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セラミック塗料を利用した悪徳業者に注意!

悪徳業者に注意 

近年、外壁塗装業界ではセラミック塗料を悪用した業者による被害が増えてきています。なぜセラミック塗料を使った被害が増えているのでしょう?
今回はセラミック塗料の基本的な特徴から、どうして悪徳業者に騙されてしまうのかなどをまとめてご紹介していきます。

セラミック塗料の特徴とメリット・デメリット

■セラミック塗料はどんな塗料?

セラミック塗料とは、陶器や焼き物などで使用されるセラミックを素材に、外壁塗料へ変換したものがセラミック塗料と言われています。
セラミック塗料を施すことによって外壁に耐熱・断熱性能や耐久性、耐候性といった様々な性能をプラスすることができることから人気の高い塗料の一つと言われています。
また、セラミック塗料で塗装すると石材を使ったような感じに仕上げることができ、外壁に重厚感やゴージャス感を演出することも可能です。

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■セラミック塗料の特徴

そもそもセラミック塗料とは、塗料に含まれている成分全てがセラミックというわけではありません。
シリコン塗料やフッ素塗料などの塗料にセラミック素材を混ぜて作られたものがセラミック塗料となります。
また、『半分以上がセラミックでなくてはいけない』などの決まりがあるわけでもないので、ほんの少しでもセラミックが配合されていたら、それはセラミック塗料となるのです。
そのため、セラミック塗料はシリコン塗料やフッ素塗料と同じように分類されることが多いですが、実際には同じように分類できない塗料と言えます。

■悪質業者が利用しやすいセラミック塗料

多くの業者でセラミック塗料を扱っていますが、中でもセラミック塗料を用いて嘘をつき、高額な外壁塗装料金を請求する悪質業者が中には存在します。
セラミック塗料というとベースとなる塗料にセラミックが加わることによって耐用年数も長くなるように感じますが、実際の耐用年数はベースとなる塗料と同程度と言われています。
確かに耐久性などはセラミックが配合されることにより向上するものの、耐用年数が大きく変わるわけではないのです。
それなのに、『セラミック塗料は耐用年数がとても長く他の塗料よりもオススメです!』といった感じで近づく悪質業者がいます。
セラミック塗料に対して正しい知識を持っていればこのような悪質業者にも引っかからないことでしょう。

また、セラミック塗料の中には断熱性に優れたものや低汚染性のものもありますが、全てのセラミック塗料がそのような特徴を持っているわけではありません。
セラミック塗料の種類によって特徴も異なってくるため、日本ペイントやエスケー化研などで販売されているセラミック塗料以外のものは本当にそのような特徴を持っているのか疑ってかかった方が良いです。

気を付けていればセラミック塗料は豪華な外壁に仕上げることができるとても便利な塗料です。
ぜひ正しい知識を知った上で利用してみましょう。

なぜ悪徳業者に騙されてしまう?

耐久性に優れたセラミック塗料を偽って外壁塗装を行う、悪質な業者は後を絶ちません。
そもそも、なぜ悪徳業者に騙されてしまう人が多いのでしょうか?
悪徳業者と契約してしまう原因をご紹介します。

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■訪問販売による契約トラブル

外壁塗装などのリフォームに関するトラブルは、訪問販売からの契約が多いです。
その割合はなんと全体の77%近くにも及びます。
訪問販売の場合は、次のような行為で契約せざるを得ない状況になるようです。

・一度契約をすると、同業者や他業者から不要な工事契約がきた
・断ってもしつこくて契約してしまった
・無料で調査すると言われ、調査結果に不安を煽られて契約した
・今なら半額で、明日から通常の値段になってしまう

このように、相手に危機感を与えたり、長く居座ったり、時には強引な方法で契約を結ぶことが多いようです。

■営業マンは施工をする人ではない

外壁塗装の営業を行う人は、外壁塗装や使用する塗料、外壁補修に関する知識が豊富だと思う人もいるでしょう。
しかし、営業マンは工事を行う人ではないので、最低限の知識だけで営業を行っていることも珍しくはありません。
そのため、外壁塗装を行わなくて良いタイミングでの契約や、必要のない補修の契約をされている可能性があるのです。
基本的にノルマ分の契約がとれれば、あとは施工会社に丸投げする悪質業者も多いので、営業マンが話す知識だけを鵜呑みにして契約を結ぶことは避けた方が良いでしょう。
訪問販売で契約した場合、契約をして8日以内ならはがきや封書でのクーリングオフが利用できるので、慌てずに対処してください。
また、クーリングオフに関してあらかじめ確認しておくことが望ましいです。
クーリングオフに関する話がない場合、なかなか契約解除をしてくれない可能性もあるので、そのような場合は契約をしないように気を付けましょう。

