外壁の寿命が伸びるかも!外壁掃除を行う時のポイント – 屋根&外壁塗装情報サイト

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外壁の寿命が伸びるかも!外壁掃除を行う時のポイント

目次

外壁の寿命-汚れ掃除

このサイトでは既に何度か紹介してきましたが、外壁は定期的にメンテナンスを行わないと劣化が進んでしまい、早い段階で大規模な外壁塗装工事を行わなくてはならなくなってしまいます。
そんな外壁の寿命を伸ばすためにも、外壁のメンテナンス、特に外壁の掃除・洗浄は外壁塗装をする・しないに限らず、行なっておいた方が良いです。
今回はそんな外壁の寿命が伸びるかもしれない、外壁掃除のポイントをご紹介しましょう。

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気になる外壁の汚れ…どんな汚れがある?

新築もしくは外壁塗装をした後は、外壁もとてもきれいな状態ですが、年々時間が経過すると、当時よりも外壁の色がくすんできた、雨だれの黒い後がハッキリ残ってしまっているなどの汚れが目立つようになってきます。
外壁の汚れには様々なものがあり、掃除する場合もその汚れに適した掃除方法を行わなくてはなりません。
そこで、まずは外壁がどんなもので汚れが付いてしまうのかを解説していきます。
それぞれの汚れに対して適切な掃除を行うようにしましょう。

■カーボンによる汚れ

「外壁全体が何となく黒ずんできた…」という場合は、カーボンによる汚れが当てはまる可能性があります。
カーボン(炭素)とは車の排気ガスや塵・ホコリなどに含まれている成分で、このカーボンによる汚れは「都市型汚れ」とも言われています。

カーボンによる汚れは一度付着してもあまり変化は見られないのですが、年月をかけて段々汚れが付いてくることで目でも見えるくらいの汚れとなってくるのです。
そんなカーボンは、油性になるので例え雨が降ってきたとしても落ちにくい性質でもあるため、放っておかずに掃除をした方が良いでしょう。

なお、このカーボンは単純に外壁に付着するわけではありません。
サイディングボードや窓枠の固定にもよく使われているシーリング材の油が雨水の影響を受けて壁全体に広がってしまい、その油にカーボン・塵・ホコリなどが付着することで外壁が汚くなってしまいます。

■雨だれのような汚れ

よく、建物にスーッと黒く下に流れるように付いている跡が外壁に付着していることがあります。
これは単純に雨によってできた跡ということではありません。
外壁には、疎水性・撥水性の2つの機能が付いているものがあります。
疎水性とは雨水と外壁に付着している汚れを水滴で包み込み、落下させるため汚れが付きにくいタイプの外壁材の機能として使われていることが多いです。

一方、撥水性は雨水はしっかりと弾かれるものの汚れが残っている状態になってしまう場合もあります。
では、雨だれはどちらの外壁で起きやすいのかというと、なんと疎水性の外壁で起きやすいのです。
その原因としては、疎水性の外壁は同じく疎水性のあるものを捉えようとする性質があるということが考えられます。

疎水性の外壁は汚れを馴染ませて雨水で洗い流すことを目的としているため、例えば雨水に含まれている汚れや大気中のカーボンなどの油汚れが付着しやすくなってしまうため、いくら雨水を流しても汚れは付いてしまうのです。
雨水で流し終わった後は、雨水に含まれていた汚れが外壁に残っているだけになってしまうので、雨だれが起きてしまいます。

■外壁が汚れてしまうのは環境にも問題がある?

上記のような、様々な外壁の汚れがありますが、実はこれらの原因として環境的な問題が関わっている可能性が高いです。

例えばオシャレさを重視し、外壁をでこぼこ調のものを使用したり、吹き付けタイルやリシン、スタッコといったモルタル外壁を使用したり、漆喰などを塗りつける時にあえてスタッコ仕上げや素手・スポンジなどを使って模様を付けたりした場合、ツルツルの表面なら雨水は流れやすいのですが、でこぼこしていることで雨水が流れにくくなり、汚れも残りやすくなってしまいます。
外壁というのは基本的に外に晒されていますが、雨樋や屋根の影響で外壁に雨が当たらない場合は、雨水で流れを落とすことができないのでどんどん溜まっていってしまうでしょう。

他にも、窓や排気口などのまわりは外壁よりも少し突起する場合が多く、雨水がそれを伝って流れていってしまうため、一部には雨水が当たらなくなることもあります。
この場合、よく雨水が流れる部分は汚れは落ちやすいものの、逆に外壁塗装が剥がれやすく、ひび割れした場合そこから家の中に雨水が侵入してしまう恐れもあるので注意が必要です。

また、太陽が当たらない北側の外壁は湿気も溜まりやすく、カビ・藻などが生えやすい状態になっています。
このように、単純に車通りが激しい場所だったり、降水量が少ない地域だったりというのことだけでなく、外壁周辺の環境に問題も含めて解消していかないと汚れの問題は解決できないでしょう。

外壁の汚れはそれぞれに対して効果のある対処法で掃除する必要があります。
中でもコケや藻、カビなどは一度付着してしまうとなかなか取り除くことも難しいので気を付けないといけません。
そこで、次の項目ではコケを中心にどう対処すべきかをご紹介します。

目立つコケ…どう対処すればいい?

外壁にはカビや藻以外にもコケが生えてしまうことがあります。
コケはしっかり取り除かないと再び生えてきてしまう可能性が高いため、外壁掃除をする時はポイントを抑えて対処しなくてはいけません。
しかし、カビや藻などと間違えてしまい対処法を誤ってしまう可能性もあります。
こちらではコケの対処方法をご紹介していくので、カビや藻との見分け方にも注意してコケを対処していきましょう。

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■外壁にコケが生えてしまうのはなぜ?

コケというと川沿いの石などに生えているイメージがあるかもしれませんが、実際は外壁にもコケが生える可能性は十分にあります。
しかし、どうしてそのまま外壁にコケが育ってしまうのでしょう?

