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外壁の性能が落ちた…!塗装は補修や下塗りからが肝心!

外壁塗装 はがれる

強い雨風や日差しから家と暮らしを守ってくれる外壁ですが、メンテナンスを怠ると耐久性が低くなってしまいます。
外壁は表面に塗られた塗料の膜が雨水や汚れ、紫外線などの影響から外壁を守っているのです。
その膜も外的刺激や経年によって劣化するため、10年に1度は外壁塗装で膜を修正する必要があります。
外壁塗装がただ塗るだけでは性能が発揮されず、塗装前の補修や下塗りが重要です。
今回は塗装のサインや下地の劣化サイン、補修、下塗りについてご紹介します。

外壁やコーキングの破損は塗装のサイン

外壁塗装は外壁の見た目をきれいにしたり、色を変えたりするだけの作業ではありません。
塗料には防水や防カビ、汚れにくくするなど外壁を守る様々な性能が備わっています。
その性能も経年や雨風、紫外線の影響で劣化するので、定期的に塗り替えて性能を復活させるメンテナンスが必要です。
このメンテナンスを行ってしまうと、壁にひびや亀裂といった破損ができ、そこから水が侵入して建物内部を蝕んでしまいます。
外壁やサイディングの目地に破損が見つかった場合は、下地の補修と外壁塗装のサインになるのです。

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■外壁に破損が見つかったらすぐに外壁塗装

外壁を守る塗膜が劣化すると下地自体に雨風・紫外線などの影響が与えられます。
塗り替えを行わず放置していると、下地が劣化してひび割れや穴が空くといった破損につながってしまうのです。
破損した状態だと雨水が内部へダイレクトに侵入し、構造を腐敗させ、カビや錆も発生して、住宅の寿命を縮めてしまう恐れがあります。
水の侵入が悪化すれば雨漏れに発展し、生活でも支障が生じるでしょう。
住宅内部まで破損すると、外壁の補修と塗装以外の工事が必要となります。
ひび割れや穴がある時点で深刻化しているケースも少なくないので、すぐに外壁塗装と下地の補修を依頼しましょう。

■コーキングの破損もすぐに外壁塗装

デザイン性の高さから、最近はサイディングを使用する住宅が増えています。
一見すると外壁塗装が不要と思われますが、サイディングも定期的に塗り替えが必要です。
サイディングはボードをいくつもくっつけて貼ってあるため、ボード同士の境にすき間ができます。
そのすき間から下地や建物内部に水が侵入しないように、コーキング材をつかって目地を埋めているのです。
コーキングも経年や紫外線の影響で縮んだり、ひび割れたりします。
すき間やひびから水が入り、雨漏りを起こすことも珍しくないので、コーキングも劣化が見られたら補修と外壁塗装をしましょう。
サイディングも水分を吸収しやすいボードなので、塗膜が劣化するとボードが反ったり、膨れたりしてサイディングが破損する可能性があります。
なので、コーキング補修だけではなく、塗装で塗膜を復活させることも大切です。

■自然災害による破損なら火災保険が適用

火災やガス事故に備えて火災保険に加入される方もいらっしゃるでしょう。
一般的に火災事故に対する補償が出る保険ですが、実は外壁の補修でも適用されるケースがあります。
外壁やサイディングの破損が経年によるものではなく、強い風の影響や台風で物が飛んできた、落雷、雹、雪災の自然災害で破損した場合は、火災保険の風炎補償で直すことが可能です。
風炎補償を使用するには3つの注意点があるので、確認していきます。

申請は被害から3年以内

風炎補償は被害を受けて3年以内に申請しないと補償を受けられません。
自然災害を受けた事実がないと補償されず、過去3年以内であれば被害を立証でき可能性が高いからです。
確実に申請したい場合は、被害にあってすぐに申請するのが望ましいでしょう。

経年劣化は適用されない

築年数が長い建物は経年劣化で外壁が破損している部分もあるでしょう。
しかし、風炎補償は自然災害で破損した場所だけが適用範囲となります。

水害も適用されない

洪水や高潮、大雨による土砂崩れといった水害は火災保険が適用されません。
保険金は現地調査により出るか出ないか審査されるので、嘘で申告してもばれてしまいます。
同じ自然災害でも水害による破損であれば、注意しましょう。

20万円以上の費用がかかる

20万円以下の補修・塗装費用だと風炎補償は受けられません。
基本的に外壁塗装や補修は高額なので20万円以下になるケースは少ないですが、費用にも注意しておきましょう。