■専門業者はコンサルタントを利用しやすい

外壁塗装を専門にした業者はチラシやネット広告で集客を集めることが多い一方、営業力のない専門業者はコンサルタントなどを雇って営業を行う傾向が増えています。
コンサルタントに依頼すると集客力を集めるホームページの制作やチラシ作製、好印象にみられる接客態度や営業方法を指導してもらうことが可能です。
この指導により倒産寸前の企業が持ち直した事例は多くあるので、営業力の低い専門業者には利用の利点が大きいと言えます。
しかし、コンサルタントはボランティアではなく、これも一つの仕事なので料金がかかります。
その料金は安いものではなく、時には月100万以上の支払いもしている業者があり、その負担は業者を利用する利用者が支払う費用からとなるわけです。
高額な支払いになれば、費用が水増しされていることもあります。
コンサルタントは営業の専門ではありますが、外壁塗装に関する知識は一切ありません。
外壁塗装業者を集客目的で良い印象に見せていることから、利用者も好印象を持って契約してしまい、トラブルの被害に遭うことも珍しくないです。
スタッフの対応も重要ですが、施工技術や料金の不透明さがないことも業者選びでは重要なポイントと言えるので注意しましょう。

■外壁塗装のセミナーで騙される

外壁塗装を検討される方の中には、業者選びを間違えないように外壁塗装に関するセミナーへ積極参加される人もいらっしゃいます。
外壁塗装は長寿命な家を保つために欠かせないメンテナンスであり、施工範囲も広いので費用もなかなか高額です。
さらに業者の種類や形態もたくさんあり、適当に選んでしまうと損をすることもあります。

また、セラミック塗料をはじめ塗料を偽って使用したり、不適切な作業を行ったりする業者は多いので、外壁塗装に関する知識を持つことは重要です。
最近は外壁塗装の知識を深めたい人に向けて無料のセミナーが開かれています。
外壁塗装のプロが講師として教えてくれるので、予備知識を身に付け、外壁塗装の疑問や不安を解消し、業者選びのヒントにすることができます。
セミナー内容は主催の業者によって違いがありますが、基本知識として外壁塗装のタイミング目安や塗料の種類、見積もりのチェックポイントや業者の見分け方など知りたい内容がほとんどでしょう。
充実した内容ですが、注意したいのが利用者の立場からセミナーが行われていないことです。
セミナーを行う目的はセミナーにより集客し、最終的には契約に辿りつくことが目的になります。
つまり、塗装業者に限りませんが集客アップを目的に開かれているセミナーなのです。
セミナーでは他業者のデメリットを紹介しつつ、自社のメリットを大きく取り上げている内容が目立つでしょう。
正確な知識と比較対象はあるとセミナー主催の業者の良さが目立つため、信じて契約をしてしまう可能性があります。
知識を身に着ける分にセミナーは有効ですが、業者の善し悪しに関しては見抜く基準にはなりません。
知識が身に着けば見分け方も理解できるようになるので、その場で契約をすることは避けましょう。

このように、外壁塗装の契約では訪問販売やコンサルタントの利用で好印象に見えている、セミナー開催による集客で騙される利用者が多いのです。
特に訪問販売によりトラブルは多く、営業力の高い営業マンだと言葉巧みにつられて契約したり、あまりにしつこくて帰す目的で契約したりすることがあります。
利用者の立場を考えずに契約を追ってくる業者は手抜き工事や費用の水増しなど、悪質な業者である可能性は高いです。
特に手抜き工事の場合は再塗装をするはめとなり、さらに費用が高額になる可能性が考えられます。
ですので、訪問販売やセミナーで良い印象を受けても、全てを鵜呑みにせずその場での契約は避けてください。
本当に優良な外壁塗装業者であるか調べ、信頼できる業者と分かったら契約するようにしましょう。

