エクステリア・アプローチ周りを素敵に変身!DIYを行うポイント – 屋根&外壁塗装情報サイト

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エクステリア工事

エクステリア・アプローチ周りを素敵に変身!DIYを行うポイント

目次

エクステリア

女性が家づくりにおいて水回りと同じくらい気になる部分が外構・エクステリアの部分かと思います。
かわいらしく、キレイな外構・エクステリアに憧れている人も多いでしょう。
しかし、実際に外構やエクステリアを施工するのは費用もある程度かかってしまいます。
もし費用をなるべく抑えたいと考えている方は、DIYでエクステリアを作ってみてはいかがでしょうか?
今回はアプローチ周りを中心に素敵に変身させるポイントをご紹介します。

エクステリアのリフォーム、どれくらい費用がかかる?

外壁塗装を検討しながらも、憧れのエクステリアを作ろうと検討されている方もいらっしゃるかと思います。
特に家の顔部分に当たるアプローチ周りはエクステリアの中でも特にこだわる方が多い部分でもあります。
そんなアプローチ周りを業者に依頼した場合、どれくらいの費用がかかってくるのでしょうか?

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■どれくらいの費用をかけている?

アプローチ周り以外にもエクステリアにはカーポートや庭づくりなど様々な部分が含まれますが、これらはどれくらいの費用がかかるかご存知でしょうか?
リフォームで外構・エクステリアの工事を行った場合、価格帯の中心は約50~100万円になると言われています。
しかし、これはあくまでも価格帯の中心であり、もっとコストを抑えたものにする人もいれば数百万円かかってしまうケースもあるのです。
では、エクステリアのそれぞれの部分がどれくらいの費用になるのか、チェックしてみましょう。

■門周辺

家の敷地に入る最初の部分、門は門扉や塀、ポスト、表札含めて行なった場合、30万円程度かかります。
塀は特に新しく設置するとコストがかかってきてしまいますが、塗装にすることで新しく生まれ変わりつつコストをかけずに済みます。
なお、塀は門塀でこのコストに収まるのであって、塀囲いにすることでかなりコストは高くなり、新しく設置する場合は100万円程度かかってくるでしょう。

■アプローチ

門から玄関までのアプローチは、砂利を敷いたりレンガを使って道を作ったりすることで歩きやすいスペースを作ることができます。
デザイン面はもちろんですが、アプローチを整えることによって老後でも安心して移動できるスペースとなるでしょう。
コストとしては10~15万円と意外に抑えられます。
ただ、アプローチを工夫し階段を作ったり花壇を作ったりするとその分だけコストは高くなります。

■カーポートやガレージなどの駐車場

自家用車があるなら駐車場は必須です。
もしも今まで自宅ではなく近くの駐車場に止めていたという方も、できれば自宅に設置したいと考えるのではないでしょうか?
カーポートやガレージといった駐車場は、外構・エクステリア工事の中でもコストがかかりやすい部分です。
作業を行う敷地面積が広いことはもちろんですが、車を駐車することになるのである程度基礎部分はしっかりさせておかないといけません。
新たにカーポートやガレージなどの駐車場を設置する場合は、50~100万円のコストはかかると考えておいた方が良いでしょう。

■フェンス

塀は設置できないが防犯対策としてフェンスを設置する場合、どれくらい設置するのか、また設置するフェンスの材質などによってコストが変わってきます。
もし家の周囲にフェンスを設置したい場合は50~60万円程度用意しておくと安心です。

■テラス

テラスは床に使用する材質を何にするか、屋根をつけるかつけないかというところで、コストがかなり変化してきます。
例えばウッドデッキに憧れている方も多いかと思いますが、実際はかなり割高になってしまうでしょう。
一方、タイルを使うことでコストは抑えられます。
全て合わせて50万円程度はかかります。

■庭

エクステリアの中でもこだわりの強さがあらわれやすい庭ですが、庭に芝生を敷き詰めるのはかなりコストダウンにつながります。
しかし、新しくデッキを設置したり、庭全体を新しくしたいとなると100万円以上かかってしまうので注意しましょう。

■費用を抑えるためには?

費用を抑えるためには、素材をなるべく安いものを選ぶという方法があります。
しかし、せっかくのエクステリアをリフォームすることになるので憧れを持って行う方は多いでしょう。
「ここの材質だけはどうしてもこれを使いたい!でもコストを抑えなくちゃいけない…」そういった場合は、まずは業者に相談し予算内でできるかどうかを尋ね、もし予算内が厳しそうならエクステリアをDIYしてみてはいかがでしょうか。

近年DIYブームを受けてホームセンターでも自分でエクステリアを作れるような商品が多く作られています。
そのため外構工事を自分で手がける人も多くみられるようになりました。
自分でもできそうなものは業者に頼まず自分の力で作ってみると、コストは材料費のみに抑えられますし、何より自分で作ったことでより愛着の湧くエクステリアに仕上げることができるでしょう。

モルタル配合&モルタル基礎の作り方

エクステリアやアプローチ周りをDIYするためには、モルタルの配合からはじまり、モルタル基礎を作らなければなりません。
基礎は住宅でも必ず作られているもので、重いものを支える上で重要な役割を持つ部分です。
手を抜いてはいけない部分なので、DIY向けにモルタル配合とモルタル基礎の作り方をご紹介しましょう。

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■配合比が大切

モルタルの原料はセメントで、他にもコンクリートやペースト状のセメント(ノロ)を作る時にも使われています。
それぞれの違いは、加える水の量は骨材によって異なるため、配合比を間違えるとモルタル以外のものができてしまうので注意が必要です。
ちなみに、モルタルは水と砂を加えて作られていますが、ノロは水のみ、コンクリートは水と砂・砂利を加えて作られています。
モルタルの分量はセメント1:砂3が目安で水は適量です。
水の量を少なめにするとパサパサ状態のパサモルができ、セメントの量を増やすとよりしっかりとしたモルタルを作ることができます。

■モルタル作りで用意するもの

・トロフネ
・練りクワ
・電動かくはん機(あると良い)