そもそもコケが外壁に付着するのは、コケが生み出した胞子が風に飛ばされて外壁に付着するためです。
そこから胞子が外壁周辺の湿気を吸収することで増殖していきます。

特にコケの胞子が北側の太陽が当たりにくい場所に付いてしまうと、より増殖しやすくなってしまうのです。
そのため、近くに川がある家や森などの木がたくさんある場所に面している家、風通しや日当たりが悪い家にはコケがよくみられます。

■外壁によっても生えにくい・生えやすいがある

自然環境による影響も大きいコケですが、実は外壁材の種類によっては生えやすいものとそうでないものがあります。

・窯業系サイディング
日本国内で主流とされている窯業系サイディングは、コケが生えやすい外壁材の一つです。
理由としては、レンガ調などのオシャレなサイディングボードはでこぼこも多く、そこに水やコケの栄養源となる汚れが付着しやすくなるので、窯業系サイディングもコケが生えやすい外壁材となっています。

・モルタル
モルタルも吹き付けででこぼこ状態になっていると、サイディング同様水や汚れが溜まりやすくなり、コケが生えてきてしまいます。

・リシンやスタッコ
リシンやスタッコは、塗料に骨材が混ざっており、その影響ででこぼこが発生します。
通気性は良くなるのですが、外壁自体の通気性が良くなっているわけではなく、でこぼこがある以上どうしてもそこに水や汚れが溜まってしまいます。

■コケ・カビ・藻を見分けるには?

コケやカビ、藻を見分けるポイントとして、一つ目のポイントとしては、コケと藻は植物で、カビは菌類にあたるというところです。
植物ということは光合成をしないと栄養を作ることができません。
特に藻は光合成で作った栄養が必要となります。
一方カビは、光合成をするわけではなく、外壁の汚れを栄養源としているため光は必要ありません。
コケの場合、ほんの少し光があったり湿度が多少あれば光合成が可能で、種類によって光が必要なものとそうでないものがいます。
そのため、藻とカビの区別はこの時点で付きやすいのですが、コケかどうかを区別するためにはもう一つのポイントも見ておく必要があります。

そのもう一つのポイントは、色と形です。
コケや藻は植物なので緑色をしています。
これは光合成に必要な葉緑体を持っているためです。
しかしカビは黒や白、黄色など、緑色以外の色で付着する可能性があります。
また、形を見ると、藻は植物的な形はしておらず、どちらかと言うとカビのように見えてしまうかもしれません。
一方、コケは明らかに茎や葉といった植物の器官を持ち合わせているので、コケが生えている場合は葉などがないかチェックすることで確認できます。

■コケの対処方法

コケを自分で取り除く場合、コケ専用の洗剤を用意して掃除すると良いでしょう。
この時、水を流すためのホースやバケツ、高いところを作業する時のブラシやスポンジ、自分の手が届く範囲できれいにするための雑巾も用意しておきます。
やり方としては、洗浄剤を使う前にまずはホースで汚れ全体を洗い流しておき、その上から洗浄剤を付けて1日放置しておきます。
放置が終わったら、ブラシで磨きつつホースの水で洗浄剤を洗い流しましょう。

他にも高圧洗浄機で洗浄する方法があります。
高圧洗浄については下記で詳しく紹介しているので、そちらを参考にしてみてください。

コケはできてしまってから対処するだけではなく、予防することも可能です。
やり方としては、酢を水で20倍程度に薄め、刷毛・タオルなどを使って散布していきます。
軽いコケや藻は酢で落とすこともできるので、定期的に酢を使って掃除するようにしましょう。
また、コケは熱さに弱く、45℃以上のお湯をかけると死んでしまいます。
ですから、外壁を拭き掃除する時に45℃以上のお湯を使うとコケを防止することができます。
これはカビの予防にも効果があるのでぜひ試してみてください。
お湯の温度は高めなので火傷をしないように十分注意するようにしましょう。

■コケの予防に適した塗料とは?

コケの対処方法について上記でご紹介してきましたが、これらはあくまでもコケができてしまった際の対処方法であり、コケを付きにくくするためには予防に適した塗料を使う必要があります。
では、コケの予防に適した塗料とは、どういったものがあるのでしょうか?

【光触媒塗料】

塗料にも様々な種類がありますが、近年高い防汚性から注目を集めているのは「光触媒塗料」という塗料です。
光触媒塗料とは、太陽光を活用し、汚れを分解・浮かせる効果を発揮する塗料を指します。
太陽光の紫外線による力で外壁に付きやすい塵やホコリの吸着を抑える役割と、表面についてしまった油汚れを落ちやすいように分解する働きを持っています。
コケは外壁に胞子が付着することでそのまま育ってしまい、どんどんコケが外壁全体に広がってしまうのですが、光触媒塗料がコケの胞子を外壁に付かないように浮かせてくれることで、雨が降った時に全て流され、コケが付かないようにしてくれているのです。

コケの胞子の付着を防ぐだけではなく、カビや藻の発生も抑制する力を持っていたり、遮熱効果が備わっていたりする場合もあり、機能性はかなり高い塗料だと言えます。
また、耐用年数は約20年と高めで、ランニングコストが掛かりにくいという利点もあります。
このような利点から近年注目を集めているのです。

ただし、光触媒塗料にもいくつかデメリットが存在しています。
例えば機能性が高いことから施工価格が高かったり、壁内からコケやカビなどが生えてしまうと外壁にも表れてしまう可能性があります。
また、太陽光の力を使って汚れを付きにくくするため、隣の建物との距離が1m以下という太陽光が届きにくい外壁に関しては光触媒塗料の効果を十分に得られないでしょう。

【低汚染塗料】

低汚染塗料は、汚れが付着した場合でも雨水で洗い流すことができる塗料を指します。
こちらも光触媒塗料と同じくセルフクリーニング機能を兼ね備えた塗料です。
低汚染塗料は、塗料に親水剤を配合することによって親水性を高めた塗料になっていることが鍵となります。
親水性を高めると水に馴染みやすくなるという特徴が生まれるのですが、汚れというのは大抵親油性であり、外壁表面を親水性にすることで汚れと外壁表面が反発して汚れが浮くようになります。
そのような状態で雨が降れば浮いている汚れを洗い流すことができるのです。