3つの条件に合致したら風炎補償を受けることができます。
しかし、外壁塗装業者の中には火災保険の扱いに不慣れな業者もあるので、まずは保険が使えるか確認しましょう。
使えることが分かれば契約している保険会社に連絡と請求申請を行い、損害調査と審査が通過すれば保険金が支払われます。
自然災害で高額な外壁補修と塗装になった場合は、火災保険を上手く使ってみましょう。

■破損する前に外壁塗装

外壁やサイディングの破損が激しいと補修も多くなるので、費用も高額となります。
塗膜の劣化は外壁の破損以外でもチェックすることが可能です。

汚れやカビ、藻が目立つ

塗膜は汚れやカビ、藻から守る役目もあり、劣化すると汚れが目立ちやすくなります。
特に日当たりが悪い部分はチェックしてみましょう。

白い粉がふく

塗膜が劣化すると白い粉が発生します。
チョーキング現象と言い、外壁を触って白い粉がついたら塗装にサインと考えましょう。

塗料が膨れる、剥がれる

塗料が膨れていたり、剥がれたりする場合も塗膜の耐久性が落ちているサインです。

外壁やコーティングに破損がなくても、上記の症状が出ている時は塗り替えのベストタイミングです。
破損する前に外壁塗装をするように心がけましょう。

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どうして外壁塗装が剥がれてきてしまうのか?

■外壁塗装が剥がれることでの問題

外壁塗装が時間と共に剥がれてしまうのは仕方ないと感じている方は多いのではないでしょうか。
美観以外時に影響がないと思い放置する家も多いのですが、外壁塗料の剥がれによって住宅に悪影響を及ぼしてしまいます。

外壁塗料の塗膜は外壁を外的刺激から保護する役割があり、その塗料が剥がれているということは、外壁に外的刺激がダイレクトで当たっていることになります。
そうなると外的刺激の影響が少しずつ浸透し、やがては外壁素材へ直接影響があらわれてしまうでしょう。

そして、外壁が正常に機能しないと建物の劣化が進んでしまうのです。
なぜなら、外壁は常に雨風や紫外線などの外的刺激に晒され、住宅の劣化を守る役目があるからです。
しかし、その外壁を守るための塗料がないことで、外壁だけではなく住宅の寿命を決定づけると言っても過言ではないでしょう。
建物の寿命を維持するためにも、剥がれた外壁塗料は放置せずに補修することが大切です。

■外壁塗料が剥がれてしまう原因とは

外壁塗料が剥がれる原因として経年劣化と思い込む方が多いですが、実は経年劣化以外の原因がほとんどだと言われています。
しかし、その原因は主に外壁塗装時の工程に問題があるのです。

外壁素材が乾燥していない

外壁塗装では外壁がしっかり乾燥した上で、塗装が施されます。
しかし、雨が降っていなくても湿気により外壁素材が濡れてしまっていることは多いのです。
外壁塗装は温式工法が基本なので、外壁素材が少しでも濡れているときれいに密着しません。
そのため、外壁素材がしっかり乾いた状態で外壁塗装が行わなければ、塗膜は必然的に剥がれてしまうのです。

下地処理で手抜きがある

外壁塗装は温式工法なので、下地処理が質を左右すると言っても過言ではありません。
下地処理を怠ると外壁素材と塗料がしっかり付着されません。
下地処理での手抜きで多いのが、高圧洗浄以外にも素地ごしらえでの清掃や研磨紙ずりなどの処理が丁寧に行われないことによって、塗膜の密着が悪くなるケースです。
下地処理ではどのような過程があり、どんな意味があるかを業者から確認しておくと良いでしょう。

下塗り材選びでのミス

外壁塗料の剥がれは、下塗り材によっても発生しやすいです。
まず外壁素材によって下塗り材が決定しますが、その外壁素材に適していない材料を選択してしまうミスも少なからずあります。
外壁素材と下塗り材の相性が悪いと素材と塗膜がうまく密着せず、剥がれる原因へと繋がってしまうのです。
また、中には下塗り自体を行わない業者もあるので、チェックポイントとして塗装工程が3回以上行われるかを確認しましょう。

