DIYで外壁塗装を行いたいという場合は、DIYの手順や方法をしっかり踏まえた上で取りかかりましょう。
壁に塗料を塗るだけだからDIYでも十分だろうと考えるのは仕方ないかもしれません。
しかし専門知識を持っていない素人がDIYで外壁塗装するのは危険なリスクを伴う可能性があります。
DIYで外壁塗装する際に必要なことを見直していきましょう。
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■足場を設置する
足場は基本的に両足でしっかり立って安定した姿勢で作業できることがポイントになります。
塗装作業では両手を使うことで作業効率もぐんと高くなりますし、何より安全面の確保になります。
仮設足場や、飛散ネットは必ず必要な物になるでしょう。
レンタルや仮設足場の設置だけ行ってくれる業者もあるので利用してみてもいいかもしれません。
はしごやロープ、脚立などで簡易的に足場を作るのは非常に危険なので絶対にやめましょう。
■外壁を洗浄する
外壁にはゴミや汚れが付着しているので、塗装する前に高圧洗浄機を使ってきれいに洗い流す必要があります。
一般家庭に高圧洗浄機があるというケースは珍しいので、水道栓にホースをつないで汚れを落とすことになるでしょう。
家の外壁を隅々まで洗うには、長いホースを用意しないといけないので、ホース同士をつなぐパーツを市販で購入しましょう。
■下地処理を行う
下地処理とは外壁に塗料がしっかりくっつくようにするための作業で、薬剤を使いながらクラックを修復する作業も必要となってきます。
薬剤と補修道具がセットになってインターネットや塗装販売店で売られているので購入しましょう。
■段階に分けて塗装する
塗料を塗る工程は下塗り、中塗り、上塗りと分けて作業を行っていきます。
塗料場所によって、ローラーの大きさや刷毛を使いわけ、安全を考慮して三大メーカーの塗料を使用しましょう。
塗装工程は必ず塗料が完全に乾いてから重ねて塗っていくようにし、ムラや剥がれがないようにします。
■安全対策道具として
外壁塗装を行う場合は身につけるものも万全にする必要があるので事前に揃えておきましょう。
ヘルメット、保護用ゴーグル、防毒マスク、滑り止め専用ゴム靴、作業服などは最低限用意する必要があります。
DIYで外壁塗装を行う場合は、人件費がかからず自分で自由に作業できる良い面もありますが、工事期間が長くなったり安全面など負担になることも考えられます。
DIYで楽しく外壁塗装したいという人も多いのですが、専門業者に依頼した方が手間なく仕上がりも綺麗になるので、できるだけ安全面を第一に考え専門業者に依頼し外壁塗装を行いましょう。