モルタルはトロフネに材料を入れ、練りクワを使って練り混ぜていきます。
トロフネとは主に樹脂を材質に使用した、モルタルやコンクリート、壁材を練り混ぜる時に使う容器で、ホームセンターでも購入することが可能です。
練り作業は重労働で素早く作業をしないとあっという間にモルタルが固まってしまう恐れがあります。
素早く簡単に作りたい時は電動かくはん機が便利です。
こちらもホームセンターなど約2万円前後から販売しており、今後も使う予定があれば購入がおすすめです。
使用頻度が少ないのであれば、工具レンタルショップを活用してみましょう。

■モルタルの作り方

①材料を加える
トロフネにモルタル基礎で使う分のセメントと砂を加え、しっかり混ぜましょう。
混ざったら次に水を加えていきますが、一度に入れるのではなく数回に分け、硬さを確認しながら加えましょう。

②練り混ぜる
材料を加えたら練りクワや電動かくはん機を使って練り混ぜてください。
硬さは気温や湿度によって異なりますが、コテですくいやすい、ならしやすい、盛りやすいなど作業しやすい硬さまでに混ぜるのがポイントです。
硬めすると早く乾きますが、その分スピーディーな作業を求められるので慣れていない人は注意しましょう。

モルタルが完成したら、作業する場合は左官バケツなどに小分けすると作業しやすくなります。

■モルタル基礎について

立体のものを地面に組み立てるためには、基礎がないと組み立てることができません。
また、その基礎も面が水平ではないとまっすぐに組み立てることができず、基礎作りは重要な工程です。
フェンスや花壇といったエクステリアではモルタル基礎が主流であり、地面の上に基礎の底を固めていく砕石を詰め、その上にモルタル打っていきます。
ほとんどの場合、モルタル基礎面は地面よりも低めに作り、エクステリアの完成後は土で隠すことが多いです。

・モルタル
・砕石
・曲尺
・スコップ
・タンパー
・コテ
・水平器

砕石は様々な粒度が売っており、一般的に0~40mmが使われています。
コンクリートを粉砕して作られている再生粉砕もおすすめです。
タンパーは地面や砕石を突いて固める時に必要な工具で、市販でも購入できます。
しかし、なかなか高価なので、重い枕木や丸太といった木材に持ち手となる角材をつければ自作可能です。
モルタル基礎は水平につくることが大切なので、水平器を用意しましょう。
水平器は市販で購入でき、また工具レンタルで借りることもできます。

■モルタル基礎の作り方

①基礎の穴を掘って砕石を敷き詰める
施工する場所の地面をスコップで掘り、基礎の穴を作ります。
基礎面を地面に見せる場合は5cmの深さ、土をかぶせる場合は10cmの深さが目安です。
曲尺を使ってしっかり深さを測り、丁度良い深さになったら平らにならし、砕石を敷き詰めていきましょう。
入れる時は平らにすることを意識し、敷き詰めたらタンパーで突き固めてください。
突き固めたら、深さは基礎面を見せる場合は5cmより浅く敷き詰め、土で隠す場合は5cmより深くなっているか曲尺で確認しましょう。
この工程はモルタルを作ったあとに行うとモルタルが固まる恐れがあるので、作る前に行うのが無難です。

②モルタルを敷き詰める
作ったモルタルを敷き詰め、木製やプラスチック製などのコテで水平にならしていきましょう。
ある程度ならしたら水平器を使い、面が水平かどうか確認してください。
市販されている水平器は小さいものが多く、その場合は広く測れない可能性があります。
その場合は、まっすぐな角材に水平器を置き、基礎面に置くことで広範囲を測定可能です。

モルタルやモルタル基礎はこのような工程で作ることができます。
丈夫なエクステリアをDIYする上で重要な工程なので、掘る深さやちゃんと水平になっているかなどをしっかり確認して、作業をしていきましょう。

角タイルのDIY方法・ポイント

外壁は耐震性や耐久性を高めるための外壁塗装でメンテナンスする場合もありますが、外壁用の角タイルを使用して美観性を高めたり重圧感を出す工法もあります。
ここでは、角タイルを用いたDIY方法や、ポイントについてご紹介していきます。

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■角タイルを施工する際に準備するもの

・タイル
・タイル用接着剤(モルタル)
・タイル用目地材
・ヘラまたはコテ
・メジャー
・壁に印をつけるための鉛筆
・タイルカッターまはたタイル切断機

タイル張りの準備段階としてタイルを張る壁の横幅・高さを測り面積を試算しておきます。
この測定は、角タイルを何枚用意しておく必要があるか把握しておくための作業です。
角タイルを下から敷き詰めていき、張れない余った壁の部分に鉛筆で印をつけておきます。
張り方に自信がない人は、角タイルの高さに合わせて目印の線を書き込んで角タイルを張るためのガイドラインにしましょう。

■角タイルのDIY方法

①下地調整をする
壁に直接張りつける場合は、汚れを綺麗に掃除しておきましょう。
吸水性にムラが出る場合は、吸水調整剤を使って処理しておきます。

②下地用のモルタル準備する
壁にモルタル塗り下地をつけていきます。
水を加え混ぜ合わせたモルタルは、時間が経つと硬くなってしまうので1時間以内に使用するようにしましょう。

③モルタルを塗る
コテを使って壁にモルタルを塗っていく作業です。
コテで押さえるようにしながら、できるだけ平らになるように下地面を作っていきましょう。

④角タイルを張る
コーナー部分や開口部以外の平らな部分を先に角タイルを張りつけていきます。
モルタルの上から下地に押し付けるように角タイルを張ってください。
角タイルの周りからモルタルがはみ出るくらい強く叩いて張りつけます。
角タイルを張る面積によっては、1回で全てを施工することは難しい場合もあります。
モルタルの使用時間には限度があるので、1時間以内で作業が終わらない場合は、再びモルタルの塗布とタイルの張り付け作業を繰り返し行ってください。
張りつけが完了したら、再度目地の幅調整をします。

⑤目地詰め作業
タイルを張りモルタルの固まり具合を見ながら、目地部分の掃除をしていきます。
目地材を水で練り、角タイルを覆うようにコテで塗り込んでいきましょう。
角タイルの表面が粗い場合は、塗り目地はせずに一本目地で施工してください。