光触媒塗料と似たような感じに捉えてしまう方も多いですが、光触媒塗料の場合は太陽光があたって化学反応が起こり汚れを分解するのですが、低汚染塗料は親水性によって汚れを洗い流すので、太陽光があまり入らない北側の外壁にも使用しやすいという点はメリットになると言えるでしょう。
また、外壁にはホコリが付きやすく、それが高い湿度によって長く湿った環境が続いてしまい、それによってコケや藻、カビなどが繁殖してしまいやすくなります。
しかし、低汚染塗料を用いればホコリの付着も防ぐことができ、コケや藻、カビなどの繁殖を予防する力があるのです。
汚れが付着していると熱線を吸収しやすくなってしまうのですが、低汚染塗料を使えば外壁表面に汚れが付かない状態になりやすいので熱線の吸収を抑制し、遮熱効果を高めることもできます。

低汚染塗料のデメリットは、光触媒塗料で太陽光が当たらないと効果を十分に発揮できないというものと同様に、低汚染塗料でも雨が当たらない部分には効果が発揮されません。
雨がなかなか当たらない場所がある場合は注意しましょう。
ただし、低汚染塗料自体は汚れが落としやすい状態になっているので、汚れが気になる場合は拭き取るだけで落とすことができる場合もあります。

【防藻・防カビ塗料】

防藻や防カビ機能を持つ薬品を配合した塗料になります。
もし外壁にコケや藻、カビの胞子が付着してしまっても、繁殖できない状態になっているため、外観を長く良い状態に保つことができます。
さらに、外壁に付着できない菌や胞子はそのまま雨水で流されてしまいます。
ただし、防藻・防カビ塗料には光触媒塗料や低汚染性塗料のような汚れを浮き出して流す、「セルフクリーニング機能」は備わっていません。
つまり、コケや藻、カビを防ぐことはできても汚れの付着を防ぐことはできないので、定期的なメンテナンスは必要です。
コケだけではなくカビにも注目したいという場合は、塗料の種類によって対応する菌類も異なるので、全ての菌類に対処できるわけではないことを知っておきましょう。

塗料を活用することでコケや藻、カビなどの繁殖を抑制してくれます。
ただし、塗料にはそれぞれメリット・デメリットがあるので、利用する際はどれが最も効果を得られるのかよく比較してみましょう。
そうすれば、長くコケや藻、カビなどが付着しない、きれいな外壁を保つことができます。

自分で高圧洗浄を行う時のポイント

最近では、外壁の洗浄を業者に任せる場合も多くなってきました。
業者なら外壁洗浄にも慣れているので、テキパキを1日で外壁洗浄を終わらせてくれますし、業務用の機械で行うため洗浄パワーも強いからです。
しかし、近年住宅用の高圧洗浄機が発売されてからというもの、自宅の外壁洗浄を自分で行うという人も増えています。
もし自身で外壁の高圧洗浄をするとなったら、どんなことに気を付けて行えばよいのでしょうか?

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■高圧洗浄機の種類を見極める

高圧洗浄は業者でないと使えないと思っていませんか?
最近は大型のホームセンターでも家庭用高圧洗浄機が購入することができます。
しかし、高圧洗浄機と言っても一口に色々な種類があり、価格だけではなく特徴や吐出圧力・吐出水量などに違いがあるのです。
では、自分で外壁に高圧洗浄を行う時、どの種類が良いのか見極めポイントをご紹介しましょう。

【家庭用と業務用の違い】

高圧洗浄機には一般でも使える家庭用と業者向けの業務用がありますが、一体どのような違いがあるのでしょうか?
主に重量やパーツの強度に違いがあります。

・家庭用の高圧洗浄機
家庭用の場合、重量は5kg程度であり、サイズはコンパクトで一般人が扱いやすい仕様になっています。
ボディやパーツは主にプラスチックなので軽量で持ち運びに便利ですが、耐久性はやや低めです。
高圧洗浄機によってはタイヤやハンドルが装備されており、移動しやすいタイプが充実しています。

・業務用の場合
業務用はボディやパーツは強度を重視した素材が使われており、家庭用に比べて長持ち仕様となっています。
強度が高い分、重量は100kgを上回る高圧洗浄機があり、タイヤを装備して移動しやすくいタイプが多いです。
性能の良さから家庭用と比べて価格は高額となります。

価格や手軽さで考えれば家庭用ですが、性能や寿命を重視すると業務用が最適です。
しかし、それぞれデメリットがあり、高圧洗浄機の性能は素材や重量以外にもあるので、他にも確認したいポイントを把握して見極めていきましょう。

【吐出圧力・吐出水量から洗浄効率を導き出す】

水が出る息を吐出圧力と呼び、1時間あたりに噴射する水量を吐出水量と呼びます。
吐出圧力が高いほど汚れを落とす力が強く、吐出水量が高いほど1時間あたりで洗浄できる範囲が多くなります。
洗浄効率で選ぶなら、吐出圧力と吐出水量をかけ合わせた数値が高いと効率が良いとされているのです。
一般的に吐出圧力の最小数値は「~2MPa」、「2~4MPa」、「4MPa~」があり、最大数値は「~6.5MPa」、「6.6MPa~7.5MPa」、「7.5MPa~8.5MPa」、「8.5MPa~」となっています。
最大数値を重視したいところですが、これは性能の限界を示す数値なので、実際に同等の数値が出ることはありません。
なので、算出する場合は最小数値からの方が良いでしょう。
吐出水量は「~280L/h」、「280~360L/h」、「360~420L/h」、「420L/h~」が一般的です。

【許容水温や高圧ホースの長さ】

油脂汚れに対しては高温を噴射することできれいに落としやすくなります。
家庭用では基本的に40度がほとんどですが、業務用は60度や80度に対応する高圧洗浄機が存在し、外壁のしつこい油脂汚れを落とすことが可能です。
また、本体とノズルをつなぐ高圧ホースは8mから10m程が基本的となっています。
外壁は高い位置も洗浄が必要となるため、ホースの長さにも配慮して購入しましょう。
高圧ホースとは別に水道の蛇口と本体をつなぐ水道ホースも必要ですが、市販のものでも使用できます。
しかし、耐久性を考えると推奨されている内径15mmの耐圧ホースを用意した方が良いでしょう。