塗装工程が雑

正しい外壁塗装では、塗布させる塗料の量や乾燥時間を厳守するなどのポイントがあります。
もし短期間で外壁塗料が剥がれてしまう場合、塗布する塗料が少ない、もしくは多すぎる、または乾燥時間を守らないで塗装を行っているといったことが原因として考えられるでしょう。
塗料の量は塗料ごとに標準が定められており、その量を守って塗ることできれいな仕上がりの塗膜ができるのです。
また、時間を短縮させるために乾燥時間を早めて重ね塗りしてしまうと、前の工程で塗布された塗料が乾燥しきれず塗膜内で膨れてしまい、素材とうまく密着できなくなります。これが外壁がはがれてしまう原因になるのです。

外壁塗装は単純に塗装するのではなく、各工程を丁寧且つ的確に行うことが大事です。
ちょっとしたミスや手抜きがあるだけで外壁塗装の剥がれを簡単に引き起こしてしまう引き金になります。
こういったことにならないためにも、質の良い工事を行う業者選びが肝心となります。

■わずか3年で外壁塗料が剥がれてしまった場合

外壁塗装の平均寿命は10年前後と言われているので、わずか3年で剥がれてしまう場合は業者のミスと言えます。

外壁や住宅を保護するために剥がれの補修が必要となり、塗装から3年の剥がれであれば、業者の保証が適応されるでしょう。
しかし、外壁塗装では書面による保証書がないので、どこまで保証されるのか不安に感じている方も多いです。
ただ、日本塗装工業会に入会している業者なら、期間内であれば外壁塗装の剥がれも無料で補修してくれます。
最低限、日本塗装工業会に加入をしているかどうかは事前にチェックしておくことをおすすめします。

その保証期間は外壁素材や塗料の種類によって異なりますが、標準住宅はで3~5年、海岸部住宅では2~3年です。
また、塗装業者が倒産もしくは破産した場合でも最長5年の保証があります。
なお、これらの保証は天災である場合は適用外になってしまうので注意しましょう。

■外壁塗料の剥がれの補修は自分でできる?

外壁塗料の剥がれは部分的に発生するため、「ここだけなら…」と自分で補修しようと考える方も少なくはありません。

ですが、塗料剥がれの不具合は単純に塗布するのではなく、既存している塗膜をきれいに剥がし、下地処理なども正確に行う必要があります。

これらの作業は思っている以上に難しく、正しい外壁塗装が施されないと再び剥がれや塗料の膨れなどが生じてしまう恐れがあります。

DIY感覚ではがれてしまった部分の塗装を完成させたけど、あっさりと塗料が剥がれて補修する前と同じような状態に戻ったという失敗談は良くあります。

無駄に負担をかけないためにも、勝手な判断はせずに業者による補修がおすすめです。

下地の劣化の診断方法

外壁の性能が落ちたと感じる場合には、見える範囲だけに不具合が生じているとは限りません。
万が一下地に劣化が多ければ、雨が降った際には家の中に水が侵入してくる可能性も考えられるので、大きな被害が発生する危険もあります。
そこで、下地の劣化の診断方法についてご紹介していきましょう。

■外壁の劣化は表面だけではない

外壁は外気にさらされているので不具合も発生しやすいです。
雨や雪、風や紫外線によって変色が進んだり、ゴミやホコリが付着して汚れが多くなることが考えられます。
こうした状態を放っておくとチョーキング現象を引き起こすだけではなく、クラックや外壁の膨れを引き起こす可能性もあるのです。
クラックなどが進行した場合には、雨水などが内部にまで侵入し、下地にまで達している可能性があります。
下地にまで傷みがあることで補修する箇所が多くなり、外壁塗装をするにも多くの費用がかかってしまうことになるので注意が必要です。

■塗膜の劣化具合で下地への影響を予測できる

下地の劣化を放っておくと、付着性が弱くなり外壁がすぐに剥がれてしまう危険があります。
下地をしっかりとチェックをして改善させることが有効ですが、業者はどのような診断方法で劣化度合いを調べているのでしょうか?
診断方法を理解することで、自分の家の劣化具合を知ることもできるので確認してみましょう。
まずは、下地のチェックのほかにも行われる塗膜の劣化の診断方法を確認していきます。
塗膜が劣化していることで下地にも大きく影響しているので大切な作業となります。
確認方法は「塗膜の剥離試験」によって業者が調べてくれるのでチェックしてみましょう。

【碁盤目試験】

外壁塗装が施されている部分にカッターを使用して碁盤の目を入れていきます。
間隔はJIS規定によって定められており、

・1mm:100本
・2mm:25本
・5mm:9本

となっています。
カッターを入れた面にセロテープを貼りつけて勢いよく剥がします。
剥がした際に剥がれた塗膜の面積をチェックすることで、現在の塗膜の品質を確認することができるのです。