⑥目地材を拭き取る
角タイルに残った余分な目地材を水に濡らしたスポンジで丁寧に拭き取っていきます。
目地材がうまく取れない場合は、硬めの刷毛などを使って取り除いてください。
最後に十分乾燥させたら、施工完了です。

■角タイルを張っていく時のポイント

角タイルは、端から順番に張っていきがちですが、仕上がりを綺麗にさせるには角タイルを上から下に張っていくとよいでしょう。
角タイルを張る面積が大きい場合は、接着剤やモルタルが乾かないうちに接着剤を塗って角タイルを張るを繰り返し行うことが重要です。
また角タイルを張っていく中で、接着剤の上に水が落ちないよう注意する必要があります。
角タイルを張り終えて乾燥している間に水がかからないようにするのもそうですが、水が落ちてしまうと角タイルの付きが悪くなってしまうので気をつけましょう。

初めてDIYで角タイルを張る場合は、事前に準備しておけることは用意しておくべきです。
仕上がりを綺麗にするためには、角タイルを張る前に周囲をマスキングテープなどで保護しておいてもいいかもしれません。
もちろん事前の割り付け作業も、作業の効率化がはかれるだけでなく角タイルを水平にまっすぐ張っていくためのサポートになります。
角タイルをDIYで取り入れ、より好みのデザインにアレンジしてみましょう。

自然石乱張りのDIY方法・ポイント

外壁塗装には自然石調の塗料で多彩な発色と立体感で高級感を出すことができるので人気を集めています。
外壁塗装業者から提案されるケースも多いのですが、DIYで自然石乱張りの施工ができることをご存知でしょうか?
現在の乱張りは、石の色も豊富になってきているのでよりオシャレな施工を目指すことができます。
今回は自然石乱張りの施工方法やポイントについてご紹介していきます。

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■乱張りに必要なものを準備する

レンガやタイルと同じように乱張りのDIYで人気なのがジェラストーンや鉄平石を使った乱張りです。
乱張りのDIYはレンガやタイルとは違って独自の流儀のようなものがあるので注意してください。
洋風に似合うジェラストーン、和風に合う鉄平石は色は違いますがどちらも2㎝くらいの厚さです。
方形に張っていくか乱形に張っていくのかという点以外はだいたい工法は同じだと思ってもらってかまいません。
バサモル(バサバサしたモルタル)を用意して基礎を作り、セメントのモルタルで接着していきます。
道具で必要なものは、研削や研磨をするためのグラインダー、汚れを拭き取るためのスポンジ・歯ブラシ等を用意してください。

■DIY方法の手順

①石を張る前の準備
乱張りの石の施工を行います。
土掘削、砕石路盤、コンクリート打設の3工程で下地工事を行ってください。

②石を仮置きする
大きさや形、厚みの違う天然石を、目地通りをよく見ながら並べてみます。
適当に並べてしまうと目地がつながってしまいやすいのですが、かといって考えすぎてしまうと時間がかかってしまう作業です。
パズルをするような作業をイメージするとわかりやすいでしょう。

③石を加工する
自然石そのままの形で施工するのは困難なため、ある程度形を整える作業が必要になります。
ハンマーなどで割ったり、グラインダーを使って石を切り形を合わせていきましょう。
目地幅を整えたい場合は、グラインダーを使用することをおすすめします。

④石を設置していく
形成した石を設置していきます。
石の厚みがそれぞれ違うので接着するためのモルタルで高さ調節をしていきながら設置してください。
石加工する際に自然な形をそのまま表現したい場合は、グラインダーでの加工をできるだけ控えてハンマーで形を整えていくと風合いが増します。

⑤石の設置が完了
石を設置しただけの状態では雨水の流れがどこに向かうかわからないので、水はけがよくなる側に向かって勾配を作りましょう。
長めのまっすぐな角材を置いて水平出しを行うと仕上がりが綺麗になります。

⑥目地詰め作業
目地はモルタルを使用した方が施工後のひび割れや傷みが少なくなります。
目地を入れる時は、スポンジ製のコテで隙間にしっかり入るように擦りこんでいきます。
ある程度固まってきたら(目安は3分程度)水に濡らしたスポンジを絞り余分なモルタルを拭き取っていきましょう。
1回拭き取るごとにスポンジは綺麗な水で洗ってください。
細かい隙間は、歯ブラシや硬めの刷毛等を使ってモルタルを綺麗にしていきます。
固まって取りにくい場所は、金属製ブラシで擦ると落ちます。

■自然石乱張りのポイント

柔らかい地面の場合は下地・砕石の段階でしっかり固めるのがコツです。
下地が緩いとコンクリートにひびが入りやすいので注意してください。
また、余分な目地材を綺麗に拭き取っておかないと、乾燥した後真っ白になりせっかくの自然石が汚く目立ってしまいます。
どうしても汚れが気になる場合は、半月くらいおいてから酸性洗剤で拭くと汚れを落とすことができます。
綺麗に拭き取れたら石材や目地を傷めないために、酸性洗剤は多めの水で十分洗い流してください。

自然石乱張りのDIYは、石の形にこだわるので加工時間が多少かかってしまいますが、天然石ならではの微妙な凹凸やムラで仕上がりが美しくなります。
それほど難しい施工ではありませんが、オリジナルで作り上げていくとによって達成感を感じることができるでしょう。

レンガでのアプローチ作り

レンガを使用したアプローチは素朴な雰囲気とオシャレさから人気が上昇しています。
専門の業者に依頼をするとなると大きな費用が必要になることもあり、諦めてしまう人も中にはいます。
そんなオシャレなレンガのアプローチをDIYでできるのであればやりたいと考える人も多くいるでしょう。
そこで、必要な道具や方法をご紹介していきますので参考にしてみてください。