悪徳業者が多い理由とその手口

リフォームの中でも特に塗装業界では、リフォーム専業会社に悪徳業者が多いと言われています。
どうして顧客を裏切ってしまうような業者が、この塗装業界に多く存在し、そして塗装業界に多く残ってしまっているのでしょうか。

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■塗装業界に悪徳業者が多い理由とは

塗装業界に、悪徳業者が多くいる理由は何かあるのでしょうか?
住宅の外壁塗装などは、本来10年以上の耐久性があるはずなのですが、塗装工事から数年、場合によっては数ヶ月で剥がれてしまうなどということもあります。
しかし、本来このような耐久性があるにも関わらず、どうしてこのようなことになるのでしょうか?
それは塗料に問題があるのではなく、塗装工事そのものに問題がある場合もあります。
塗装工事の前にきちんと洗浄しなければならないが、その洗浄が不十分であったり、質が悪く安い塗料を使っているなど、様々な理由が考えられますが、専門の業者に依頼したという安心感があることなどから、これが悪徳業者であることを見破るのはとて難しくなっています。

また、塗装工事の手抜きはいくらでもできてしまうという問題もあるのです。
場合によっては、100万円支払っても実際には50万円の価値しかない工事の場合もあり、これらの理由から「塗装工事に価値はない」とまでも言われています。
では実際に100㎡で100万円の費用がかかると言われた場合、これが適当な基準によって見積もられた金額であっても、それが高いのか安いのかという判断ができません。
そのため、これが悪徳業者であるという判断を簡単に下すことができません。

あくまでも目安となりますが、工事の相場はペンキなどの塗装材料費、人件費(職人の日当など)、利益(会社の営業費、手数料)などによって決められ、それを相場に照らし合わせた時に高いか安いか見極める必要があります。

こうした悪徳業者が提示してくる見積もりに対して、そのまま鵜呑みにしてしまうのは、たはり塗装工事についての知識がないからで、悪徳業者もそこをついて商売をしようとしています。
また、そこに漬けこまれてしまうと、結果的に悪徳業者の言いなりになってしまい、結果的に手抜き工事や雑な外壁塗装を依頼してしまうのです。
このような悪徳業者に引っかからないためには、悪徳業者の手口を知っておくと防げる場合もあります。

■悪徳業者が使う手口は?

では、悪徳業者はどのような手口で迫ってくるのでしょうか?
最もよく使われている手口をご紹介します。
このような言葉を言われたり、行為をされた場合は警戒してすぐに契約しないようにしましょう。

・契約を急がせる

最初は外壁塗装の説明だけだったが、徐々に口約束で今すぐ契約することを迫ってきたり、突然訪問してきて今すぐに工事を決めようとしたりします。
中には、突然訪問してきたにも関わらず、「キャンペーン中で本日中に契約してくれたら大幅に割引します。」など、その場で契約を急がせる業者もいます。
そもそも住宅の大きさや外壁の状態など、きちんとした状態が把握できないまま契約して、外壁塗装させるような業者は悪徳業者そのものです。
契約を急がせるような業者の契約はしないようにしましょう。

・不安を煽る勧誘をしてくる

突然住宅を訪問してきて「外壁が朽ちているから、このままでは大変なことになってしまう。」といったり、「今すぐ工事しなければと取り返しのつかないことになってしまう」など、聞いているこちらが不安になるように煽ってきて、その場で契約を取り付けるような勧誘をしてくる業者は信用できません。
口が達者な営業マンだと、その場で契約をしそうになってしまうかもしれませんが、何をいわれてもその場で契約をしてはいけません。

・長すぎる耐久性を提示する

本来塗料の耐久性は、品質が良くて最も長く耐久性のあるのもで約20年だと言われていますが、悪徳業者の中には「当社独自の塗料で約30年間の耐久性があります。」などと、ありえない耐久性をいってくる業者もいます。
また耐久性があるといっておきながら、メーカーの規定よりも薄めた塗料を使って施工期間を短くして仕上げるなど、使う塗料の内容が不明確な場合には注意が必要です。