【動力を確認する】

高圧洗浄機の動力は電力により動くモーター式とガソリンで動くエンジン式があります。
動力によって地域制限があったり、駆動音の大きさに違いあったりするので確認しておきましょう。

・インダクションモーター
誘導モーターとも呼ばれるモーター式で、耐久性に優れているので寿命が長く、駆動音が控えめなメリットがあります。
しかし、電気の周波数に応じて設計されているため、地域によって使用できない場合があるのです。
東日本は50Hz、西日本は60Hzとなっているので、対応周波数を確認しておきましょう。

・ユニバーサルモーター
こちらはインダクションモーターよりも安価で、使用できる地域に制限がありません。
駆動音は大きく、寿命も短めなので性能面ではインダクションモーターに劣ることがデメリットです。

・ガソリンエンジン
ガソリン燃料によって動くため、電力が確保できない場所でも使いやすいメリットがあります。
モーター式よりも高い水圧を出すことができ、洗浄力に優れている点が特徴的でしょう。
ただし、エンジンなので駆動音が大きく、給油に手間がかかりやすいです。

【冷却機能を確認する】

高圧洗浄機に備わる冷却機能によって重量が異なり、騒音の大きさも異なるのでチェックしていきましょう。

・空冷式
多くの高圧洗浄機に使われる冷却機能で、本体に空気穴があるのが特徴的です。
空気穴から外気を取り込むことでモーターの熱を冷やす仕組みとなっており、比較的に軽量となっています。
ただし、空気穴からモーターが回転する音が漏れてしまうため、騒音が大きいところがデメリットです。

・水冷式
主にインダクションモーターに使用されており、モーター周囲を水が循環することで冷却していきます。
その仕様から価格は高く、重量も重めですが、空気穴が存在しないのでモーターの回転音が漏れにくいので比較的静かです。

このように、高圧洗浄機には様々な性能があるので、価格や重さだけではなく、水圧や水量、動力など細かく確認して選びましょう。

■高圧洗浄機の使い方

高圧洗浄機を扱うためには、電源と水源が必要になります。
蛇口から吸収した水を高圧ホースを通して噴射するのですが、中には付属のボトルに水を貯めて使い切るタイプの高圧洗浄もありますので、仕様の違いには十分注意しましょう。

①蛇口と電源プラグ、それぞれにホースとコードを取りつけ、本体から伸びる高圧ホースをトリガーガンに接続する。

②電源入れ、トリガーを引き水を噴射する。
噴射は2~30cm離れた場所で行い、満遍なく噴射するように心掛ける。

③洗浄が終わったら電源を切り、蛇口を閉める。
トリガーガンの中に残っている水を出し切ったら、高圧ホースを外し、本体をよく乾かす

家庭用高圧洗浄機は業務用とは違い、最高水圧が設定されています。
だからといって、一点ばかりに水をあててしまうと外壁に歪みが生じてしまう可能性もあるため、満遍なく噴射するように心掛けましょう。

■高圧洗浄のパワーを最大限まで高める方法

高圧洗浄はその名の通り、高圧の水を噴射して汚れを落とすので、外壁塗装・外壁材にこびりついた汚れ・砂・カビ・コケなどを根こそぎ落とすことが可能です。
しかし、長年メンテナンスを行っていなかった外壁は汚れが慢性化してしまい、1度で落としきれない汚れに進化してしまっている場合が多いです。
そんな時は、カビ取り剤や、キッチン用の中性洗剤を薄めて外壁に塗布しておきましょう。
洗浄前に液材を吹きかけておくことで、高圧洗浄の効果を最大限に高めることができます。

また業者のバイオ洗浄のような効果を自宅でも体験したい場合には、高圧洗浄専用の外壁洗浄剤をタンク内に入れておくとより効果的で外壁洗浄が進められます。
タンク内に直接洗浄剤を入れられる高圧洗浄機は種類が限られますので、自宅の高圧線所気が対応しているタイプかどうかを把握しておきましょう。

■高圧洗浄を行う前にしておくこと

外壁の高圧洗浄を行う場合は、近隣の方へ「いつ高圧洗浄を行うか」をしっかり伝えておきましょう。
高圧洗浄機のタイプによっては、騒音を発するものもありますし、ご近所が洗濯物を干しているタイミングで洗浄してしまうと、汚れた水が洗ったばかりの洗濯ものを汚してしまうというトラブルに発展しかねません。
ですから
必ず高圧洗浄を行う前は、お隣・ご近所へご挨拶に伺いしましょう。

■高圧洗浄機を使うと水道代はどれくらいかかる?

高圧洗浄機を使用して外壁塗装をする場合には、高圧の水を噴射して外壁にある汚れを落としていくので、水道代が多く掛かるのではないかと心配する人も多いです。
多くの水道代が掛かるのであれば、高圧洗浄機を使用することを諦めてしまう人も中にはいるでしょう。
ですが、汚れをしっかりと落とさなければ仕上がりにも影響が出てしまいます。
また、劣化が早まってしまう原因にもなるので注意しましょう。
そこで、少しでも不安を取り除けるよう外壁塗装の高圧洗浄に掛かる水道代の目安について解説していきます。

結論としては、高圧洗浄で掛かる水道代は1000円から2000円程度と言われています。
安いか高いかは人によって捉え方に違いがあるでしょうが、思ったよりも安いと感じる人が多いようです。
では、高圧洗浄の費用に関する注意点を確認していきましょう。

【高圧洗浄機の費用を抑える際の注意点】

費用を安く抑えることができるのであれば誰もが実行したいと考えるはずです。
高圧洗浄機だけではなくホースを使用して外壁の汚れを取り除くことで水道代を抑えることができるのではないか、と考える人もいるでしょう。
ですが、汚れを落とすのであれば高圧洗浄機を使用した方が水道代を安く抑えることができる可能性が高いのです。
その理由を解説していきましょう。