■必要な道具について

・メジャー
寸法を測るだけではなく均等に積んであるか調べることができます。

・指し金
レンガをカットする際に墨付けで使用します。

・ブラシ
目地部分からはみ出したモルタルを取る際に使用します。

・目地ゴテ
目地を整える際に使用します。

・スコップ
モルタルをすくう際に使用します。
専用のおわんも販売されていますが、スコップで代用可能です。

・コテ
レンガを敷く時にモルタルを塗る際に使用します。

・ディスクグラインダー
レンガをカットする機械です。

・スポンジ
水で濡らしてレンガに付いているモルタルを拭き取る時に使用します。
多めに用意しておきましょう。

・水平器
水平であるか確認するので必ず用意しましょう。

・ゴム槌
レンガの水平を調整する際に使用します。

・ダンバー
地面を敷き固める際に使用します。

■必要な材料について

・モルタル
レンガを接着する際に使用します。

・レンガ
多くの種類の中から好みのものを購入してください。

・砂
下地クッションとして必要です。
ホームセンターでも販売されていますが、砕石会社から購入して運んでもらうことも可能です。

■レンガの種類について

ホームセンターやネットショッピングで多くのレンガが販売されています。
色だけではなく形も様々なので悩んでしまうことも多いでしょう。
そこで、煉瓦の種類について紹介します。

・赤レンガ
広く一般的に使用されているレンガです。
価格も安く入手しやすいメリットがありますが、デザイン性は低いです。

・焼き過ぎレンガ
赤レンガをより高温で焼いたレンガでくすみがあり固い特徴があります。
吸収率は少ないですが重厚感のあるデザインです。

・通水レンガ
その名の通り水が通る穴が空いています。
アプローチだけではなくカーポートや花壇の地面部に設置するのに向いています。

・アンティークレンガ
人気の高いレンガです。
古い建物で使われていたレンガで解体時に回収したものになります。
使用するだけで雰囲気が変わりますが欠けていたりモルタルが付いている場合があります。

・飾りレンガ
花やハート、スマイルマークなど文字が掘られたレンガでアクセントとして使用するのもオシャレです。

・レンガエッジカーブ1/2ストレート
2種類のレンガが組み合わさり曲線をデザインすることができます。

■アプローチの作り方

今回は、人気のアンティークレンガを使用したアプローチの作り方をご紹介します。

①配置を決める
どのように配置をしていくか決めていきます。
紙に書くだけではイメージを描きにくいので、実際に地面に置いて決めていくと良いでしょう。
配置が決まったらレンガを置く位置の地面を掘ります。
深さはレンガと同じ厚さ~やや深いくらいです。

②地面を押し固める
レンガを均等に配置できるようタンバーを使用して地面を押し固めます。
レンガの下に砂を敷くのでレンガの厚さ+砂の厚さ3cm程度の深さになるよう均等に押し固めていきましょう。

③砂を敷く
押し固めた地面に砂を敷き、角材で水平にならします。

④レンガを並べる
砂の上にレンガを並べていきます。
ただ敷いていくだけではガタガタになってしまうので、水平器で確認しながら並べていきます。
縁になる部分にレンガを始めに敷き、次に中側にレンガを並べていくようにしましょう。

⑤目地に砂や砂利を埋める。
目地部分をわざと開けてレンガを並べていくと、素人でもオシャレに敷きつめていくことができます。
砂や砂利ではなく植物を植えるのもオススメです。

レンガの下には砂が敷いてありますが、より頑丈にしたい場合にはモルタルを使用しましょう。
乾きやすいので少しずつ作るか、乾かないよう水をかけながら行いましょう。

レンガや石材を加工し、ペイビングを行うには?

ペイビングとは外壁塗装と少し似ていますが、地面や塀などを舗装したりすることを言います。
敷材の中には、レンガやタイル、枕木など様々な素材がありますが、敷き方や素材の違いによって装飾することもできます。
今回は、DIYでレンガや石材を使ったペイビング方法をご紹介しましょう。

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■スペースに合わせて敷材を切断しよう

パティオやテラス施工などで敷材を張っていく工程では、きれいに並べられるように適切な形にカッティングしなければなりません。
ここで石材・レンガそれぞれの切断方法を見ていきましょう。

【石材の切断方法】

石材を切断する時は、平たがねと石工ハンマーを用意しておきましょう。
石を割る時は、石材の表面をよく見ると木目のような筋が入っている方の向きに沿って切断するときれいに割ることができます。
筋と交差するように切断してしまうと思うように切断できないので注意してください。

①石材を切断する箇所に墨線を引く
②墨線に平たがねをあてながら石工ハンマーで数回叩く

平たがねと石工ハンマーを使って切断すると、乱形石でもきれいにカッティングすることができます。

【レンガの切断方法】

レンガはタイルやコンクリートロックのように同じ目地に沿って敷いたり積んだりすると強度が出ないため、あえて目地をずらして組んでいくのが鉄則になります。
1列飛ばしで並べていくと必ず最後はレンガが飛び出てしまうので、必要に応じて切断しレンガの端を揃えておく必要があります。
レンガを切断する時は、石材を切断する時に使う平たがねや石工ハンマーで割ることもできますが、DIYとなると高度な技術が必要にあんるのでダイヤモンドホイールが付いたディスクグラインダーで両面に切れ目を入れてから平たがねと石工ハンマーで切断した方が失敗しません。
作業中は、防護メガネを着用して切断してください。

①レンガの表面に切断する線に墨をつける
②ダイヤモンドホイールをディスクグラインダーにを取り付ける
③ディスクグラインダーをまっすぐにして、回転をかけた状態でレンガにあてる
(あててからスイッチを入れると回転の力で手からはずれるので大変危険です)
④レンガの表面に切り込みが入ったら、裏面にして反対側にも同じように切り込みを入れる
⑤レンガを平らな場所に置いて、切れ込み部分に平たがねをあて石工ハンマーで勢いよく叩き割る
(たがねはレンガの幅に合ったものを、石工ハンマーは頭の重さが900グラム以上あるものを用意しておくと使いやすいです)

■レンガや石材のペイビング方法

石材やレンガを切断したら、ペイビングするスペースに砂決めをしましょう。
砂決めは、下地を砂でならしその上に敷材を並べて珪砂を掃きこみ位置を固定するペイビング方法です。
砂をならす時は、ならし板と板たコテを使うと作業しやすいです。
板は1×4材を下地面積に合わせた長さにカットしたものを用意すると良いでしょう。