【Xカットテープ法】

外壁塗装面に水分が付着していたら取り除いて乾燥させます。
その後、カッターナイフを使用して素地に達する程度まで「×」の切り込みを入れます。
その後、50mm幅の布テープを上から貼りつけて勢いよく剥がして検査をするのです。
評価AからEまであり、クラックが入ったり塗膜が割れるなどの状況によって診断されるのです。
評価Eになるほど状態が悪く、クラックなどが現れれば下地まで傷んでいる可能性が高いと言えます。

■変退色とチョーキングの度合いをチェック

塗膜の品質の確認の後には、変退色、チョーキング、汚れについてもチェックしていきます。
変退色に関しては、家を建てる際に用意をした塗装色の色見本を使用します。
現在の色との差がどの程度あるかを確認するのですが、色見本がない場合には日が当たっている部分と当たっていない部分の色の違いを比較して診断していきます。
チョーキングに関しては、手の平で実際に擦って確認するほか、セロテープやゴム板を使用して行うチェック法もあります。
汚れについては濡らしたタオルで擦って評価をしていきます。

■下地の傷み度合いを調べる方法

最後に下地の傷み度合いを調べます。
下地の種類によって調べる項目に違いがあるので確認してみましょう。

【金属系素材】
・穴が空いていないか。
・サビが発生していないか。
・サビによって塗装面に盛り上がりがないか。
・水きりの固定ビスなどが浮いていないか。
【サイディングパネル】
・シーリングに劣化が見られるか。
・シーリングから水の侵入が確認できるか。
・釘に浮きがないか。
・反りが発生していないか。
・土台部分に腐りがないか。
【木質系材料】
・雨水を吸い込んだことで湿ってはいないか。
・腐っている箇所がないか。
・シロアリの被害はないか。

などの項目を確認していきます。
診断結果については表などにまとめ、施工主にもわかりやすいよう記入をしてくれる業者もあり、その診断結果によって外壁塗装についての仕様を決めていくため大切な項目です。
しっかりと確認しておきましょう。

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外壁塗装と一緒に行っておきたい、塗膜劣化・爆裂補修

■ 塗膜劣化の補修工事

塗料を外壁に塗った時、乾かすことで保護膜ができます。
この保護膜が塗料を保護するための塗膜というものです。
塗膜は常に雨風や紫外線にあたり、さらに経年劣化で性能も落ちてしまいます。
もし塗膜の保護機能がなくなってしまうと、外壁材の劣化にも直結しているため、塗膜劣化が起きたら外壁塗装と一緒に補修工事を行いましょう。
ダイレクトに不具合がないとしても、劣化した塗膜を放置し続けると、補修工事が高額になってしまう恐れがあります。
また、塗膜は一部だけの劣化はほとんどないので、塗膜の劣化が見つかれば外壁全体が劣化していると考えられるでしょう。
塗膜劣化の放置はチョーキング現象やひび割れ、雨漏りといったトラブルにもつながります。

■壁の方角によって劣化具合に違いがある

塗膜劣化の具合は、ただ外壁を見ただけで判断することは難しいです。
それは壁のある方角によって発生する不具合が異なるからです。
南側は日当たりが良いので外壁はきれいですが、逆に北側は日が当たりにくくコケがたくさん生えているなどの不具合があります。
また、逆に北は何もなくても、南側は日が当たり過ぎてチョーキング現象などの不具合が発生している場合もあるでしょう。
片側だけ工事をするとなると足場代などで負担が掛かるため、できれば全面塗装を目安に考え、外壁塗装と一緒に塗膜劣化の補修工事を行うのが望ましいです。

■爆裂現象の補修工事

爆裂現象は、主にコンクリートの外壁に起きる不具合です。
壁の内側からまるで爆発したように壁の一部が崩れ、コンクリートを補強する鉄部がむき出しの状態が爆裂現象の特徴になります。
この現象が起きてしまうのは、コンクリートの中性化と鉄部の膨張が大きな原因です。
コンクリートは強いアルカリ性により堅さが保たれているのですが、ひび割れから二酸化炭素が侵入、コンクリートのアルカリ性と結合することで中性である炭酸カルシウム化してしまいます。
さらに、炭酸カルシウム化した部分に鉄部が触れると中性により錆ができてしまい、そこから鉄部が膨張することで内部からコンクリートが崩れ落ちてしまうわけです。
コンクリートの剥がれ落ちにより、人に当たって大怪我をする事故のケースは何件もあります。
さらに美観や防水の劣化にも繋がるので、爆裂現象が起きたらすぐに直しましょう。
こちらも放置すると補修時に高額な工事費となってしまう可能性があるので、外壁塗装をする際にチェックし、しっかりメンテナンスをしておくことが劣化や事故のリスクを抑えるコツです。