・ありえない割引や値引きをしてくる

悪徳業者の中には、人目を引くために価格を低く設定していたり、半額など大幅な割引でいかにも安いようなサービスで契約させる場合もあります。
「ホームページ掲載可能な住宅のみ、特別大特価で施工します。」や「モデル工事させていただけたら、半額で塗装します。」など、大幅な割引を提示してくる業者や、「今だけ足場代無料」など過度なサービスをしてくる場合にも注意が必要です。
このような場合にはからくりがあり、もともと少し高めの金額設定にしていかにも安くなったかのように見せかける場合と、足場代は本来10万円程度かかってきますが、足場代ではない他の項目に上乗せして請求してくる場合もあります。

塗装業界という専門的な業界では、一般的に価格や施工方法なども知れ渡っていないため、どうしてもいわれたことを鵜呑みにしてしまいがちです。
そのため、あまりに安い塗装業者や契約を急に迫ってくる業者や不安を煽ってくる業者などは、悪徳業者の可能性も高くなってきますが、それを簡単に見破ることができない場合もあります。
少しでも不安に感じたり、変だなと感じることがあれば、急いで契約したりしないようにしましょう。
安さだけを売りにしている業者も信用しないようにしましょう。

外壁塗装工事はどんな流れで行われる?

外壁塗装は様々な工程を重ねて完成に至ります。
見積もり段階では必ず完成し引き渡しを行うまでの流れを説明してもらえるので心配いりませんが、ここで一連の流れを確認しておきましょう。
外壁塗装工事の流れがわかっていると、実際の施工をチェックした時に不備などがないか自分で確認することができます。

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■仮設や足場の設置

安全に外壁塗装を行う上で大切になってくるが仮設足場です。
中には足場なし工法と言ってロープにぶら下がりながら塗装を行う場合もありますが、一般的には作業の効率や安全性を考慮し足場を設置することが多いでしょう。
同時に飛び散りを防ぐための飛散防止シートを覆うこともあります。

■高圧洗浄で汚れを落とす

塗装をする前に高圧洗浄機を使用して汚れを落としていく作業です。
ここで重要なのは適度な水圧で洗浄されているかどうかということです。
14.7MPaが適切な圧力計とされていますが、高圧の水で外壁がへこんでしまう材質もあるので注意が必要です。

■よく乾燥させてしっかり下地処理を行う

高圧洗浄が完了したら、天候にもよりますが2日くらいかけてよく乾燥させます。
しっかり乾燥させないと塗料などが密着しぬくくなるので、きちんと乾燥時間を設けます。
ここから下地調整を行っていきますが、ひび割れを埋めたり剥がれた箇所にモルタルで補修する場合もあります。
塗料がついてはいけない部分にシート・テープを貼って飛び散りを防ぐ作業も重要です。

■本格的に塗り作業に入る

1.下塗り

はじめて塗料を壁に塗っていく作業になります。
塗料や工法によって多少違ってきますが、下塗り・中塗り・上塗りをそれぞれ数回に分けて塗装していくケースもあります。
最初の下塗りは色を塗っていくという作業ではなく、保護目的なので壁にしっかり薬剤を密着させることが大切です。
下地状態により、シーラーやプライマー、バインダー、フィラー、などの下塗材料を使い分けていきます。

2.中塗り

上塗りの1回目と同様に重要となる中塗りは、上塗り塗料と同じものを使用するため、手抜き工事される可能性も高いでしょう。
中塗りだけでしっかり1日使って作業してもらった方が安心です。

3.上塗り

一番塗装のメインとなる工程です。
サイディングやモルタル仕上げでは、透明な塗料だけ塗ることもあります。
中塗りと上塗りの違いは塗料の色を微妙に替えている塗料を使用すると、どこまで進んだか判断がつきやすくなります。
塗り忘れ防止を防ぐためにも最後の上塗りは重要なのです。

屋根塗装に関しても外壁と同様に塗装していきます。
全て塗装が終了したら、テープやシートなどを剥がし業者による確認をしてもらいます。
これは塗り残しや、余計な場所に塗料していないかチェックしてもらうための工程です。
問題だければ足場を解体し、家全体を確認することができます。
外壁塗装工事はいきなり作業に入るのではなく、事前準備や確認作業もあるのでしっかり確認しておきましょう。

外壁塗装で重要な「三度塗り」とは?