①施工場所は、敷材の厚さ(+50mm)で砂の厚さ(+30mm)を目安に約80mm強の深さに掘り下げ平らにする
②縁部分に厚さ約50mm幅100mmを目安にモルタルを敷く
③縁部分に敷いたモルタルの上に隙間(目地)10mmでエッジング用の敷材を並べる
④エッジング用の敷材をきれいに並べたら、目地にモルタルを詰めて仕上げる
⑤エッジングの内側部分に砂を敷き込み、厚さ約30mmにならしてできるだけ水平にする
⑥エッジングの内側に敷材を並べる
(この時隙間を作らないことと、目地が十字にならなように注意します)
⑦端に並べる半端なサイズの敷材は、隙間ができないようサイズに合わせて切断したものを並べる
⑧敷材を並べたら凸凹にならないよう上から石工ハンマーの持ち手で叩いたり、下の砂の量を調節する
(この補強作業にはあまり時間をかけないようにします)
⑨敷材が敷き終わったら、全体に珪砂をまいて目地に入り込むようほうきで掃く

以上がモルタル下地と目地によるペイビング方法です。
レンガや石材で玄関まわりや庭の地面をペイビングすることによって、雰囲気が大きく変わります。
乱張りで洋風ガーデンに仕上げたり、様々な色を組み合わせてノスタルジックな印象をアプローチすることもできるでしょう。
また、ペイビングすることによって雨が降った時にぬかるむ心配や雑草の手入れに悩むこともなくなります。
景観がきれいになるだけでなく、お手入れの面でも手間いらずになるのでぜひDIYでチャレンジしてみてください。

■エッジングをより強力にする方法

ペイビングをより強固にするには、エッジング工程でピンコロ石や枕木を選ぶと良いでしょう。
ピンコロ石はレンガのエッジングと同様に基礎でモルタルを敷いた上に並べる方法です。
枕木の場合は、レンガのペイビング面と同じ高さに並べて50~60センチ間隔に枕木に鉄筋を差し込み固定します。
枕木の代わりにウリンやイベなど硬くて丈夫な木材を使用しても良いでしょう。

レンガや石材を使ったペイビングによって、自宅の庭や塀などの耐久性や耐水性を高めることができます。
撥水性能のある敷材を使うことで、汚れにも強くなり普段のお手入れも楽になります。
ここでご紹介したペイビング方法を参考にして、ぜひDIYで実践してみてください。

レンガを積む時のポイント

エクステリアでもよく活用されているレンガを積むにはいくつかのポイントを押さえて行うと、きれいなエクステリアを作り上げることができます。
そこで、レンガを積む時のポイントについてもご紹介していきましょう。

■レンガを積む時は基本的にランニングボンドを活用

レンガを床に敷く場合は、定番のランニングボンド以外にも波型に敷いていき、公園などにも活用されているヘリンボーンや、2つのレンガを組み合わせて作り上げるバスケットウェーブ、3つのレンガを基本に構成していくハーフバスケットウェーブなどがあります。
しかし、レンガを積む場合は基本的にランニングボンドを活用していきます。
ランニングボンドには「シングル積み」と「ダブル積み」の2種類があります。

・シングル積み
シングル積みは1段ごとにレンガを互い違いに積み重ねていく積み方で、ランニングボンドの基本となる積み方です。

・ダブル積み
ダブル積みの場合、1段を2列に積んだら2段目は1段目と直角になるようにレンガを置き、3段目は1段目と同じように積んでいきます。
これによって、横から見ると長い面のレンガと、短い面のレンガが交互に積み上がっているように見える方法です。

ダブル積みはより強度を高めるための積み方なので、初めてエクステリアのDIYを行うのであれば簡単なシングル積みから始めてみましょう。

■シングル積みを行う方法とポイント

シングル積みを行う方法を紹介すると共に、押さえておいた方が良いポイントもご紹介していきましょう。

①レンガを水に浸しておく
レンガは水に浸しておくと、水分を吸収してレンガの中に入っている空気を押し出し、モルタルとの接着性能を高めることができます。
逆に水に浸さずそのまま使ってしまうと、モルタルに含まれている水分をレンガが吸ってしまい、モルタルが乾燥した状態になって接着されなくなってしまうので注意が必要です。

②半ブロックを作る
ランニングボルトでレンガを積む場合、2・4・6段目以降はレンガの半ブロックが必要となります。
互い違いにレンガを積んでいくと余ってしまう部分があるので、そこに半ブロックを置いていきます。
半ブロックを作るには、ディスクグラインダーを使います。
レンガに目安となる線を入れて、ディスクグラインダーで切れ込みを入れておきましょう。
あとはたがねとハンマーを用意して、切り込みの間にたがねを差し入れ、ハンマーで叩くと半分に割ることができます。
安全に割りたい時は砂袋などクッションになりそうなものを下に敷いて行うと安心です。

③砕石を敷いていく
まず、レンガを積む前に様々な準備を行わなくてはなりません。
レンガを積みたい場所を100mm程度掘って、そこに砕石を敷いていきます。
砕石は大体30~50mm程度の高さに敷いておきましょう。
砕石を敷いたら均等になるように、均しながら突き固めておきます。

④モルタルを作る
接着させるために必要なモルタルを作ります。
モルタルは混合するために使われるトロフネの中にセメント1:砂3の割合で混合させ、その後水を加えて練っていきます。
水は全体の約3割程度となりますが、時期や湿度などによっても異なるので、大体耳たぶくらいの触り心地が目安となります。
水を含めすぎると接着機能が弱まってしまうので気を付けましょう。
なお、小さなガーデンウォールなどに使用する場合、既に配合されているドライモルタルを使うと必要な分だけ使えるので便利です。

⑤砕石の上にモルタルを敷き詰める
③で準備しておいた砕石の上に、作ったモルタルを敷き詰めていきます。
大体30~50mm程度の厚さに敷いていきましょう。

⑥モルタルが水平かどうかチェックする
レンガを積む前に、モルタルの基礎部分が平行になっているかどうかをチェックします。
チェックするには見た目で判断するよりも、水平器を活用した方が正しく水平かどうかをチェックできるので、水平器を用意しましょう。
もし傾いている場合はモルタルを増やしたり減らしたりして調整していきます。

⑦水糸を張る
まっすぐなラインで積み上げたいという時は、水糸を用意しましょう。
水糸を張る時も、水平かどうかきちんとチェックしておかないと曲がったまま作業することになるので気を付けてください。