高圧洗浄機は、ホースを使用して水を出すときと同じ量の水しか消費しません。
いくら高圧で水を噴射したとしても、ホースを使用したときと同量の水を消費しているので、水道代が掛かるわけではないのです。
高圧洗浄機が水を出す原理としては、高圧で水を噴射するために一度に噴射する水の量を少なくしているのです。
ホースの先端を少しだけ手で絞ると水の勢いが強くなる原理と同じで、高圧洗浄機は少量の水を高速で噴射しているので、より多くの汚れを瞬時に取り除くことができます。
水道代を節約したいからと言って高圧洗浄機を使用せずにホースを使用して汚れを落とそうとすると、勢いのない水しか出ないので汚れが落ちにくく水を出す時間も長くなってしまうので、結局多くの水を使用してしまい水道代が高くなってしまいます。
なので、高圧洗浄機を使用することは手間を省くだけではなく水道代を抑える役割もあるのです。

次に業者に依頼する際の注意点を解説していきましょう。
業者に高圧洗浄を依頼する際に、水道代を安く抑えたいと伝えると悪質な業者であれば、汚れを全て取り除かずに高圧洗浄に掛かる時間を短くしてしまう場合もあります。
そのため、安易に「水道代を抑えたい」と伝えない方が良いでしょう。
ですが、信頼できる業者であれば水道代を節約できるよう対策を施してくれることもあるので、どういった対策を実行するのか作業内容についてあらかじめ聞いておくと安心でしょう。
また、普段掃除をする機会のない窓や網戸、ベランダなども一緒に高圧洗浄で掃除をしてもらえるか依頼してみるのもオススメです。
外壁塗装には関係のない作業ですが、交渉することで快く引き受けてくれる業者も中にはあるので、高圧洗浄機で掃除をしてもらうことで美しい外観に蘇らせることができます。

【バイオ洗浄をした際の費用について】

カビやコケが生えている外壁は、高圧洗浄を使用しても落とせない可能性があります。
カビやコケは菌類なので水洗いでは落ちずに残っていることも多く、残った菌から再度発生することも多いのです。
厄介なカビやコケを洗浄する際には菌を死滅することができる薬品を使用してバイオ洗浄をすることをオススメするのですが、やはり普通の高圧洗浄時よりも費用は高くなってしまいます。
普通の高圧洗浄では1㎡100円から300円程度ですが、バイオ洗浄では1㎡500円から800円程度となります。
高くなるからといってバイオ洗浄をしないと、劣化が早まる原因にもなるので、バイオ洗浄をして塗装をした際に塗料の性能を十分に発揮できるよう備えることが大切です。
また、バイオ洗浄をすることで強力に付着していた外壁の汚れを取り除くことができ、隠れていた小さなヒビ割れや傷を発見する可能性もあるので、費用は上がったとしてもバイオ洗浄にはメリットが非常に多いのです。

【高圧洗浄機の電気代について】

高圧洗浄機なので水道代以外にも電気代が掛かるのではないかと心配する人もいるでしょう。
しかし、高圧洗浄機を30分間使用していても20円前後の電気代しか掛からないので心配する必要はないと言えます。
高圧洗浄機を使用することで、水道代や電気代も大幅に掛からずに汚れを落とすことができるので、コストが掛かると思っていた人も安心できるでしょう。
外壁塗装が終われば、車や玄関、お風呂の掃除などにも使用できるので導入することで日々の家事にも大きなメリットがあります。
水道代や電気代のことを考えて導入を躊躇しているのであれば、メリットを得るためにも導入を検討してみましょう。

■高圧洗浄ができない外壁がある…?

どんな外壁でも高圧洗浄ができると思いがちですが、全ての素材に対して高圧洗浄が有効であるわけではないので気を付けましょう。
あまりにも劣化が進んでいる外壁や、シーリング剤が剥がれているような箇所は避けた方が良いです。
またあまりにも汚れがひどい外壁は、一点にばかり噴射してしまうと、壁材に大きなダメ―ジがかかりますので、広く・まんべんなく噴射するようにしてください。
壁一面にびっしりとこびり付いたコケや、サッシの水垢などは高圧洗浄よりも、金属製のヘラや歯先の柔らかいブラシを用いた方が汚れが落ちやすい場合もあります。

■高圧洗浄をセルフで行ってみましょう

上記のことを参考にしながら自身で外壁の高圧洗浄を行ってみましょう。
使用する際は、くれぐれも近隣にお住まいの方に配慮して掃除するようにしてください。
また高圧洗浄以外でも外壁をの汚れを落とす方法はあります。
もし自分で落とせない汚れがある場合には、無理をせずに業者へ頼むことも重要です。
高圧洗浄機の取り扱い方・使用方法については一般的な例を紹介しているので、各メーカーの取り扱い説明書を確認のうえ、正しい使い方で使用してください。

■屋根の高圧洗浄を行う時に注意したいポイント

屋根や外壁塗装をする前は、必ず高圧洗浄を行います。
屋根の高圧洗浄は、洗浄水が飛散しやすいためトラブルが起こりやすい作業です。
ここで、自分で屋根の高圧洗浄をする際気をつけたいポイントをいくつか押さえておきましょう。

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【洗浄機をあてる角度に注意】

高圧洗浄は、水圧を強くあてることで屋根についたコケや汚れなどを一瞬で落とすことができる洗浄機です。
しかし、水しぶきが飛散しやすいので、水をあてる角度に注意しなければなりません。
隣との家同士が近ければ近いほど水がかかりやすくなってしまうので、事前に高圧洗浄を行うことを伝えておいた方が良いでしょう。
屋根を洗浄する時は、水が跳ねる方向を家の内側に向けて洗うのがポイントです。
洗浄機の角度を変えるだけで、跳ねた水が周辺に飛び散らずに済みます。
また、洗浄機の水圧によって体勢を崩して落下してしまう可能性もあるので、足元には十分注意しましょう。

【屋外設置の蛇口につなぐのがベスト】

高圧洗浄機を使用する時は、家の中にある蛇口ではなくできるだけ屋外にある蛇口につないで使うようにしましょう。
よくある事例で多いのが、屋内の蛇口に設置し作業を行っている途中に蛇口に接続していたホースが外れ家中水浸しになってしまうといったケースです。
洗浄機のホースやコードの関係上、屋根から届く蛇口が屋内に限られてしまうことも多いのですが、蛇口部分が見えない状態で作業するとこういった大惨事が起こる可能性は十分考えられます。
どうしても外の蛇口から給水できない場合は、できるだけホースが引っ掛からないように延長ホースを使って対応するようにしましょう。

