことに塗料を薄めて塗りやすくする、少ない量で価格を下げる業者も十分考えられます。
塗料を薄めることは悪徳業者にとってデメリットはなく、施工が終わってしまえばわからないことです。
きちんと厚みの基準も決められていますが、確認材料もないので後になって剥がれが生じてしまうことで気づくことになるでしょう。
この悪事を防ぐ方法の一つとして、業者が仕入れたフッ素塗料の数量を把握しておくという対策があります。
塗料を搬入した時の数量と、施工後空になった缶の数を確認してみましょう。
メーカーに問い合わせれば1缶でどのくらいの面積を塗装することができるのか調べられるのでどのくらいの塗料が必要なのか自動的に算出できます。

100~200万円以上する外壁塗装には気をつけよう!

外壁塗装の相場は、見積もりや以前塗装をしてもらったことがない限り、外壁塗装にかかるおおよその金額を知ることができません。
なので、高額な金額を請求されたりしてもこれくらいが相場ですといわれてしまうと、普通だと思ってしまうので気がつかないことがあります。
実際に外壁塗装にかかる金額の相場は、どれくらいなのでしょうか?
また何に気をつけたら良いのでしょうか?

■高額な外壁塗装工事はない?

外壁塗装は住宅の大きさにもよりますが、一般的な住宅では外壁塗装に200万円以上もかかってしまうことほとんどありません。
一般的な住宅の外壁塗装工事は、100万円程度で済ませることができますが、初めて外壁塗装工事を行う場合などは知らないことが多いので、いわれた金額が相場だと勘違いしてしまうこともあります。
見積もり金額が100万円以上だった場合、それは悪質な業者である可能性が高くなります。
このような高額な金額になった場合は、複数の外壁塗装会社に見積もりをもらうなどして適正な相場を知っておくようにしましょう。
最近では、最高級グレードであるフッ素塗料だといって高額な見積もりを出してくる業者もいます。
確かにフッ素塗料は、15年以上長持ちする外壁塗料であり、耐久性の高さや塗り替え頻度の少なさから注目されていますが、最高級のフッ素塗料を使った場合でも100万円以上することはめったにありません。
本当に見積もり金額が適正であるか確認するためには、同じ塗料で外壁塗装をした場合の価格を出してもらいましょう。

■もしも高額な見積もりになったら要注意

もし、100~200万円以上の金額の見積もりを業者に出された場合は注意しましょう。
訪問してきた業者に見積もりを依頼したら、総額が200万円以上の高額になったり、キャンペーンやモニター価格で50万円など大幅な値引きがされていた場合は特に注意が必要です。
高額な見積もりになっていた場合、最高級塗料なので高くなりますや、自社オリジナル塗料で30年長持ちしますなど魅力的な言葉をいい、高額でもそれなりの価値があるように錯覚させますが、30年も長持ちする塗料はありません。
なので、相場との大幅なズレを感じたら、すぐに施工を依頼せずに返事を保留にしておきましょう。
また、本来の金額に対して大幅な値下げをすることで、安いと錯覚してしまいがちですが、適正価格であればこんなに値下げすることはできません。
またこれだけ値下げできるのは今だけと、すぐ契約を結びたがる業者もいますがこれも要注意です。
高額な金額で契約を結ばせたがる業者は、メリットになる部分だけを伝えてデメリットになる部分を隠して契約させることもあります。
適正価格を知るためにも、いくつかの業者から見積もりをもらうことをおすすめします。

■見積もり金額が高額になる場合は?

中には、どこで見積もりをもらっても高額になる場合があります。
それは、ハウスメーカーや工務店に外壁塗装を依頼した場合や100坪以上の住宅、マンションやアパートなどの一般住宅ではない場合です。
ハウスメーカーや工務店に依頼することで、そこから子会社や孫会社に施工の依頼が行き、中間マージンが発生してしまうため、高額になってしまいます。
この場合、会社の仕組みとしてマージンが発生しますが、その代わりに保証などが付いてくる場合もあります。
また、100坪以上の住宅では塗る面積が広いだけでなく、最高級のフッ素塗料などを塗ると金額が高くなるため、見積もり金額も100~200万円以上となるケースもあるでしょう。
マンションやアパートもこれと同じように、塗る面積が広くなるので、必然的に金額が高くなります。

特別な住宅でない限り、最高級のフッ素塗料で外壁塗装しても100~200万円以上もかかることはありません。
いくつかの見積もりを比較することで、適正価格を知ることができるので、外壁塗装業者から見積もりをもらって比較してみましょう。

外壁塗装においてフッ素塗料には様々なメリット・デメリットがあります。
フッ素塗料にて塗り替える場合、メリット・デメリットを考慮する以外にも、ライフプランがどうなるのかも予め大まかにでも考えていないと、将来的に負担の大きなものになってしまうかもしれません。
フッ素塗料で外壁塗装を行う際は、ぜひ将来の塗り替えに関することも考えながら、利用するか検討してみましょう。

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