⑧レンガを並べモルタルを目地に埋める
レンガをモルタルの上に並べていきます。
この時レンガとレンガの合間には隙間ができてしまうので、レンガを並べたら縦の目地にモルタルを埋めていきましょう。
ブロックゴテを使って埋めていくと便利です。

⑨2段目を積んでいく
1段目が終わったら、今度はその上にモルタルを盛っていきます。
モルタルを盛る時に注意したいポイントが、モルタルの量を一定にすることです。
モルタルの量が一定でないとその上に積み上げたレンガも水平を保てなくなってしまいます。
ブロックゴテを使ってモルタルを棒状に取り、レンガの上にモルタルを2列で盛っていくと、量を一定に保つことができるのでおすすめです。
モルタルの上に2段目のレンガを置いたら、水平器を使って水平かどうかをチェックします。
水平出ない場合はゴムハンマーなどを使って軽く叩き、調整しましょう。

⑩目地を埋めていく
レンガが水平に置けたら目地をモルタルで埋めていきます。
この時のやり方は1段目と変わりありません。

⑪必要な段数まで積み上げていく
1段目・2段目以降は作業の繰り返しとなります。
水平かどうかはその都度確認していくようにしましょう。

⑫目地ゴテを使い、目地を均す
必要な段数まで積み上げたら、あとは目地ゴテを使ってはみ出たモルタルを取り除いたり、きれいに均していきます。

⑬レンガに付いたモルタルをきれいにする
目地を均したら、レンガに付着してしまったモルタルをきれいに拭き取っていきます。
この時、水に浸かったスポンジを使うと、きれいに拭き取れるのでおすすめです。

■レンガ積みのアレンジ方法

上記では定番のランニングボルト・シングル積みの方法をご紹介しましたが、もっと様々なアクセントを加えたレンガ積みを行いたいという方も多いかと思います。
そこで、レンガ積みのアレンジ方法をご紹介していきましょう。

【ガラスブロックを取り入れたレンガ積み】

通常のレンガ積みに加えてガラスブロックを取り入れる場合、どのような方法で行うと良いのでしょうか?

①ランニングボルトのシングル積みを行う
ガラスブロックをはめ込む高さまでランニングボルトのシングル積みを行なっていきます。

②レンガの上にガラスブロックを重ねる
自身が考えたデザインに合わせて、ガラスブロックをレンガの上に設置します。
基本的にシングル積みなので互い違いの積み方となりますが、ガラスブロックは正方形であることが多いので、それに合わせて半ブロックをうまく組み合わせると良いです。
レンガを並べる時に合わなくなってきたら目地の太さを変えて調節していきましょう。

③目地ゴテで目地を均す
レンガを全て積み上げたら目地ゴテを使って目地を均していきます。
余分なモルタル、レンガに付着したモルタルはスポンジできれいに拭き取っておきましょう。
モルタルが乾燥したら完成です。

【レンガの角柱作り】

レンガを使って角柱を作ってみましょう。
角柱はエクステリアでもアクセントになりやすく、門柱などにも活用できます。

①レンガを積んでいく
前項で紹介した通りに基礎を作っていきます。
その上にレンガを積んでいきましょう。
後ほど鉄筋を使っていくので穴の空いたレンガを使用するようにしましょう。
角柱になるので、四角い形に積んでいきます。
この時、また目地が段違いになるように積んでいきましょう。

②鉄筋を差し込む
ある程度の高さまでレンガを積んだら、角柱の四隅になる部分に鉄筋を差し込んでいきます。
鉄筋は基礎を突き通し、30cm以上地面の中に潜らせるようにします。

③砕石・ガラで穴を埋める
角柱をレンガで作ると真ん中に大きな穴ができます。
この穴を塞ぐために、砕石やガラを使って埋めていきましょう。
さらにレンガに空いた穴にはモルタルを埋めていきます。
真ん中の大きな穴に砕石やガラを使って埋めたら、最後にモルタルを使うか、レンガの半ブロックを使って蓋をしましょう。

【レンガでアーチを作る】

レンガを積む時は水平にすることが大切でしたが、実はアーチ型に積み上げることも可能です。

①アーチのジグになるものを用意する
レンガでアーチ型に積み上げるためには、アーチのジグになる部分が必要となります。
ジグは塩ビ管を使うと便利ですが、ない場合はペール缶や合板を円柱状にしたものを作りましょう。

②レンガを積んでいく
基本となるレンガ積みを行い、アーチ型を取り入れたい部分まで作業を進めます。
ちなみに、アーチ型を取り入れる場合は、シングル積みよりもダブル積みの方が安定していて行いやすいです。

③モルタルとレンガを扇状に置く
砂袋とアーチのジグを置いたら、ジグのカーブに合わせてモルタルとレンガを置いていきます。
この時、アーチに合わせて扇状に置いていきましょう。
扇状にすると目地は通常よりも外側部分がかなり多くなります。
そのため、モルタルの量は通常よりも増やしておくと良いでしょう。

④モルタルが固まるまで待ち、ジグを取り出す
モルタルが固まるのを待ってから、砂袋の砂を抜いてジグを抜きやすいようにします。
そこからジグを慎重に取り出して完成です。
モルタルが固まりきっていないとジグを抜いた時にレンガが崩れてしまう可能性があるので気を付けてください。

屋外アイテムの塗装に挑戦

屋外にはガーデニングや物置、花壇や塀などのアイテムもあります。
実際にこれらのアイテムをDIYでオシャレにアレンジしてみましょう。

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■塗装作業には汚れてもいい服装で

まず塗装作業では、どうしても服や靴が汚れてしまうことを避けられません。
そのため、汚れても気にしない服装や動きやすい服装を用意してから始めましょう。
服をあまり汚したくない場合は、胸から膝までのエプロンを用意しても良いでしょう。
長袖だとせっかく塗った塗料が袖口についてしまうことがあるので、作業中は袖を折ったり、袖ボタンを締めたりすると良いでしょう。
腕カバーもおすすめです。
塗装前には、手が汚れないように手袋をしておきます。
ゴム引きグローブや、フィット感のあるゴム手袋が塗料が染み込むことなく、使いやすいでしょう。
服装を整えたら準備万端です。