【発射口が細かいと作業時間がかかる】

高圧洗浄機のノズルには発射口がついていますが、メーカーや商品によっては水が細かく出るサイズのものもあります。
細かく水が出る分水圧が強くなり汚れをきれいに落とすことができるのですが、広い範囲を掃除する場合はかなりの時間がかかってしまうでしょう。
作業時間が多くなるのに比例して、水道代の負担も多くなるということを忘れないでください。

【作業時に濡れるのは当たり前】

屋根の上で高圧洗浄をすると、ホースの自由度が低く移動範囲が制限されてしまいます。
立っている位置から近い場所にあてると、跳ね返ってきた水で足元が濡れてしまうこともあるでしょう。
その辺をふまえた上で、汚れても良い服装や靴に着替えて作業するようにしてください。

【作業時の騒音に注意】

住宅地で高圧洗浄機を使う場合は、騒音対策のために静音タイプの洗浄機で作業することをおすすめします。
60デシベルくらいの静音タイプの洗浄機は、博物館内や郵便局窓口周辺くらいの静かさで比較的音が気になりません。
静音タイプ以外の洗浄機は、開放型と言い80~90デシベルくらいの騒音レベルに匹敵します。
ゲームセンターやパチンコの店内くらいの騒音環境をイメージしてもらうとわかりやすいです。
この騒音値とは洗浄機本体のエンジン音で、それにプラスして水を屋根にあてた時の音も発生します。
轟音が鳴り響いている間、2mくらい先にいる人と会話ができないくらいのレベルになるので近隣の人はかなり迷惑に思うはずです。
自分で高圧洗浄を行う時は、事前に作業する日時を伝えておくようにしましょう。

【高圧洗浄で落ちない汚れもある】

高圧洗浄機を使えば屋根の汚れが全て落とせるという訳ではありません。
汚れによっては、専用業者から薬品を用いて落としてもらう必要があります。
塗膜浮きなどにおいては、金属ヘラで削ぎ落さなければいけませんし、外壁の場合はチョーキングの粉が若干残ってしまうこともあります。
これは旧塗膜が粉化したものですが、完全に落ちるまで高圧洗浄を続けてしまうと、下地に影響してしまうことがあるので要注意です。
家の構造や補修を必要とする箇所を把握せずに、高圧洗浄してしまい室内に水が侵入してしまうこともあります。

【高圧威力で怪我をしないように】

高圧洗浄機は、体に水を貫通させてしまうくらいの威力を持っています。
過去に、ウォータージェットで体に誤って噴射してしまい、死亡事故が発生したこともあります。
さすがに屋根用の高圧洗浄機はそこまで威力はありませんが、怪我をする可能性もあるので注意してください。

このように屋根を高圧洗浄する場合は、いくつか注意しなければならないことがあります。
屋根の上は、コケが生えていたり濡れていることもあるので、足を滑らせて転落してしまうといったリスクもあります。
老朽化した屋根材であれば、足を踏みつけたタイミングで割ってしまい、雨漏りなど二次被害を発生してしますこともあるでしょう。
専門業者のプロであっても、2人1組になって作業するのが基本となっているので、自分で作業する場合はなおさら細心の注意を払わなければなりません。

サイディングボードの洗浄方法

■お手入れの有無がサイディングボードの寿命を左右する

サイディングボードは太陽の光、雨風、雪などの自然環境や、お手入れの有無によって耐用年数に大きな違いがでてきます。
住宅の外壁塗装・外壁材は一昔前とは比べ物にならないほど進化しましたが、取り付け後にそのまま放置される外壁塗装と、定期的にメンテナンスを受けている外壁塗装とでは、性能・機能に大きな違いがあらわれます。
当然、後者の方が見た目も美しく、そしてあらゆる自然環境から我が家を長年守り続けてくれることが期待されます。
また、機能・性能を高度のまま保てるほか、サイディングボードの劣化にいち早く気付くことができたり、サイディングボードの寿命を延ばすことにもつながるでしょう。

■サイディングボードの点検方法

外壁塗装・外壁材の掃除を始めるとなった際には、いきなり掃除を始めてしまうのではなく、サイディングボードの点検をしてから始めるようにしましょう。

1.サイディングボード本体の点検
サイディングボードの表面に割れや欠けがないか目視で確認しましょう。
地震後にこれらの点検をする際には、くぎ打ちをしてある箇所に亀裂がないか、サイディングボードにズレが生じていないかをよくチェックしておくことが大切です。

2.サイディングボードの塗膜の点検
サイディングボードの塗膜に剥がれ、色落ち、まだら模様などがあらわれた場合は、再塗装が必要だという目安です。
お使いの塗装歳のモデルスケジュールに沿って再塗装を行ってください。
(※モデルスケジュールはあくまで平均化したもののため、外壁塗装・外壁剤のメンテナンス状況や自然環境によって大きく前後する可能性があります。)
年に1度は表面塗膜の点検を行うことをオススメします。

3.シーリングの点検
サイディングボードを接着しているシーリング剤の部分は経年劣化し易い部分のため、切れ・剥離が起こっていないかをしっかり点検しましょう。
本来、シーリング剤はサイディングボードの断面に水分や湿気が入りこまないよう防御してくれているため、これに亀裂や穴が空いてしまうと、雨風・湿気・汚れが入り込み外壁塗装・外壁材を劣化させる原因になります。

4.付属パーツの点検
金属パーツや釘、化粧材などに錆び・劣化が発生していないかよく確認しましょう。
この4つの点検により、異常・劣化を発見した場合には馴染みの工務店や外壁業者への相談の上、再塗装やシーリング材の打ち直しをオススメします。
また、これらのメンテナンス費は全て自己負担になります。

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■洗浄前にシーリングの補修をしよう

外壁塗装を洗浄する前にどうしても行っておきたい作業があります。
その作業が「シーリングの補修」ですが、シーリングとはどのような作業なのでしょうか?
またシーリングの補修には、どんな意味があるのでしょうか?