外壁塗装においての基本的な知識として、「三度塗り」という言葉があります。
こういった知識を依頼前に知っておくことで、悪質業者に騙されにくくなるため、知っておいた方が良いでしょう。

■三度塗りとは?

では、三度塗りがどういうものなのか、ご紹介します。
名前の通り塗料を3回に分けて塗ることを言います。
1番最初に下塗り、次に中塗り、そして最後に上塗りをすることで3回塗られることから三度塗りというようになりました。
一見、1度だけ塗れば良くないのか、その分費用がかかるんじゃないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、外壁塗装においてこの三度塗りが耐久性を高めるために必要になるのです。
ただし、模様をつけたり、より耐久性を高めるために四度塗り以上を設定している塗料も中にはありますが、基本的には三度塗りに設定している塗料が多くみられます。

■それぞれが持つ働き

下塗り・中塗り・上塗りにはそれぞれの働きがあります。
まずは下塗りです。
下塗りには多くの働きがあり、例えば外壁と中塗り・上塗りへの密着性を高めるために塗ったり、外壁の塗替えを行う時に現在使用されている外壁塗装の膜を消して新しい塗料が付きやすくするために下塗りを行います。
密着性を高める働きが強く、耐久性を高めるためには一番重要になると言っても過言ではありません。
次に中塗りと上塗りですが、下塗りの時は下塗り専用の塗料が使われ、中塗りと上塗りでは同じ塗料が使われます。
この塗料は種類によって耐用年数も異なりますが、一度塗っただけでは耐久性も落ちてしまいます。
ですが、中塗りを入れてから上塗りすることによって、高い耐久性を保つことができるのです。

■悪質業者に騙されないためには?

悪質業者に騙されないためのポイントとして、三度塗り以下になってくると、手抜き工事の可能性は高くなります。
三度以上になることは上記でも説明したようにありますが、一度や二度に減ってしまうことはありません。
例えば、「グレードが高く最新の塗料を使っているので二度塗りで良い」などの言葉が出てきたら、悪質業者の可能性が高いと言っても良いでしょう。
また、工事期間ですが三度塗りの場合、全て乾燥してから行われるので塗料が乾かなければ下塗り・中塗り・上塗りが全て別日で行われる場合があります。
悪質業者で手抜き工事を行っている場合は、1日で完成してしまうこともあります。
これは乾いていない内に塗っているので早く仕上げることができるのですが、乾いていないのに新しい塗料を塗っていくと耐久性も落ちてしまいます。
必ず乾燥時間なども考慮し、三度塗りされているのかをチェックしてみましょう。

業者選びで失敗しないポイント!

ここまで悪徳業者に騙される理由や手口、外壁塗装の流れなどをご紹介しましたが、業者選びにはポイントがあります。
悪徳業者との契約を避けるためにも、業者選びのポイントを身に着けておきましょう。
それでは、外壁塗装業者を選ぶ7つのポイントを見ていきます。

■担当者のことを知ろう

外壁塗装の営業担当者は、その家の状況から正しい判断をする必要があります。
なんとか集客した業者は他社との競争も兼ねて、不要な工事を提案して契約をすることが多いです。
そんな担当者がいる業者を避けるためにも、担当者がどんな人物なのか知ることが重要でしょう。
営業担当者を見極めるポイントは見た目、話し方、雰囲気の3点です。

・見た目
営業担当者の第一印象を確認しましょう。
服装や身なりに清潔感があるか、折り目正しい態度であるかなどを確認してください。

・話し方
一般の人は外壁塗装に関して全く知識がないため、担当者が分かりやすく説明してくれるかどうかは重要です。
曖昧な表現や自信のない回答がなく、はっきりした口調で話しているかチェックしましょう。
塗装に関しても分からない用語も多いですし、工程についても分かりやすく解説してくれる担当者だと安心して任せられるはずです。

・雰囲気
顧客の話を担当者がしっかり聞いてくれるかどうかも大切なことであり、話しやすさは担当者の雰囲気が左右します。
担当者のペースで話が進んでしまえば、外壁塗装に対して不明な点を残しつつ、そのまま契約をしてしまう恐れがあるでしょう。
相手が信用できるか判断するためにも、質問や意見しやすい雰囲気があり、顧客の目線で考えてくれるかどうか見極めてください。