■ステインで腐朽を防いでおしゃれに仕上げる

ガーデン家具は屋外で使用するだけでなく、そのまま屋外に置いておくため、直射日光や雨、風などの影響を受けやすくなります。
この条件を前提に考えておかなければ、どんなに優れたものであってもあっという間に劣化して朽ちてしまうため、これを防ぐためにはきちんと塗装する必要があります。
ガーデン家具の塗装は、他のインテリア家具と同じようにステインで塗装してみましょう。
ステインは初心者の方でも簡単に使用できる塗装剤というだけでなく、ホームセンターなどで手に入りやすいのでよく使用されています。
材料に浸透していくタイプの塗料なので、粘度が低くて塗りやすくてペンキのような粘度もなく、塗っていくと材料にすっと浸透していきます。
そのため、あえてハケの跡を残してラフな仕上がりにしてもおしゃれです。
また、ステインは塗料が材料に浸透していく特性があるため、2度塗りまでの時間もかからず、短時間で仕上げることができます。
1度塗りでは、ハケ跡が残るようなアンティークな仕上がりでおしゃれになり、2度塗りではしっかりと塗ることができるので色がはっきりとして、屋外でも長く使用できるアイテムになるので、お好みの仕上げ方ができます。

■鉄部はスプレーで簡単塗装

鉄部の塗装には、重要なポイントがあります。
それは”錆”です。
屋外は雨や風が当たるだけでなく、場所によっては湿度も高くなり、鉄が錆びやすい環境に常に置かれているということでもあります。
そのため、以前から使用しているものを塗装し直す場合や、これから鉄部の塗装をする場合は、錆対策が必要ということです。
塗装し直す場合は、しっかりと錆を落としてからでないと、塗装の持ちが悪くなってしまいます。
錆がないか確認しておきましょう。
もし錆を見つけた場合は、塗料の隙間から湿気が侵入していき、もっと錆が広がっている可能性もあります。
錆を見つけたらスクレーバーで錆周りの塗装を剥がして、広がりを確認してから塗装を始めましょう。
錆の広がりを確認したら錆部分全ての塗装を剥がし、ワイヤーブラシで擦ってきれいに落とし、地金を露出させた後に錆止めを塗って乾燥してから塗料を塗りましょう。
現在販売されている鉄部用の塗料には、多用途のものや錆止めが配合された塗料もありますが、これらの塗料の効果をより上げるには、下地に錆止めを塗ってから塗料を塗ることをおすすめします。
また、鉄部の塗装はハケで塗ってもきれいになりますが、細かい部分がある場合はスプレーを使用するときれいな仕上がりになるので、初心者の方でも使いやすいです。

■コンクリートブロックは弾性塗料でイメージチェンジ

塀などに使用されるコンクリートブロックは、古くなっても取り壊すことができず、そのままになってしまう方もいるでしょう。
コンクリートブロックでも塗装することで、今までのイメージをガラッと変えることができるので、この機会にDIYしてみましょう。
古くなったコンクリートブロックの塀に、下地調整やひびや穴を埋めることができるハイモルを使用して、下地調整して全体の穴や目地を埋めて平らにします。
ハイモルが完全に乾いたら、木造モルタル建築にも使用されている弾性塗料を使用して、色を塗っていきましょう。
ハイモルと弾性塗料を組み合わせることで、ムラや剥離が少なくてきれいに仕上がります。
大きなコンクリートブロックを塗る場合は、幅広のローラーパケを使用すると均一にきれいに塗ることができます。

■塗装することでおしゃれで長持ちアイテムになる

屋外アイテムは日光や雨などに影響を受けるため、きちんとした対策をとって塗装する必要があります。
少しでもアイテムを長持ちさせるには、素材に合った塗料や工程で仕上げていきましょう。
また、素材の特徴を知っておくときれいに仕上げることができたり、長持ちさせることができます。
これらの特徴などを知ってから、DIYで自分なりのアレンジなどを加えておしゃれな屋外に変身させてみましょう。

塀のDIYリフォームをするには?

家の劣化が目立って外壁塗装を行った際に、外観が綺麗になったとしても家の周りにあるブロック塀が汚れていれば台無しとなってしまいます。
長年住んでいると外壁だけではなくブロック塀も汚れが多くなり、ブロックが欠けてしまったりなど様々な問題が発生してしまいます。
業者に依頼することも可能ですが、多くの費用が必要になってしまうためDIYでもできないのかと疑問に思う人もいるでしょう。
そこで、DIYでもできるブロック塀の補修方法をご紹介します。

■劣化の度合いを知ろう

自宅のブロック塀の劣化度合いをまずは確認してみましょう。

・第一段階
炭酸ガスによってモルタルが中性化し、目地のヒビ割れがある。

・第二段階
雨や水などの侵入によって鉄骨部分にサビが発生する。

・第三段階
サビの進行、ブロック部分にヒビ割れが発生する。

・第四段階
ブロック表面に剥がれが起きたり、サビ汁の発生がある。

放置をしてしまうと、第一段階から進んでいき第四段階になった後、最終的には耐久力がなくなって崩れてしまう場合があります。
劣化が進み過ぎている場合には、DIYを行うことは不可能なので専門の業者に修復を依頼しましょう。

■自分で修復が可能なレベルとは?

ブロック塀の劣化がまだ初期であれば自分でも修復することは可能です。

・藻やカビの発生
ブロック塀の中で日当たりの悪い部分がある場合には、藻やカビが発生してしまうことはよくあることです。
ブラシを使用して擦って落としたり、高圧洗浄機を使用して洗い流しましょう。

・ヘアークラック
表面部分が髪の毛の細さくらい(幅0.3mm、深さ4mm以下)ヒビが入っている状態のことで、構造や鉄骨には異常がない状態となります。
ホームセンターやネットショッピングなどでヘアークラック用の補修材が販売されています。
塗るだけで簡単に補修することが可能です。

・白華現象
ブロックの内部にある水分が蒸発するときに石灰と一緒になって表面に出てくることで、ブロックの表面が白くなってしまう現象です。
時間が経過することで雨などで自然に流れていきますが、美しさを保ちたい場合にはトイレ用の酸性洗剤を薄めて洗い流しましょう。