【シーリングとはどんな作業なのか】

シーリングとは、サイディングボードやALCパネルの外壁の継ぎ目を塞ぐことで、業者などによってはコーキングと呼ぶこともあります。
また外壁のシーリングには、柔軟性があって紫外線に強い変形シリコンが使用されることが多く、外壁の欠けた部分やひび割れを埋めるために使用されることもあります。
このシーリング作業の目的は防水となり、きちんと隙間を埋めておくことで、雨などから外壁を守るという大きな目的があります。
また外壁を洗浄する前にシーリングをしっかり行っておくことで、水をサイディングの中に染み込ませないようにすることができます。
そのため、外壁の寿命を少しでも長くしたいなら、シーリングを行うことをおすすめします。

【シーリング補修によって機能が高まる?】

シーリング補修によってどんな機能を高めることができるのでしょうか?

①サイディングボードやALCパネル同士の継ぎ目を埋める

サイディングボードやALCパネルを外壁に使用した場合、どうしてもこれらの間には溝が隙間ができてしまいますが、これらの溝や隙間をそのままにしておくと、その隙間から雨水や汚れが侵入してしまい、外壁の耐久性が落ちてしまうことで、劣化も早くなってしまいます。
少しでも隙間を埋めて、雨や汚れの侵入を防ぐためにシーリングが重要になってきます。
それなら大きな外壁パネルを用意すればいいのでは?と思うかも知れませんが、外壁パネルを大きくしてしまうと気温の変化や地震などによって、外壁の素材自体が伸縮してしまい、それによってひび割れなども発生しやすくなってしまうため、細かく継ぎ目を埋めた方が機能が高まります。

②サイディングボードやALCパネルを長持ちさせる

サイディングボードやALCパネルは素材が固いのですが、シーリング材はゴムの性質があるため柔らかく、このサイディングボードやALCパネルのクッションとなってくれます。
そのため、これらの代わりに膨張や縮小などの動きを行い、破損させることなく長持ちさせることができます。

③ひび割れなどの補修

本来シーリングは、サイディングボードやALCパネルのクッションや継ぎ目のために使用されることが多いのですが、他にも小さなクラック部分の補修にも使用することができます。

【シーリング補修の寿命やタイミングは?】

シーリング補修の寿命やタイミングは、何を基準に判断すると良いのでしょうか?
シーリングの寿命は約5年~10年程度といわれていて、シーリングに細かいひび割れが出てきたり、シーリングそのものが薄くなって外壁との間に隙間ができてしまう肉痩せ状態になったり、そのままシーリングが剥がれたり大きく割れてしまう剥離が確認できたら、シーリングの寿命と判断しすることができます。
これは見た目で判断することができるので、このような状態を見かけたら洗浄前に補修するようにしましょう。
また経年劣化によってこのような状態が起こるので、紫外線が多く当たる場所や雨が吹きつける場所は、もう少し劣化が早くなる可能性もあります。
こまめにチェックしてみましょう。

【シーリング補修のポイント】

シーリング補修方法は、古いシーリングを一度除去してから新たにシーリング剤を充填する方法と、古いシーリングの上から新たにシーリング剤を充填する方法があります。
シーリング剤の劣化が激しい場合には、古いシーリングを一度除去する方法が適しています。
この場合には、古いシーリング剤は全て除去するだけでなく、なるべく残らないようにきれいに削ぎ落とすようにしましょう。
カッターで切れ目を入れてからラジオペンチなどで引っ張るときれいに剥がれますが、劣化が激しいと途中で切れて思うように取れない場合もあります。
この場合には、カッターで細かい部分もきれいに落とすようにしましょう。
ひび割れが少なくて少し肉痩せしてきた程度の場合は、古いシーリングの上から新たにシーリング剤を充填する方法もできますが、この場合は新しいシーリング剤が馴染むように、しっかりと下塗り材を散布してから行いましょう。

【外壁を長持ちさせたいなら専門の業者に判断してもらう】

外壁を長持ちさせるために外壁掃除を行いますが、その前にシーリングの補修を行わなければ結果的に外壁を傷めてしまうかもしれません。
基本的には5年~10年という補修のサイクルがありますが、場所によってはこれらに当てはまらない場合もあります。
そのため、外壁を掃除の前にシーリングの状態を確認して、自分では判断できない場合には専門の業者に判断してもらいましょう。
また自分ではシーリングの補修ができない場合も、専門の業者にお任せしましょう。

■サイディングボードの洗浄方法

先ほどの外壁塗装・外壁材の点検によって、汚れを見つけた場合は早めに外壁の掃除を行いましょう。
土やほこりなどの小さな汚れも長期に渡って見逃すと、サイディングボードの劣化につながることもあります。

①サイディングボードの塗装を傷つけないように水洗い

まずはサイディングボードの凹凸に溜まった汚れを水洗いで落としていきます。
塗膜面を強く擦りすぎないように気を付けながら、ホースやぞうきんで優しく凹凸面を水洗いしましょう。
細かいごみが入りこんで取れないといった場合には、歯が柔らかいブラシで掻き取りましょう。
(※水洗いの際は、高圧水で流してはいけません。5MPa以上の水圧は塗装材の塗膜に悪影響を及ぼしかねません。)

②中性洗剤を薄めた洗浄液で汚れを落とす

手が届く範囲に汚れを見つけた際には、壁全体を十分に濡らした後、中性洗剤を薄めた洗浄液で、ブラシや雑巾などを使いながら汚れを落としていきましょう。
中性洗剤は良く泡立たせ、布にしっかり染み込ませてから拭き取るのが効果的です。
しつこい汚れがある場合は歯先の柔らかいブラシを使うと汚れをかき出せますが、強い力で擦らないように気をつけましょう。
拭き取り後は必ず流水で洗い流すことがポイントです。

③カビや藻には専用の洗浄液を使用する

また、カビ・藻などの外壁材にこびりついているものは、水洗いや中性洗剤のメンテナンスでは完全に落とし切ることができない場合があります。
そういった場合には、市販の次亜塩素酸系防カビ剤(※水性のものを使用してください。)を雑巾・ブラシにとり、よく泡立てた後拭き取るようにしましょう。

この時、塗膜やサイディングボードに劣化が生じている外壁に防カビ剤を使用してしまうと、劣化を速めてしまう場合がありますので気をつけましょう。
不安な場合は、事前に目立たない箇所でテストをしておくと良いでしょう。

この場合も洗浄後は水洗いをしっかりと行ってください。
万が一、薬剤が壁に残っていると変色や錆びを起こしてしまう可能性があります。
また手荒れの原因にもなりますので、使用する際はゴム手袋などを手を守るものを使って洗浄するようにしてください。

外壁にホースなどで散水する場合、必ず上から下に向かって流すようにしましょう。
下から上に向かって散水してしまうと、サイディングボードやシーリング剤の隙間に入って、外壁を痛める可能性があるからです。
自身で行うのが無理だと判断した場合も、無茶はせず専門業者に任せるようにした方が良いです。

外壁洗浄を業者に依頼する場合の費用相場や選ぶポイントは?