■職人のことを知ろう

実際に外壁塗装を行うのは営業担当者ではなく、その業者の職人さんです。
営業担当が良くても職人の技術力が満足度を左右するので、どんな職人なのか担当者に聞くことも重要でしょう。
外壁塗装業者の形態はたくさんあり、営業・契約・施工まで全て行う専門業者もいれば、下請け会社として営業会社から発注を受け、施工をする形態もあります。
特に下請けの職人は手当不足から不本意に手を抜いてしまうトラブルも少なくありません。
また、専門業者だから確実に安全という保証もないと言えます。
安心して任せるためにも、施工を行う職人の情報を聞き出しましょう。

■施工実績を聞いてみる

営業担当者と職人のことを知ったら、次に実際の実績を聞いてみましょう。
一番良い方法が施工経験のある自宅を紹介してもらい、利用者の意見を聞くことです。
そのようなことを聞くことは迷惑だし、怒られると不安になる方も多いでしょう。
しかし、自信のある実績を持つ業者は快く紹介してくれるはずです。
ネットで口コミを探すこともできますが、ネットの口コミは虚偽情報も多いため、できる限り直接利用者の意見を聞くことが望ましいと言えます。
ただし、個人情報の問題もあるので簡単に情報を提供してくれるとは限りません。
その場合は、施工例の写真を見せてもらうと安心でしょう。
ただ数字だけの実績は確認しようがありませんが、写真などで残っていれば実績の判断材料になるはずです。

■訪問販売は即決を避ける

全ての訪問販売が悪質ではありませんが、訪問販売でのトラブルは多いので即決は避けてください。
特に値引きに関する話をしてきた場合は、即決で契約してしまうことが多いです。
オリジナル塗料を使っているから安いと謳う業者もいますが、そのような塗料は粗悪品である場合も多いです。
時にセラミック塗料の場合は他の塗料と混ぜ合わせてつくられており、含有量によってはセラミック塗料とは言いにくいものがあります。
その場で契約はせず、訪問してきた業者の実態を確認して、安全かつ外壁塗装が必要だと判断したら契約をお願いしましょう。

■見積りは相見積りを行う

外壁塗装には平均相場があり、その相場を1つの業者で見極めることは困難です。
費用に関するトラブルは多いので、複数社に相見積りを依頼して適正価格を把握しましょう。
相見積りをする場合は必ず同じ条件にしてください。
条件によって見積り内容も変わってくるので、正確な見積り比較ができなくなります。
また、見積り依頼時に業者の営業マンや職人と話す機会があれば、相性を確認するとミスマッチを防げるでしょう。

■書面でやり取りをする

外壁塗装後にイメージと合わなかったり、スケジュールが合わなかったりするトラブルもあります。
このようなトラブルは顧客と業者の間で、言った、言わないの言い合いになることもあるので、打ち合わせの際は書面でやり取りを残すことが大事です。
契約書などの書類に関しても契約前にしっかり読み、分からないことは確認してください。

■保証やアフターフォローがある

外壁塗装後に塗り残しや塗装剥がれがあった場合、施工に問題があるので保証を用意している業者がほとんどです。
保証内容と保証期間に関する説明がない場合は、正しく保証してくれない悪業者の可能性があるので、保証について確認してください。
また、保証以外に定期点検やフォロー体制が万全かどうかも重要です。

耐熱・断熱性を付帯し、さらに耐久性を上げることができるセラミック塗料ですが、セラミックが半分の量程混ぜ合わされている状態でもセラミック塗料と扱われます。
特に含有量の指定もないため、半分以下しか含まれていない悪質な塗料を使用する業者も多いのです。
そのような業者はセラミック塗料以外の部分でも悪質な手口で、契約を追っている可能性が考えられます。
塗料も重要ですが、同時に外壁塗装が正しく行われるか、手抜きであるかによっても見た目や機能性は大きく変わってくるのです。
悪徳業者と契約をしてトラブルに遭わないためにも、悪徳業者と優良業者を見極めて選ぶ必要があります。
セラミック塗料で外壁塗装を検討される方は、ご紹介した注意点や選ぶ時のポイントを参考にしてみてください。

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