下塗り用塗料の種類と工法の全て

下塗り塗料では、下塗り塗料の専用塗料があります。
それは家の状態や材質によって使い分けられているのです。
ここでは、下塗り塗料の種類と工法についてご紹介します。

■下塗り塗料の種類について

シーラー

シーラーは、上塗り塗料などが下地へと吸い込まれことを防止する効果があります。
そのため、ヒビ割れなどがおきていない外壁に良く使われる下塗り塗料です。
シーラーを塗ることで壁がしっかりし、上塗り塗料が塗りやすくなるメリットがあります。
色は透明か白で、接着力と抗浸透力などの機能があります。
しかし、コンクリートやモルタル、石膏ボードなどの外壁のみに使用可能です。

プライマー

プライマーは主に鉄やステンレス、アルミなどの鉄部分に塗ります。
塗っておくと後から上塗り塗料をした時、付着しやすくなる効果があるのです。
基本的にサビを覆う機能はないので、作業ではサンドペーパーや研磨布でサビを落としてから塗ります。
プライマーの中にはサビを防ぐプライマーはあります。

フィラー

フィラーは、主にヒビ割れている外壁や、デコボコが目立つ外壁に使われる下塗り塗料です。
モルタル壁はヒビ割れが起きやすいので、実は特に使用される塗料と言えます。
ヒビ割れは0.3mm程度のものなら塗ることができますが、劣化が激しい場合や弱い外壁には使用することができません。
その場合は、フィラーとシーラーそれぞれの特性を持つ微弾性フィラーが使われます。

■下塗り塗料の工法

下塗りをする前に、下地が万全な状態でなければなりません。
では、下塗り塗料の工法についてご紹介します。

高圧洗浄

外壁は汚れが付きやすく、水で洗い流しただけでは落ちない汚れが多いです。
また、汚れを放置したまま塗料すると、耐久性が落ちてしまうこともあります。
そのため、外壁塗装をする前に、高圧洗浄で汚れを落とす作業が行われるのです。
それでも落ちない汚れは薬剤を使用します。

下地処理や下地調整

外壁は経年劣化などでヒビが入っている場合があります。
亀裂が大きくなれば雨漏りなどのトラブルに発展し、放置すればカビやサビが増えて家の寿命にも関わってくるのです。
下塗りをするまえに、下地自体をしっかり補修することが外壁塗装ではとても重要と言えます。

下塗り

塗料が飛び散らないように養生が済むと、下塗り作業が始まります。
下塗りは家の素材や状態によって塗料が使い分けられ、仕上げるための上塗り塗料とは異なる色で塗られていることを確認することが可能です。

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外壁に合った道具で外壁塗装

外壁塗装では様々な道具を使用しますが、外壁に合った道具を使用しなければきれいな仕上がりにはなりません。
業者は専用の道具を使用して塗布していきますが、素人であっても活用できる道具も数多く存在します。
そこで、外壁塗装で使用する道具について確認していきましょう。
自分で外壁塗装を行う場合に参考になるだけではなく、業者が使用している道具が適しているのか確認することもできます。

■細かい部分もきれいに塗ることができる「刷毛」

刷毛での塗装は広い部分に塗る際には能率的に作業をすることはできませんが、細かい部分の塗装には非常に適しています。
刷毛には豊富な種類があるので、外壁の形状によって種類を変えることで美しい仕上がりとなります。