■ブロック塀を塗装する方法

ブロック塀を塗装することで、強度を上げたりデザイン性を高めることができます。

必要な材料としては、
・樹脂モルタル
・シーラー
・塗料
・ローラー
・ヘラ
・刷毛
となり、全てホームセンターで購入することが可能です。

次に手順を紹介しましょう。

①汚れを落とす
汚れが付いたまま塗装をしてしまうと、すぐに剥がれてしまう原因となります。
ホコリや泥は全て洗い流し、藻やカビがある場合には綺麗に取り除きます。

②目地を埋める
目地部分にモルタルを入れて補強し、ヘアークラックがある場合には一緒に補修します。

③養生
マスキングテープやビニールシートなどを使用して、塗料が付いてほしくない部分に養生を行います。
車や自転車などが近くに置いてある場合には、場所を移動させるか養生を行いましょう。

④シーラーを塗布する
シーラーを塗る目的は塗料の過剰な侵入を防ぐためです。

⑤塗料を塗っていく
塗料は最低でも2回塗りましょう。
広い部分はローラーで塗っていく、細かい部分や端っこは刷毛を使用します。
乾燥させた後に2回目を行い、しっかりと乾燥させます。
鎖骨ローラーを使用すると、凹凸ができるので自然な印象となるでしょう。

■塗装時の注意点

塗装方法を間違ってしまうと、すぐに膨れや剥がれができてしまいますので、塗料の注意事項などをよく確認しましょう。
特に気を付けるべき点は乾燥です。
ブロック塀は水を吸収しやすい性質を持っているので、しっかりと乾燥させてから塗装を行う必要があります。
汚れを落とす際に水を使用するので、必ず数日間は乾燥させておきましょう。

DIYでデッキは作れる?

自宅に大きなデッキがあると、そこで子どもやペットを安全に遊ばせることができますし、他にも広いデッキにテーブルや椅子を設置すれば、オシャレなオープンカフェのようにすることもできます。
また、屋根などをつけてサンルームにすることも可能なので、実用的にも優れています。
そんなデッキは他のエクステリアに比べてかなり大掛かりな施工になってしまいます。
そもそもDIYでデッキを作ることはできるのでしょうか?

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■デッキはDIYでも作れる!

かなり大掛かりなものになってしまうものの、デッキをDIYで作ることは可能です。
大変な理由としては、基礎部分をしっかりと施工しなくてはいけないことや、床や手すり、階段など作るパーツが多く面積も広いことなどが挙げられます。
一人では難しい部分があるので、複数人に手伝ってもらうか、もしくは無理をせず業者に依頼するようにしましょう。
床面積20㎡程度であれば、1週間以内には完成させることもできます。
デッキをDIYさせるために、スケジュールを作成するようにしましょう。

■デッキの構造はどうなっている?

デッキをDIYで作る前にまずはどんなデッキを作るのか、デザインや構造を決める必要があります。
そういった部分を決めるために、まずはデッキがどのようにできているのかを知っておくようにしましょう。

・基礎
デッキは素材として木材を使用することが多いため、通気性の良い独立基礎が使われることが多いです。
束石を等間隔に設置し、安定させるようにする必要があります。

・大引き
基礎の上に設置される大引きは、基礎と羽子板ボルトで結合させます。

・根太、端根太、側根太
根太は床板の下にあたる部分で、床材に対し垂直に設置していきます。
根太は2×6材が使われることが多く、またその間隔も45cmピッチが多いです。
端根太は根太に対し直角に取り付けた外枠で、側根太は根太に対して平行に取り付ける外枠になります。
端根太や即根太は補強材で固定されることが多いです。

・仕上げ材
仕上げ材はいわゆるデッキの床部分にあたるところです。
仕上げ材には耐久性の高いものがよく使われます。
あらかじめ仕上げ材に塗装しておくことで耐久性をアップさせることができるでしょう。

・階段や手すり
階段は外からデッキに上がってくる時に必要ですが、2~3段程度の階段で十分ですし階段を取り付けないというケースもあります。
手すりは床しかない状態だと子どもやペットがいる場合はデッキから落ちてしまう可能性があるため、手すりを設置した方が安全性を向上できます。
寄りかかっても倒れないようにしっかりと接合させるようにしましょう。

■デッキ作りのスケジュールはどう立てるべき?

構造がわかったところで、デッキ作りをどう進めていくか、スケジュールを立てていきます。

・基礎部分の施工
まずは基礎部分の施工から始まります。
地盤を固めておかないとデッキが沈下してしまい、傾きにつながってしまう可能性があります。
地盤を固めたら基礎を打つことになりますが、もしなるべく時間をかけないで施工を進めたいという場合は基礎を打たずに固めた地盤の上にブロック・束石を置く方法を取り入れると良いでしょう。

・外枠作成
基礎を作ったら端根太と側根太の外枠部分を基礎に接合させていきます。
水平になっているかチェックしながら行わなければならないので、半日かかってしまうこともあります。

・根太や大引きを設置する
外枠ができたら今度は根太と大引きを設置していきます。
こちらも水平になっているかチェックしながらの作業となるので時間がかかります。
特にデッキのスペースが広いという場合はかなり時間もかかってしまうでしょう。

・床板張り
仕上げ材を使って床を敷き詰めていきます。
塗装を行う場合、乾燥するまで使えなくなってしまうので床板張りの前に材料は塗装しておいた方が良いでしょう。

・手すりや階段の設置
デッキそのものができたら手すりや階段を設置していきます。
階段と手すりはそれぞれ半日程度で終わらせることができるでしょう。

スケジュールを立てる場合、デッキ作りは外での作業となるので雨が降ったり材料不足になってしまう可能性もあります。
雨が降ると作業も中断しなくてはいけなくなってしまうので、余裕を持ったスケジュールで進めていきましょう。
デッキの耐久性を高めるための塗料はいくつもあります。
特に耐久性だけではなく撥水性能の高いものを使うと汚れにも強くなってキレイな状態を一定期間は保つことができます。
木材の色味や特徴に合わせて塗料を選ぶと、よりデッキを長持ちさせることもできるでしょう。

DIYでデッキを作ることはできますが、範囲が広くなってしまうと一人で作るのは大変になってしまいます。
人に手伝ってもらう時は、構造やデザインなどは先に決めておき、友人や知り合いに手伝ってもらうようにしましょう。

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