外壁や外壁塗装を長持ちさせるために外壁洗浄することはとても効果的です。
自分で洗浄することもできますが、手の届かない場所に汚れがあったり、高圧洗浄を使用する際の注意点が多くプロの業者を検討する人も多いのではないでしょうか。
ここでは、外壁洗浄を専門業者に依頼する際のポイントや費用の相場についてご紹介していきます。

■専門業者による外壁洗浄の相場

プロの外壁洗浄は、高圧洗浄の相場で200~300円/㎡が目安となっています。
バイオ洗浄といって特殊な薬品を使用した洗浄の場合は、さらに単価が高いです。
バイオ洗浄とは、植物性の洗剤であるバイオの技術を生かした洗浄方法です。
高圧洗浄でも落とせない頑固なコケやカビなどもきれいに取り除くことができます。
汚れの原因といわれるバクテリアを分解し、さらに発生ませ抑えることができる強力な洗浄方法です。
その分通常の洗浄費用よりも高くなっているので、通常の高圧洗浄で汚れが落ちる場合は不要です。
バイオ洗浄をするかどうかは、専門業者とよく相談をして汚れのレベルを判断してもらってから選択するようにしましょう。

■注意すべき外壁洗浄業者とは?

外壁洗浄を業者に依頼する場合は、下記のような業者は避けた方がよいでしょう。
要注意の外壁洗浄業者を参考にしてみてください。

・提示額が相場より高すぎる

外壁洗浄の通常相場は、200~300円/㎡と上述しましたが、これよりも高すぎる業者は要注意です。
バイオ洗浄など特殊な薬品を使用するわけでもないのに、あまりにも高い金額を提示してきた場合は、避けた方がいいかもしれません。
おおよその相場が把握できていないと、高すぎる請求をしてきた場合きちんとした判断をすることができないので、あらかじめ参考にしておくべきです。
中には外壁洗浄の訪問販売業者に依頼した際、10万円も請求されたというケースもあります。
こんな高額な外壁洗浄業者は通常では考えられないので注意してください。

一般的な住宅の外壁面積はだいたい150㎡程度と言われています。
1㎡あたり300円と高めに見積もってもらったとしても45,000円にしかならないのです。
外壁洗浄は想像よりも安い費用で行ってもらうことができるので勘違いする人が多くいます。
事前の見積りでは相場と同じくらいの費用を設定してあっても、当日にオプションを追加して高額請求してくる場合もあります。
見積りを出してもらった際には、内容についてしっかり確認しておくべきです。
また不明な点や疑問に思うことがあれば業者に直接聞いてみましょう。
ここで丁寧に説明してくれる業者であれば心配いりませんが、適当な受け答えをする場合は信用できません。
きちんと外壁洗浄してくれる業者かどうか調べるには、自分の目できちんと確かめるべきです。

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・洗浄作業が早すぎる

一般的な住宅の場合でも、外壁洗浄は1日かけて行います。
もしも、2~3時間くらいで洗浄作業が完了した場合は、手抜き業者と疑った方がよいでしょう。
外壁洗浄をしている最中にきちんと作業を行っているか確認したり、作業後にきちんと洗浄されているか作業箇所を立ち会ってもらいながら確認してもらうことも必要です。

■優良な外壁洗浄業者とは?

信頼できる業者かどうか判断するには以下の項目をチェックしてみてください。

・相見積りで比較する

外壁の洗浄技術や方法は業者によって費用が違ってきます。
選ぶ際には、複数の洗浄業者から見積りを出してもらい相場を基準に比較してみると効果的です。
無料見積りを提示してくれる業者も多いので、気になる業者が見つかったら見積りを依頼してみましょう。
相場よりも高すぎる業者はもちろん避けるべきですが、極端に安すぎる業者も手抜き作業で終わらせる可能性が高いのでおすすめしません。

・調査・提案をきちんと対応してくれる

外壁の洗浄作業は外壁に使用している素材や汚れに合った洗剤を選んで洗浄するのがベストです。
また洗浄方法も外壁に合わせた施工方法で行う必要があります。
適切な洗浄を行うためには、しっかりと外壁調査を行いどんな外壁状態であるか、どんな洗剤を使用するか、どんな洗浄方法で行うべきかしっかり提案してくれる業者を探しましょう。

・経験豊富で実績がある

外壁洗浄は正しい洗浄方法で行わないと建物を傷めてしまう可能性があります。
例えば高圧洗浄は高い水圧を発射することで汚れを落としていきますが、水圧が高い反面外壁表面を傷めつけてしまう可能性も十分に考えられます。
このリスクを回避するためには、外壁洗浄の経験や実績が多い業者を選ぶことが大切です。
実績以外にも、実際に洗浄作業してもらった口コミ評価をチェックして信頼をきちんと得ているかどうかも確認しましょう。
外壁洗浄だけではなく、外壁塗装施工も行っているところなら、シーリングや外壁の補修・塗装も行なってくれるので、気になる方は洗浄だけではなくまとめて外壁のメンテナンスを行うと良いでしょう。

外壁洗浄を業者に依頼する際には、丁寧な作業をしてもらうため信頼できる業者選びが必須になります。
細かい部分まで配慮されたサービスを提供していたり、会社としての心構え・ポリシーなども重要な条件です。
外壁の洗浄をプロにお任せする場合は、失敗のない業者選びを行ってください。

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