平刷毛

平面的な部分に多く使用される刷毛で幅にも豊富な種類があるので場所によってた際に使い分けることが可能です。

ずんどう刷毛

平刷毛よりも幅が短いのですが、毛玉の厚さが高いのでたくさんの塗料を含ませることができます。
粘度の高い塗料に向いている刷毛です。

すじかい刷毛

柄と毛束の部分が斜めになっている刷毛で、より細かい部分にまで塗装することが簡単になるのです。

目地刷毛

細かい部分の塗装に適している刷毛で、細かい目地や溝の部分も簡単に塗装できます。

鉄骨刷毛

金属や鉄骨の部分にも使用できる刷毛で、毛玉が分厚いことが特徴です。
分厚いことで突起物があっても塗りやすくなっているのです。

この他にも様々な種類の刷毛がありますが、刷毛に使用される材料にも違いはあります。

・馬の尾
・馬のたて髪
・馬の腹部分の毛
・馬のヒズメの後ろにある毛
・豚の毛
・山羊や羊の毛
・食物繊維
・ナイロン繊維

などが使用され、毛の種類によって硬さや強さにも違いがあるので、用途によって使い分けられています。
特に、山羊の毛80:豚の毛10:馬の毛10の割合で作られた「白毛」と呼ばれる刷毛は、柔軟性があって塗料にも馴染みやすいのであらゆる場面で使用されています。
塗料の性質によっては乾燥性が高い塗料もあります。
そういった場合には、根本で固まって毛が切れてしまうことがあるので、ナイロン製の刷毛を使用します。

また、長持ちさせるためにも刷毛の手入れは大切なので、使用後にはしっかりと洗い流すなどきちんとした手入れが実行されているか業者を確認することも重要でしょう。

■最も使用される道具「ローラー」

ローラーは、外壁塗装で約8割使用されています。
耐水性の高い固さのある紙や合成樹脂の円筒、動物の毛や合成繊維を巻き付けて作られたものがあります。
ローラーのサイズはフレームの形状と円筒の直径サイズによって分けられています。

・レギュラータイプ:D=38mm
・標準タイプ:D=23mm
・ミドルタイプ:D26mm d=9mm
・スモールタイプ:D=15mm d=6.5mm

となり、毛の長さによっても使用される方法に違いがあります。

長毛タイプ

ザラザラした荒い面に適しています。

短毛タイプ

平らで滑らかな面に適しています。

中毛タイプ

万能タイプであらゆる面に適しています。

また、スポンジローラーやパターン用ローラー、ヘッドカットローラーなどもあり、外壁のタイプによって使い分けられることで美しい仕上がりとなるので、ポリウレタンタイプのローラーは、スポンジの発泡倍率によって塗料が含まれる量に違いが出てしまうので、平で滑らかな外壁の場合には低発砲タイプを使用することが一般的です。

■スピーディーに塗装ができる「スプレーガン」

空気圧縮機を使用して圧縮された空気の噴流を利用して塗料を吹き付ける方法で、スプレーガンを使用します。
素人が使用するには高価であるため、DIYで使用することも少ないと言えるでしょう。
スプレーガンの特徴としては、何よりもスピーディーな塗装ができることです。
刷毛と比較すると約10倍の速さで塗装できるのですが、塗料が噴流によって出てくるので、塗料を多く使用することがデメリットとなります。
特に乾燥するスピードの速い塗料に向いている道具で、仕上がりが均一になるので刷毛のようにムラができにくいことも特徴です。
スプレーガンには2つの種類があるのでチェックしてみましょう。

エアスプレー

圧縮した空気を使用して霧のように塗料を吹き付ける方式です。

エアレススプレー

塗料を直接加圧してガンを使用して吹き付ける方式です。

エアレススプレーの方が塗料の無駄が少ないのですが、噴出される塗料の量が多いので、一般の住宅にはあまり向いていないことが難点です。
そのため、一般的な住宅ではエアスプレーが多く使用されています。

塗料の供給方法としては、3つの方式があります。

重力方式

少量の塗料を効率的に使用でき、スプレーガンには小型タイプが使われています。

吸上方式

色を変える際に多く使用されています。

圧送式

同じ塗料を使うコンベアー塗装に使用されます。

スプレーを使用した外壁塗装に関しては、どの方式でも塗料の飛散が考えられるので、業者が使用する際には注意が必要でしょう。
また、騒音問題も考えられるのであらかじめ近所の人たちに挨拶をしておく必要もあります。
低騒音・低圧力・低飛散のスプレーガンであればトラブルも最低限減らすことができるので、どういったスプレーガンを使用するのか業者に確認しておくと良いでしょう。

外壁塗装では様々な道具を使用して塗装が施されていきます。
刷毛やローラーであればホームセンターでも購入できるので、DIYを行う際には毛の種類などを把握した上で選ぶことが望ましいでしょう。
また、業者が道具を使用している際には使い方などを確認して、美しい外観を保つためにも適切に使用されているか確認することも大切です。
それぞれの特徴についてはある程度把握しておくと良いでしょう。

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