外壁塗装の見積書に書かれている項目は、基本的にどの業者も同じです。
しかし、業者によって単価や詳細情報などの書き方が異なります。
業者選びを失敗させないために、見積書を見る時のチェックポイントをご紹介します。
■外壁塗装する部分の面積が正しいかどうか
まず、足場や塗装、洗浄の面積に違いがあるかを確認してください。
家全体を囲むように足場を組む場合は、大ききめに設定されています。
しかし、各面積が必要以上に大きい場合は、それで費用を多く取られている場合があるので注意しましょう。
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■一式と書かれている項目が多いか
外壁塗装では外壁や屋根だけではなく、破風板などの付帯部分にも塗装が行われます。
付帯部分工事の項目に詳細が書かれている見積書であれば安心ですが、
「付帯塗装一式」など「一式」の単位で記載されている場合は注意です。
他にも足場の項目や外壁塗装の下地調整などの項目でも一式と記されている場合は、その一式に何が含まれているのか確認しましょう。
不要な塗装などがある場合は、省いてもらうことで費用を軽減できる可能性もあります。
諸経費などの詳細も不明瞭になっていないかを確認しましょう。
■塗装のメーカーやグレードの確認
外壁塗装で使用する塗料は業者によってメーカーや商品名も異なります。
安全に仕上げてもらうためにも、業者がどのメーカーで、どの商品の塗料を使っているかも確認しておくことが大切です。
見積書によっては、塗料のメーカーや商品名が記載されている場合があります。
塗料の性質や性能などをしっかり調べたいときは、見積書に記載されたものをメーカーサイトなどで確認しておくと安心です。
なお、下塗りと上塗りでは塗料は異なるので、全ての塗料を把握することが望ましいでしょう。
それ以外に、フッ素やアクリル、ウレタン、シリコンなど塗料のグレードも見積書に書かれているか確認してください。
よく同じ家であっても、外壁と屋根の塗装グレードが異なるケースは少なくありません。
グレードに差があるとメンテナンスの回数も増えてしまうので、将来的に不必要な費用が増える可能性があります。
■外壁塗装は何回塗りをするか
使用する塗料によっても変わりますが、外壁塗装では基本的に下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが行われます。
業者によっては何回塗りか詳しく詳細が省かれている場合もあるので、塗料の性能を発揮させるためにも3回塗りが行われるか確認しておくことが大切です。